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「なぜ」「どうやって」を聞けば勝手に雑談は盛り上がる

「はい」「いいえ」で終わってしまうクローズドクエスチョンでは話が盛り上がりにくいので、「5W1H」を意識して質問をすることが望ましいです。
「いつ、どこで、誰が、何を、なぜ、どうやって」を意識することが大事なのですが、この中で特に効果的なのが「なぜ」「どうやって」を質問することです。
「いつ、どこで、誰が、何を」は情報を聞きだす質問なので無機質になりがちです。
一方「なぜ、どうやって」の質問は相手の人となりを引き出すことができるからです。

 

例えば、「高校時代に野球部のマネージャーをしていた」という話に質問する場合を考えてみましょう。
ここですぐ情報を聞きだす質問をしてしまう人がいます。
「野球部って何人くらいいたの?」「週何回練習あったの?」などです。

 

「野球部って何人くらいいたの?」
「20人くらいですね」

 

「週何回練習あったの?」
「週三日ですね」

 

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情報を聞きだす質問は単語で終わってしまう危険があります。
ツッコミどころがあれば雑談が盛り上がりますが、これだと矢継ぎ早に次の質問を用意しなくてはならなくなってしまいます。
なので「なぜ、どうやって」がおすすめなんです。

 

「どうして野球部のマネージャーになったの?」
と聞けば、話し手のストーリーに触れることができます。

 

自分のストーリーに興味を持ってくれる人は好感を持たれます。
「実は好きな先輩がいたんです」といった広がる話を返してくれる可能性もぐっと上がります。
その人の人となりが出る「理由」や「気持ち」に焦点を当てて質問するようにしましょう。

 

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