自分だけのコミュニケーションツールで会話を盛り上げる

自分だけのコミュニケーションツールを持とう

 

「相手との共通点が盛り上がる」の項でも紹介しましたが、カバンに付けていたマスコットをきっかけに話題が盛り上がるといったことは、多々あります。特に、そのマスコットがユニークなものだったり、持っている人とギャップがあるものだったりしたら、話題に上がりやすくなります。

 

例えば、スーツでビシッと決めた紳士がビジネスバッグにリボンをつけたかわいい子猫のマスコットをぶら下げていたら、「?」と思います。あまりにもその一点だけ、場違いです。親しい人なら、「かわいいですね、どうしたんですか?」と話しかけたくなります。そうしたら相手は、「娘の手作り。父の日のプレゼントなんだ」と答えてくれるかもしれません。

 

このように相手が何か個性的なものや、楽しそうなモノを持っている場合は、「わっ!ユニークですね」、「どうしたんですか?」、「それ、何ですか?」などと、飛びつくことはマナーともいえるでしょうか。特に話題に困ったときは、このような「気になるグッズ」は、助け舟として大いに活用しましょう。

 

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それとは逆に、話題作りのために、あえて自分でユニークな小物を身につけるのもおすすめです。ビジネスバッグにご当地キャラのマスコットを付ける、カバンだと目立つので恥ずかしいという方は、携帯電話のストラップに使ってみましょう。また、打ち合わせノートの表紙にキャラクターのシールを貼っておくのもおすすめです。このような、ちょっとした話題作りのための仕掛けを施してみてはいかがでしょうか。

 

お年寄りは口が渇きやすいということもあって、外出時には飴を持っている人も多いですね。そして、知り合いや周りの人に「アメちゃん、いる?」と配ってコミュニケーションを取っています。時には、電車で乗り合わせた見知らぬ人にも、「どうぞ」とアメちゃんを渡す気さくな人もいます。このような人にとって、アメちゃんは大切なコミュニケーションツールとなっています。このアメチャンはお年寄りやオバチャンだけでなく、若くても結構使えるコミュニケーションツールです。このほかにも、フリスクやピンキーなどのタブレット型のミントの清涼お菓子などもおすすめです。

 

みんなで雑談しているときに、フリスクのタブレットを取り出して、一粒ふた粒手のひらにとって口に入れる。そうすると、興味をもってくれる人は案外多いものです。そうしたら、「昨日、夜更かししたから、眠気覚ましです」などといって、「どうですか?」と相手の手のひらにも数粒落としてあげましょう。「あ、私も持っています。気分転換にもいいですし、焼肉のあととかにもいいですよね」などと、話題が盛り上がることが多いのです。

 

「アメちゃんどうぞ」、「フリスクどうぞ」といって断る人は、ほとんどいません。断られたとしても、気にする必要はありません。「ミント味がどうしても苦手で……」という人もいます。また、フリスクの良い点は、すぐに口の中で溶けてなくなることです。パッと口にいれて、口の中で溶けてしまったら、「じゃあ、これで!」、「フリスクありがとうございました」などと、さっと話を切り上げて立ち上がることができます。

 

忙しいビジネスパーソンにとっては、アメちゃんよりも使いやすいコミュニケーションツールといえるでしょう。

 

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