話題の変え方|自然と話を変える会話術
何度も聞いた話、愚痴や悪口、終わらない話など、自然と話を変えたいシーンはあるものです。
相手が上司など、目上の人だったりすると無下にできません。
難しいのが、話している本人が楽しくなってしまっているというポイント。
楽しいからこそ、饒舌になったり、熱がこもったりするわけで、その話題を変えるにはテクニックが必要です。
間違ってもやってはいけないのが、
・「その話は前に聞きました・・・」
・「話は変わるんですが・・・」
というようにこのように話をぶった切ってしまうことです。確実に相手の気分を害してしまいます。
上手く話を変えようと、
・「私も似た経験がありまして・・・」
・「今でた○○という言葉で思い出したんですが・・・」
というように一見相手の話から広がったように取り繕っても、「話を奪われた」と不機嫌になる人も多いです。
そこでおすすめな方法が、相手の話に興味を示したうえで、話の腰を折る方法です。
話の腰は折られても、興味を示してくれることが伝わると悪い気はしないものです。
また、あちこちに質問が飛んだとしても、無下にされません。
これを利用すると自然と話を変えることができるようになります。
興味を示したうえで、今話している内容ではなく、2~3個前に出た内容について質問をします。
興味を示さないと不快感しか与えないですが、興味を示していることがポイントです。
この質問は2~3回繰り返すと、相手が一方的に話すペースを崩すことができます。
そのうえで
「なるほど!あ、話の腰を折ってしまってすみませんでした。どうぞお話を続けてください」
と切り出すと、話のリズムが乱れて勢いもなくなっています。
上司「どこまで話したっけ?」
あなた「そういえば○○の話題でしたよね」
とサラリと次の話題、少し違った話題にすると、相手も気付かないうちに自然と話題を変えることができます。
例
(興味ないゴルフの話を変える場合)
上司「・・・だからフェアウェイに戻そうとしてね」
あなた「緊張の一瞬ですね!課長が行かれたのは○○ゴルフ場ですか?」
上司「あ、うん。そうだよ」
あなた「あそこは難しいコースと聞ききました。課長はよく行かれるんですか?」
上司「よくではないけど・・・年3回くらいかな?」
あなた「すごいです。いつか私も行ってみたいです。あ、話の腰を折ってしまってすみませんでした。どうぞお話を続けてください」
上司「あぁ。えーと何の話だったかな」