彼女からの相談の上手な乗り方|彼女の悩みの聞き方

男性と女性の違いを意識する

付き合っている彼女が相談を持ちかけてきたとき、まずは内容を把握する必要があります。
「ただ愚痴を聞いてほしい」「アドバイスが欲しい」
こういった彼女の気持ちによって、相談の正しい乗り方がわかってきます。

 

女性と男性では、脳の構造が違うというのは脳科学でも常識となっています。
男性の脳は、物事を合理的に考えるようにできているため、問題解決やアドバイスに走ってしまいがちです。
一方、女性の脳は協調性を重視し、共感を求める傾向にあります。
説教くさくなったり、ダメ出しのようになったり、自分の考えを押し付ける傾向が出やすいので注意しなければなりません。

 

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時にはアドバイスも必要

女性の相談には、とにかく頷いて相槌をうっていればいいと言われることもあります。
確かに愚痴の要素が強い相談であれば、頷いて相槌をうち、共感を示すことで、女性の気持ちを満たすことが出来ます。
ところが、的確なアドバイスを望んで相談してきている場合、頷いて相槌をうっているだけでは、女性は満足してくれません。
この相談は聞いているだけで良いのか、アドバイスが求められているのか、見分けられるようにアンテナを張りながら話を聞くようにしてください。

 

具体的な見分け方ですが、まず彼女の表情に注目してみてください。
答えが必要な深刻な相談であれば、表情がいつもと違うはずです。
表情以外にも、声のトーンや仕草などからも、深刻具合を察することが出来るでしょう。
いつもと様子が違って悩んでいるようであれば、あなたなりの答えを出してあげると安心するはずです。

 

答えを出すとしても、彼女の話は最後までしっかり聞いてあげましょう。
話の途中で腰を折ってしまうと、彼女の本当の悩みがわからないまま話が逸れてしまうこともあります。
相談してくる悩みは何なのか、彼女が求めている答えは何なのか、話が本質からズレてしまわないようにしてください。
怒っていたり、テンションが上がりきっていたりするときは、答えるよりまず聞くのが正解です。
女性脳特有の、聞いてもらってスッキリするという状態になれば、あなたの意見にも耳を傾けてくれます。

 

丁寧に相槌と質問をする

「彼氏はちゃんと話を聞いてくれない」という不満を持っている女性は、実はかなり多いです。
とはいえ男性側も悪気があって上の空で聞いているわけではなく、女性からの相談に慣れていないため、相談の乗り方がわからずにどこか話を聞いていないような反応になってしまっているケースも多いのです。
相槌が大事とは言え「うんうん」と繰り返しているだけでは、彼女からしたら相談に乗ってもらっているようには感じられません。
相槌を打ちながらも、的確な質問を合いの手のように加えることで、彼女の言いたい相談の本質を理解してあげましょう。
質問をして、話を掘り下げていくことで、彼女自身も気づいていなかった問題の本質にたどり着くこともあります。

 

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必ず答えを出す必要はない

男性は女性から相談されると「解決しなくては」「答えを出さなくては」と身構えてしまう傾向にあります。
しかし彼女の相談に乗ったからといって、必ず答えを指し示す必要はありません。
明らかに答えを欲している場合でも、一緒に考えてあげるだけで彼女は安心します。
また、結論となり得る選択肢を増やしてあげるだけでも十分です。
「僕はこう思うよ」「僕ならこうするかな」という、悩みが解消されるきっかけを与えてあげましょう。

 

彼女の相談中に絶対にやってはいけないこと

いくら付き合っている二人でも、人はそれぞれ考え方が違います。
自分の考え方と、彼女の考え方が必ずしも同じであるとは限りません。
なので自分の考えを押し付けるような言い方はしないように注意してください。

 

彼女を否定するような発言にも気を付けてください。
「そんな考え方だからダメなんだ」といった一言は、彼女を傷つけるだけでなく、今後のお付き合いまで左右しかねません。
アドバイスに応じなかったからと、不機嫌になるのもよろしくありません。
人はそれぞれ考え方が違うもので、相談したなら素直にアドバイスに従うべきと思うのはエゴです。

 

まずは彼女の気持ちに寄り添おう

冒頭に述べたように、相談に乗るときはし、彼女が何を自分に望んでいるのかを判断しなければなりません。
話をしたい、聞いて欲しい、答えが欲しい、アドバイスして欲しい、自分の中で整理が出来ない、などなど。
彼女の求めることに応じられるようにしてあげるのが一番です。

 

答えが見つからず一緒に悩んでしまった場合でも、親身になって相談に乗ってくれたその姿に感謝してくれるはずです。
まとまりのない話が始まったとしても、彼女の問題の本質に気付くのきっかけを与えてあげるだけでも相談して良かったと思って貰えるはずです。
彼女が怒っているか、困っているか、悲しんでいるか、感情まで察してあげられることが出来れば、彼女にとって頼れる最高の彼氏になれるでしょう。
相談があるときは、何かしらに悩みごとがあるときです。
好きな彼女が精神的に楽になれるよう手助けしてあげられるような、相談の乗り方を心がけましょう。

 

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