スポンサードリンク

雑談を楽しく盛り上げるための話題ネタ集|話題に事欠かないテクニック

噂話は迂闊に話題にしない

人の噂話は、つい誰かに話したくなるのが人情です。
しかし、他人の噂話は迂闊に話すとあなた自身が損をしてしまう場合もあるので注意しましょう。

 

雑談であなたから噂話を聞いた人はその場では楽しむかもしれませんが、あなたのことを口が軽い人と思うかもしれません。
また、想像してないところで他人を傷をつけてしまう可能性もあります。

 

会社の秘密プロジェクトの内容や、ディープな男女関係、誰かの肉体的秘密、単なる悪口。
こういった噂話は話さない方が無難です。
一方、だれかのちょっとしたドジ、変なクセや習慣、本人も自覚しているキャラクターを笑える噂話は、場を盛り上げます。

 

相手を惹き付ける話題とは

ついつい聞き入ってしまう話題というのは、相手にとって有益性がある話題です。

 

例えば、サッカーに全然興味がない人に「インテルで活躍中の長友が昨日の試合で~」と話しても興味のない人には退屈です。
一方、サッカー好きな人にとっては「どうなったの?」と興味を引くことができます。

 

相手が興味のない話を延々と続けてないようにしましょう。
話題振りが苦手な方は、自分が話したいことよりも「相手の有益性」に注目して話題を選ぶようにしてみてください。

 

相手が興味があるものを知っている場合はその話を振ればいいでしょう。
相手の好みが知らない場合は、話を聞いているときの相手のリアクションをよく観察してみてください。
興味のある人は目が大きく開いて、身を乗り出し、あいづちも打ってくれるはずです。

 

お得な情報は多くの人の興味を引くことができるので、常に情報を仕入れておくと重宝されるようになります。

 

話題に困ったら失敗談

ちょっと恥ずかしいかもしれませんが、あなたの失敗談は誰もが楽しめる話題です。

「昨日終電を寝過してしまって。漫画喫茶に泊まって始発で自宅に帰りましたよ」
「同期かと思って後ろから肩組んだら部長だった・・・。」
「また告白失敗しちゃった!次フラられたら10連敗なんだけど!?」

 

こういう軽い失敗談は笑いを誘って場を和ませます。
自慢話や武勇伝を聞かされるのは退屈ですが、失敗談は人を楽しませます。
失敗談を話すことは、駄目な自分を見せる行為なので最初は抵抗があるかもしれません。
でも一度場が和む空気を味わうと、やめられなくなるはずです。
「私も似たような失敗をしたことがありまして」と相手も話してくれれば、心の距離がぐっと近づく効果もあります。

 

 

失敗談はどんどん話してほしいところですが、一点だけ注意点があります。
それは軽く笑い飛ばせるような失敗談を話すことです。
ちょっと馬鹿なことをして失敗してしまった話は、誰もが笑って受け入れてくれますが、深刻な失敗談は、聞き手を困らせてしまうので避けましょう。
犯罪を犯した、人を傷つけたというような話は相手に引かれてしまいます。
本当に親密な間で秘密を共有するような、限られたシチュエーション以外では、深刻な失敗談は話すべきではありません。

 

深刻な失敗談は人に話したくならないので大丈夫かもしれませんが、「恋人と別れた」「就職がうまくいかなかった」という微妙なラインも人によっては引かれてしまいます。
話して良いか悪いかは空気を読む必要があります。

 

確かに深刻な失敗談も相手に引かれさえしなければ、秘密の共有で相手との距離をつめることができます。
しかしリスクも高いため、避けたほうが無難でしょう。

 

「疑問形」で感じていることを素直に喋る

雑談に苦手意識がある人は、「今感じていることを素直に喋ってみる」のがおすすめです。
素直な気持ちなら、誰でも簡単に会話のきっかけが掴めます。
自分の感じていることを話すときにポイントが1つあります。

 

そのポイントは、断定的な言い方をせずに、相手に問いかけるように話すことです。
例えば、その日が秋晴れの晴天だったとします。
あなたが、「今日は、いい天気で気持ちがいいな」と感じたとしても、そのまま相手に話すと独り言のような印象を与えてしまうことがあります。
そこで、「今日は、いい天気で気持ちがいいですね?」と断定的な語尾にせずに、相手に問いかけるような疑問形に変えるのです。疑問形で話すのがポイントです。

 

「いいお天気ですね?」、「気持ちのいいお天気ですね?」と、必ず相手に問いかけるように話しましょう。
話す内容は何でもかまいません。
「今週は3連休で楽しみですね?」、「最近は電車の遅延が多いですね?」「さすがにこの時間帯は混み合いますね?」など、その場その場で自分が感じたことを、素直に相手に伝えてみましょう。

 

この話題の振り方だと、事前に何を話そうかと考えておく必要もありません。
その場その場で、感じたことを口にするたけなので、心理的な負担も少なくてすみます。

 

コミュニケーションに苦手意識がある人は「何か場違いなことを口にするのではないか」、「相手をシラケさせてしまうのではないか」など、自分が変に思われないかという緊張感があると思います。
そして、このハードルを下げる方法が、感じたことを相手に伝えるというコミュニケーションなのです。

 

例えば「今日はいいお天気で、気持ちがいいですね?」と会話をスタートして、相手が「そうですね」と答えるだけで、その話題が途切れたとしても、全然気にする必要はありません。
一旦、話題が途切れると、次に何を話せばいいの?と困ってしまうかもしれませんが、焦らなくて大丈夫です。

 

続けて、その場で感じたことを相手に尋ねる形で話題すればいいのです。
これを繰り返すだけで、いつの間にかお互いの間の距離が縮まり、会話もスムーズに進んでいったりします。
「雰囲気のいいお店ですね?」、「ここのコーヒー、おいしいですね?」、「年度替わりなので、お忙しいのではありませんか?」、「今日は電車が途中で10分も止まってしまって、待ち合わせに遅れないかと焦ってしまいました。お待たせしませんでしたか?」といった具合で繋げていってみてください。

 

自分の感じたことを口にすることで、相手は「この人は誠実な人なのだな」、「気を使って、一生懸命話しかけてくれているのだな」と、好感を抱いてくれることもよくあります。

 

感じたことを話す練習方法

一人でいるときに、頭のなかで感じたことをしゃべるシミュレーションを行うのもいい練習になります。
たとえば一人で電車に乗っているときに「今日は特別に混み合っていますね?」、外の風景をみながら「あそこに新しいビルが建設中ですね?」、「電車ではみんながスマホに夢中ですね?」など、感じたことを頭のなかで言葉にしてみましょう。
道を歩いているときも、同様です。「たんぽぽが咲いていますね?」、「そろそろ桜が、色づき始めましたね?」、「花見シーズンですね?」、「おしゃれなカフェがありますね?」などなど、自分が五感で感じたことを、頭のなかで言葉に変換してみてください。

 

自分で感じたことを意識的に言葉に変換することに慣れてきたら、いよいよ実際に、人との会話で試してみましょう。
これは、自分から話しかけるのが苦手な人に、試してもらいたい練習方法です。

 

相手から話しかけられたら答えるけれど、自分からなかなか話しかけられないという人は多いものです。
しかし、自分が感じたことを口にするだけなら、ハードルはそれほど高くはありません。
大勢の人前でプレゼンテーションしたり、相手に自分の要求を通すための交渉をしたりするわけではありません。

 

自分から話しかける練習

雑談に苦手意識がある人にとって、自分から話しかけるのには多少勇気が必要です。
そこで、取り組んでほしいのが、意識的に自分から話しかける練習です。

 

まずは1週間に1人を目標に、誰かに自分から話しかけてみてください。
同僚でも先輩でも、後輩でも、上司でも誰でもかまいません。
エレベーターに一緒になったときに、「おはようございます、今日は寒いですね?」
休憩室で誰かと顔を合わせたら、「今日は寒いから温かい飲み物がほしくなりますね?」
相手が、思うように返事をしてくれなくても、めげないで続けてみてください。

 

とにかく自分から話しかけることに体と気持ちを慣れさせましょう。
するとあるタイミングから、向こうから挨拶をしてくれたり、話しかけたりしてくれるようになるはずです。
話しかけるという行為は、こちらから相手に歩み寄って、心を開こうとしているサインで、相手を気にかけている行為です。
人は、自分のことを気にかけてくれる相手に対して悪い感情を抱きません。勇気をもって自分から話しかけましょう。

 

自分から話しかけることに慣れてきたら、さらにレベルアップを目指します。
次は、相手を誘う練習です。
まずは1カ月に1人を目標に、相手を何かに誘ってみましょう。
ランチ、お茶、仕事帰りの飲み、何でもかまいません。
まずは誘いやすい人から、誰を誘っても大丈夫です。

 

尊敬、憧れる人を誘ってみる

ある程度相手を誘えるようになったら、先輩や上司など、あなたが憧れる人をぜひ誘ってみてください。
自分と同じタイプの人と会話をするよりも、憧れの人からはたくさんの刺激を受けることができます。
誘ったら、自分から話しかけることを意識しましょう。
そして、相手の話にはしっかりと耳を傾けることを意識してください。
そうすることで、相手の魅力を身近に感じることができますし、相手の考え方や気配りなど、さまざまな学びが得られます。
自分とまったく正反対のタイプの人が、どのような発想をするのか、ふだん何を考えて行動しているのかなど、学ぶ点はたくさんあるはずです。
正直に、自分が引っ込み思案で悩んでいることを相談してみるのもいいでしょう。

 

尊敬する人と話すことで得られたことは、メモに残しておきましょう。
話した相手が1人、2人と増えていくにつれ、かけがえのない財産になるはずです。

 

まずは1カ月1人を目標に、これを半年から1年程度続けてみてください。
最初の頃に比べて、会話やコミュニケーションのスキルが飛躍的に向上したことを実感できるはずです。

 

同じ視界から話題を探す

話題を振るときに、突拍子もない話を振ってしまわない方法として、「一緒に見てるもの」を話題にすることが挙げられます。
例えば喫茶店で打ち合わせをしたとすると

 

あなた「はじめまして。よろしくお願いします。」
相手「こちらこそよろしくお願いします」
あなた「こちらの喫茶店はよく使われるのですか?」
相手「いいえ、私は初めてです」
あなた「私もです。雰囲気がレトロでいいですね」
相手「そうですね。落ち着いた感じでいいですね」

 

このように、一緒に見ている共通点に焦点を合わせると、話題を自然に振ることができます。

 

窓の外を見て「川が見えるんですね。安らぎますね」
イスを触って「なんだか、高級そうなイスですね」
メニューを見て「以外と安いですね」
塩のビンを手にとって「これ使いやすそうですね」

 

このように、目にとまったものに対して、一言コメントしてみるのです。
コメントのコツは、「普段あなたが目にしているものとの差、ちょっと気になった点を探すこと」です。
これも簡単に出来るようになる練習方法があります。

 

それは、1人ツッコミです。
普段から、思ったことを1人ツッコミするクセを付けましょう。
1人で喫茶店に行ったときでも

 

「このコーヒーカップ持ちやすいな」「このイス欲しいな」

 

と小声で独り言を言ってみてください。(あまり大きな声を出すと、変な人に思われるてしまうので気を付けてください)

 

また、なるべくポジティブな面をコメントするようにしましょう。
ネガティブな発言は相手を不快な気持にさせてしまいます。

 

この方法で話題を見つけられるようになると、雑談が驚くほど楽になります。
あらかじめたくさんの話題をストックしておくよりも、簡単なのでおすすめです。
話題は覚えておくのもいいですが、その場で探せるようになるとさらに自信になるはずです。

 

話題がなくなって困ったとき

話題がなくてもいくつか見つけ方を知っておくと、沈黙に対する恐怖がやわらぎます。
簡単なコツですので、是非覚えておいてください。

 

まずは、ちょっと前の会話にさかのぼって違った質問を見つけてみましょう。
新しい話題を見つけるより、ずっと簡単に話を続けられます。

 

また、相手の持ち物に注目するのもおすすめです。
洋服やアクセサリー、カバン、スマホなんでもかまいません。
相手としても身に付けているものを話題にしてくれるのは嬉しいものです。
気がつかれただけでも嬉しいものですし、褒められればもっと嬉しいはずです。
そこから相手の話が大いに広がることもあります。

 

他にも、景色から話題を拾うのもお手軽です。
外の景色だけでなく、電車の中ならつり革広告からも話題を拾えます。

「あのタレントさん、離婚するんですってね」
「あの会社潰れちゃいまいましたね」
「あの俳優好きなんですよ」

 

もちろん外の景色からも話題は見付かります。

「冬から春にかけてずいぶん日が伸びましたね」
「新しいマンションがどんどん建っていますね」
「なんか雨降りそうですね」

少し目を凝らせば話題になりそうなものに気付けるようになります。

 

レストランなら、お客さんや店員さんを話題にするのもいいでしょう。

「仲のいいご夫婦がいますよ」
「可愛い赤ちゃんがいますね」
「あのお客さんすごい荷物持ってますね」
「あの店員さんの働きっぷりはすごいですね」

 

どれも難しく考える必要はありません。
感想をそのまま話すだけでも話題の糸口になります。
周りを見て目に付いたことを口に出すだけです。

 

ポイントは独り言のように、さりげなくぼそっと言うこと。
それなら相手が興味が無い場合はさらっと流してくれて終わるので、相手に気を遣わせる心配もありません。

 

自慢話、武勇伝は絶対にしない

自分を良く見せたいと思うのは人情ですが、自慢話武勇伝は「絶対にしない」と肝に銘じておきましょう。
人の自慢話ほど退屈なものはありません。

 

それでも油断するとちょっとした自慢話をしてしまいがちなのが人の性です。
常日頃から気を付けて、気を付けすぐくらいがちょうどいいくらいです。

 

逆に人を楽しませるのが失敗談です。
間抜けなエピソードは相手を喜ばせることができます。
相手を楽しませて良い関係を築きたいと思ったなら、積極的に失敗談を活用しましょう。
相手にちょっとした優越感を感じさせてあげることもできまし、あなたに親近感を抱くはずです。
いくつか失敗談をストックしておけば一生の宝物になります。
失敗談の凄さを実感できると、日常生活でも「失敗が美味しい」と思えるようになって、行動力が身に付くおまけつきです。

 

失敗談を話してくれる人に対して、人は「楽しい人、愛すべき人」と感じてくれます。
なんだかんだ言って、人はほっとできる、三枚目に好感を抱くものです。


スポンサードリンク