話し方のコツ30選!会話がもっと楽しくなる基礎から実践まで
- 話す順番に気を付けよう
- 相手の興味を引こう
- 相手を飽きさせない話し方をしよう
- 面白いアングルで物事を捉えてみよう
- 身振り手振りを使おう
- ニッチな得意ジャンルを持とう
- ポジティブな感情は表に出そう
- ネガティブな感情は表に出さない
- 相手を自然に褒めよう
- 相手の話を覚えておこう
- 感謝と心配は相手に伝えよう
- 話の中に「数字」を使おう
- 困ったら合い言葉「か・い・わ」を思い出そう
- 相手に「刺さる」言葉を選ぼう
- 信頼される話し方のコツ
- 接続詞を使いこなそう
- 目線を上手に使おう
- あいさつから会話に繋げよう
- 話しやすい人になれる3つの方法
- 話しづらい人との話すコツ
- 質問されたときの返し方
- 例えて話そう
- 相手の名前を呼ぼう
- ストーリーを意識して話そう
- ポジティブに言い換えよう
- マジックフレーズを覚えよう
- 上手に断ろう
話す順番に気を付けよう
ダラダラ長く話すと聞き手はウンザリしてしまいます。
そのため話すコツは逆に、「一番面白いところから話す」ことです。
昔話の桃太郎で例えれば、「昔々あるところにおじいさんとおばあさんが~」ではなく、
「なんと桃から赤ちゃんが出てきたんです!」から始めます。
ニュースや新聞でも良く使われているテクニックで、こうすることで聞き手は「え!?」となって興味を持ちます。
詳しくはこちら:皆が間違えている話す順番とは?
相手の興味を引こう
聞き手の興味を引くのに大切なのが「意外性」と「有益性」です。
先程の桃太郎で言えば、「桃から赤ちゃんが生まれた」は意外性にあたります。
例えば相撲取りと子どもがぶつかって、子どもがケガをしたなら普通ですが、相撲取りがケガをしたとなれば、これも意外性のある話となります。
意外性はそれだけで聞き手の興味を引きます。
有益性は、聞き手にとって得する話、または聞いてるだけで楽しい話です。
お金が儲かる、ポイントで得をする、携帯代が安くなるなどは「得する話」です。
聞き手が野球ファンなら、野球の話だけで楽しいでしょうが、お得に観戦できる方法なら「有益性×2」、有名選手の隠れた秘密なら「有益性+意外性」になります。
詳しくはこちら:相手の興味を引く話し方のコツとテクニック
スポンサードリンク
相手を飽きさせない話し方をしよう
飽きさせないために、話は短ければ短いほど良いです。
面白いネタが手に入ると、オチは最後まで取っておきたくなるのが人情ですが、最後まで飽きさせないためには芸人のような話術が必要です。
そのため大切なのは前述した面白いポイントは始めに言うこと、そしてもう一つが「ディテールは思い切って削ること」です。
詳しくはこちら:つい聞きたくなる!相手に飽きさせない話し方のコツとは?
面白いアングルで物事を捉えてみよう
事実それ自体は面白くなくても、アングルを変えると話が面白くなることがあります。
奥さんの尻にしかれてます→かみさんが財布の紐握って財務大臣ならまだいいよ。うちは全権握られてるから総理大臣だよ。
私、婚活パーティで貰ってくれる人探します→私、TOB(株式公開買付)に踏み切ることにしました。
このように、時事ネタや流行りネタでアングルを捻ると話が面白くなります。
詳しくはこちら:面白いアングルで物事を捉えてみる
身振り手振りを使おう
政治家の方が身振り手振りを加えて、街頭演説をしているのを見たことがあると思います。
メラビアンの法則によると聞き手が話の印象を決めるのに、視覚情報が55%を占めると言われています。
有名な演説動画を意識して見ると、身振り手振りをよく使っているのが分かると思います。
そのため日常会話の中でも、身振り手振りを活用すると相手に伝わりやすくなります。
否定するときに顔の前で手を振る、なんていうのも簡単ですがとても効果的です。
詳しくはこちら:身振り手振りを使った会話術|上手な会話は見た目も重要
ニッチな得意ジャンルを持とう
ニッチは、「隙間」という意味です。
マーケティング用語で、「大企業が相手にしないような分野、あるはニーズはあるが小さい市場」のことをいいます。
会話の中でのニッチな得意分野というのは、「マイナーな趣味」と言い換えてもいいでしょう。
切手収集よりも「牛乳瓶のフタ集め」、スポーツ観戦より「昆虫鑑賞」の方がニッチです。
「え、何それ?」と思わせられる得意分野があると強みになります。
詳しくはこちら:ニッチな得意ジャンルがあれば勝てる
スポンサードリンク
ポジティブな感情は表に出そう
楽しい、嬉しい、面白いといったポジティブな感情が生まれたらどんどん口に出すことをおすすめします。
前向きな言葉は聞いてる側も気持ちいいですし、一緒にいる人が楽しんでくれると安心するものです。
恥ずかしいからといってポジティブな言葉を口に出さないのは、とても勿体ないことです。
詳しくはこちら:ポジティブな感情はどんどん表現しなきゃ勿体ないよ
ネガティブな感情は表に出さない
逆に辛い、嫌い、面白くない、といったネガティブな感情はグッと飲み込んだ方がいいです。
グチを聞いてウンザリした経験があるかもしれませんが、否定的な言葉は人を疲れさせます。
どうしてもネガティブなことを言いたければ、後述する「ポジティブに言い換える」といいでしょう。
恥ずかしいからポジティブなことは言わない、でもネガティブなことは言うでは、人が離れて行ってしまいます。
詳しくはこちら:ネガティブな感情はグッと我慢して飲み込むべし
相手を自然に褒めよう
褒められると誰でも嬉しい気持ちになります。
しかし見え透いたおべっかと捉えられれてしまうと逆効果ですし、自然に褒めるのは難しいものです。
褒めること自体が恥ずかしくて出来なくても、「気付いて声をかけてあげる」だけでも十分に同様の効果が得られます。
「髪切った?似合ってるよ」まで言えなくても「髪切った?夏っぽいね」
「バッグ買った?素敵だね」まで言えなくても「バッグ買った?春っぽいね」でも十分です。
気付いて声をかけてあげることが、自然に褒める入口です。
詳しくはこちら:褒めるのが恥ずかしいならこの方法
相手の話を覚えておこう
前回話したことをフィードバックしてあげると「あの話覚えてくれてたんだ」と嬉しくなります。
なので話をして印象的だったことは、スマホのメモ機能を使ってサッと残しておくことをおすすめします。
記録するだけでも記憶に定着しやすくなりますし、次会う約束があれば見返すこともできます。
詳しくはこちら:相手の話を覚えておくだけで、一枚上手の話し方が出来る
スポンサードリンク
感謝と心配は相手に伝えよう
楽しく話しを聞いてもらうには意識を「自分主体」から「相手主体」に向けることが重要ですが、なかなか難しいのも事実です。
そんなときのコツは感謝と心配を口に出して伝えること。
そうすると自然と意識が相手に向きます。
物を貰ったら「ありがとう。大事に使います」と感謝の言葉、外から来た人には「外は暑かったでしょう。冷房強めますか?」と心配の言葉、こういった言葉を口に出すようにしましょう。
詳細はこちら:感謝と心配を伝えるだけであなたも会話上手
話の中に「数字」を使おう
話は具体的であるほど、聞き手の頭の中でイメージが沸きます。
特に強力なのが、数字です。
「大きなステーキ」よりも「500グラムのステーキ」、「めちゃめちゃ太った」より「10キロ太った」の方が聞き手にインパクトを与えることができます。
「7つの習慣」「人は見た目が9割」などベストセラーに良く数字が使われているのも、同じ理由です。
詳細はこちら:会話に数字を入れてみよう
困ったら合い言葉「か・い・わ」を思い出そう
会話で大切なのは「か」(簡潔に)、「い」(印象に残るように)、「わ」(分かりやすく)です。
様々な話し方のテクニックは、結局このどれかにカテゴライズされます。
もしポイントが分からなくなったら、「か・い・わ」の言葉を思い出してください。
詳細はこちら:か・い・わの合言葉で恐いものなし!
相手に「刺さる」言葉を選ぼう
人によって「刺さる」言葉は違います。
アメリカのジョークでこんな話があります。
世界中の旅行客が乗った豪華客船が難破して今沈没しかけています。
助かるためには今すぐ海に飛び込んでもらうしかありません。
「海に飛び込んでください!」と言っても乗客は皆パニックで誰も飛び込んでくれません。
そこで、ドイツ人には「海に飛び込むのが規則になっています」、フランス人には「海に飛び込めば英雄ですよ」、日本人には「みんな飛び込んでますよ」と伝えたら皆飛び込んでくれた、という話です。
これはジョークですが、人によって響く言葉が違うというのを端的に表しています。
相手はどんな言葉が好きなのかを考えてから話すようにすれば、刺さる確率は徐々に上がっていきます。
詳細はこちら:その人にドンピシャの言葉で話そう
スポンサードリンク
信頼される話し方のコツ
信頼されるには、一つは自分のことばかり話さないこと。
人は自分の話を聞いてもらえて初めて「この人は私のことを分かってくれる」と思えるものです。
相手が今話したそうだと思ったら、話を譲るといった空気を読むことも大切です。
詳細はこちら:不思議と信頼される話し方のコツ
接続詞を使いこなそう
「昨日の夜に居酒屋に行ったんだけど、バーみたいに落ち着いた雰囲気で、店員さんがイケメンで、料理は美味しかったんだけど、イタリアンじゃなくて和食だった。」
よりも「昨日バーみたいな雰囲気の居酒屋に行った。しかも店員さんがイケメン!でも美味しかったけど、和食だったんだよね。本当はイタリアンが食べたかったな」のように一文一文が短い方が聞き手に伝わりやすいです。
そして短くした文章を繋ぐのは、「でも」「ちなみに」「ところで」といった接続詞です。
接続詞のレパートリーが増えると、文章を自由自在にくっつけることができるようになります。
詳細はこちら:接続詞マスターになれば会話マスターになれる
目線を上手に使おう
「目は口ほどにものを言う」という言葉があるように、身振り手振り同様目線も大事です。
例えば上目遣いで「好意」や「信頼」、目を逸らすと「退屈」や「不信」といった印象を与えます。
相手に伝えたいメッセージ、それに効果のある目線を覚えておけば、話に説得力を持たせることもできます。
詳細はこちら:目線を上手に使うテクニック
オウム返しを活用しよう
オウム返しは言われたことをそのまま繰り返すという基本的には「聞き方」のテクニックです。
ただしあなたが質問された場合は「話し方」のテクニックとして使います。
「趣味は?」と聞かれたら、「休日は読書ですね。田中さんは何してるんですか?」
というように、あなたが質問に答え終わったあとに同じことをオウム返しで聞いてあげます。
詳細はこちら:絶対にオウム返しするべき状況とは
あいさつから会話に繋げよう
「挨拶+一言」を意識すると、話が広がりやすいです。
「おはようございます、今日は良い天気ですね」とか「今日は暑いですね」で十分です。
「そうですね、洗濯物干してくれば良かったですよ」と自然に話が広がる可能性を作れます。
挨拶だけではなかなか話に繋がりません。挨拶で一声かけたタイミングは話しやすいので、是非一言追加してみてください。
詳細はこちら:あいさつを会話につなげる裏技
スポンサードリンク
話しやすい人になれる3つの方法
話しやすい人、話しかけやすい人になるためには
①挨拶をする、②機嫌よくする、③笑顔でいることが大切です。
機嫌なんかはコントロールできないと思うかもしれませんが、最初は「フリ」でいいんです。
機嫌の良いフリをしてうちに本当に機嫌が良くなってくる、というのは様々な偉人が言ってることでもあります。
そうすると自然と笑顔も出てきます。
詳細はこちら:話しかけやすい人、話しやすい人になるための3つの方法
話しづらい人との話すコツ
何を話しても反応が薄い人はいると思います。
その人と特に過去にトラブルがなければ、単に恥ずかしがっている可能性が高いです。
内心は声を掛けられて喜んでいることも多いので、もし仲良くなりたければ気にせず声を掛け続けると効果的です。
時間はかかりますが、徐々に話しやすくなってくるはずです。
詳細はこちら:話しづらい人と距離を詰める会話術
質問されたときの返し方
質問してくれた人は、あなたと話したがっています。
なので例えば先輩に「通勤は一時間くらい?」と聞かれたら
「はい、それくらいです」とか「いいえ、もっとかかりません」といった返事にさらに一言加えると、さらに話が広がりやすくなります。
「はいそれくらいですね。電車の中でスマホゲームやってます」とか「30分くらいですね。大学通学時間の半分になって助かってます」といった具合です。
質問には返事+一言を意識してください。
詳細はこちら:質問されたとき「はい」「いいで」だけで終わってませんか?
例えて話そう
例えて表現すると、分かりやすいうえ、笑いもとれるようになります。
芸人さんだとダウンタウンの松本さん、フットボールアワーの後藤さんは例えるのがとても得意です。
家電芸人の関根勤さんが、「液晶テレビとプラズマテレビどっちがおすすめですか?」と聞かれて、「それって、上戸彩さんと柴崎コウさんを比較するのと同じですよ。可愛いか美人かの違いで、どちらもすばらしいので自分の好みで選べばいいんですよ」と答えてました。
とても分かりやすく面白い例えです。
詳細はこちら:例える力を磨けば話は10倍伝わる|お笑い芸人も使う話し方のコツ
スポンサードリンク
相手の名前を呼ぼう
名前というのは、その人にとって唯一無二の存在で思い入れがあるものです。
なので課長を呼ぶときはきちんと「田中課長」と呼ぶべきですし、部下も「山田さん」ときちんと名前で呼ぶのが良いでしょう。
初対面の人同士の会話でも3回相手の名前を呼ぶようにすると、親近感が増すとも言われています。
あなたは最近、友達や恋人と話すときにきちんと名前を呼んでいますか。
最近呼んでないかもと思ったら、ちゃんと名前で呼んであげてください。きっと内心喜ばれるはずです。
詳細はこちら:名前を呼ぶだけで好かれる
ストーリーを意識して話そう
人誰もストーリーが好きなものです。
最近ストーリー形式のCMが多く出てきているのもその証拠だと思います。
例えば「分厚くて柔らかい美味しいチャーシュー」よりも
「世界一のチャーシューを作るために脱サラした店主がようやく辿り着いたチャーシュー」
の方がストーリーが入って食べたくなりませんか。
ストーリーの力を使えば話がどんどん楽しくなります。
詳細はこちら:話すときはストーリーを意識すれば聞き手が喜ぶ
ポジティブに言い換えよう
ネガティブな言葉が出そうになったら、そのままではなくポジティブな表現に言い換えて話しましょう。
ワガママ→リーダーシップがある
優柔不断→冷静
バカ→おちゃめ
といった具合です。
どんな言葉も二面性があるもので、探せば違う表現が見つかるものです。
無理やりポジティブな表現するだけで、笑いを取れることもあります。
詳細はこちら:「ポジティブ言い換え」を是非マスターしよう
マジックフレーズを覚えよう
使いやすいマジックフレーズをストックしておけばおくほど、会話が楽になります。
例えば「良い意味で」という言葉。
これをつけるだけで、どんな言葉もポジティブな意味を持ちます。
「あなたは中途半端」、「あなたは冷たい」では単なる悪口ですが、
「あなたは良い意味で中途半端ですね」といえば動きが早いニュアンスが加わりますし、
「あなたは良い意味で冷たいですね」といえばクールなニュアンスが加わります。
是非他にもマジックフレーズをストックしてみてください。
詳細はこちら:会話が盛り上がるシーン別マジックフレーズを覚えちゃおう
上手に断ろう
せっかくのお誘いでも気分が乗らなかったり、用事があったりで断らないといけないシーンがあると思います。
そこでの断り方によっては、もう誘ってもらえなくなるだけでなく、相手の気分を害してしまうかもしれません。
おすすめなのは少しオーバーに断ること。
「飲み会良いですね~!!(ノリノリ)・・・でも今日は母が家くるので行けないんです・・・(ションボリ)」
断る理由はなんでもいいですが、少しオーバーにやると憎めない感じになります。
断り方もいくつかレパートリーを持っておきましょう。
詳細はこちら:上手な断り方を身につけよう|誘いや提案をスマートにかわす方法