社長や上司との会話ネタ|偉い人と雑談するときのポイント

会社のトップである社長や人望がある上司は、雑談や会話のスキルに長けている人が多いです。
たかが雑談と思うかもしれませんが、顧客からニーズを汲み取ったり、同業者から新しいアイデアを得たりするのも入口は何気ない会話からだったりします。
社内で言えば、社員のモチベーションを上げることも、社内情報を集めることも、雑談が大変役立ちます。
そのため、社長や上司といった立場がある人達は、会話を大切にしている人が多いです。

 

そんな人達と会話するときのおすすめのネタ、雑談するときのポイントをご紹介していきます。

 

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社長や上司とのおすすめ会話ネタ

社長や上司と会話するときに使いやすいネタをご紹介していきます。

 

時事ネタ

ビジネスマンの王道はなんといっても時事ネタです。
ニュース、新聞、雑誌など様々な情報源でネタを集めておくといざというときに活用しやすいです。

 

出身地

プライベートな話の中でも、特に広げやすいのが出身地ネタです。
いきなり社長や上司の出身地を聞くのは失礼かもしれないと思うかもしれませんが、誰もが多かれ少なかれ地元への愛情を持っているので喜んで話してくれることが多いです。
もし共通の土地の話ができればそれだけで話は盛り上がるでしょう。

 

昔話

社長や上司の昔話、武勇伝があれば少しネタを振るだけで色々と教えてくれることもがあります。
今後の仕事に活かせる情報や、社内の意外な情報を仕入れることもできます。

 

社内情報

立場が上になるほど、社内で触れる情報が増えてくるので、部下の方が社内情報を持っていることはまずありません。
また上司しか得られないような社内情報を、気軽に部下に伝えるわけにもいかないので、情報交換とは言えないネタです。
とはいえ、もし現場にいないと分からないような情報があれば、会話のネタとして伝えることで社長や上司から感謝してもらえることもあるでしょう。

 

会話ネタを集めるときの情報源

目上の人と会話するときのネタ集めも、日々の積み重ねが物を言います。
どんな情報ソースからネタを仕入れればいいのか、おすすめソースをご紹介します。

 

新聞

ビジネスマンが新聞から情報を集めるなら「日経新聞」「日経産業新聞」がおすすめです。
最近は若い人だけでなく新聞を読まない人が増えています。
インターネットやテレビのニュースでしか情報を集めていない人も多いため、体系化された情報を知ることが出来る新聞を読めば、周りと差をつけることができます。

 

雑誌

ビジネスマンが雑誌から情報を集めるなら「プレジデント」「日経ビジネス」がいいでしょう。
週刊文春なども読んでおくと大衆的な情報も入ってきます。

 

テレビ

「カンブリア宮殿」「ガイアの夜明け」はビジネス情報が集まります。
健康ネタは「ためしてガッテン」、生活情報は「王様のブランチ」などもいいですね。

 

その他

これらに加えて、日ごろから読書する習慣を付けておけばいいでしょう。
読む本は自分の興味があるジャンルでOKです。
読みたくない本を無理やり読むほど苦痛な時間はありません。

 

日頃から情報を集めるには、スキマ時間を活用するようにします。
「毎日忙しいんだから、情報なんて集められない」と言う方でも、駅まで歩く時間、電車を待つ時間、移動時間など探せば何もしていない時間があったりするものです。
スキマ時間という金脈を掘れば、想像以上のリターンが得られるものです。

 

偉い人との会話は面接ネタが応用できる

例えば就職試験の面接では、志望動機、自己PR、入社後に希望する仕事、学生時代に学んだことなど、鉄板の質問があります。
他にも最近感動した映画、好きな音楽、変わり種で「あなたを家電製品に喩えるとするなら何ですか?」など「えっ?」と思うような質問で臨機応変な対応力をチェックしたりもします。
立場のある人達は人と面談する機会が多いので、日常会話でも似たようなことを聞いてくることがあります。

 

逆に言えば、面接で聞かれるようなことの答えを予め準備しておけば、会話のネタとして使うことができるわけです。
社会人になっても、臨機応変に対応できる柔軟性は、とても重要なポイントです。
そして臨機応変の一番大事なポイントは「準備をしていること」です。
この能力が伝わるのが雑談のときで、何気ない会話を交わしていても、その人のバックボーンは意外と相手に伝わるものです。
雑談で出世や進退が決まることはまずありませんが、上手くアピールできれば「あの社員は〇〇が得意だったな」「話しやすい子だったな」とチャンスが回ってくることもあるでしょう。

 

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人によって態度を変えない

人は集団のなかで、グループを作るのが大好きです。
今でも会社では社長派、専務派などの派閥ができているところも多いです。
学閥など出身大学ごとにグループが集まっているケースもあります。

 

「3人寄れば派閥ができる」という言葉がある通り、人がグループを作るのは自然なことともいえます。
派閥とはいかなくても、仲良しグループとそうでないグループ、上司と部下、良く話す人と全然話さない人が分断されてしまうのもよくあるケースです。

 

そんな中で、誰とでも同じ態度で接することができる人は、とても軽やかで自由で好印象を与えることができます。
専務や部長、課長、先輩、同僚、後輩、派遣社員、掃除のおばさん、文房具店の御用聞きの店員さんなど、誰とでも気さくに話せる人は、周りからとても好かれます。
一番大事なことは、「相手によって態度を変えないこと」です。
これさえ守れば極端な話、雑談が苦手でもなんとかなります。

 

社長や上司といった偉い人にも、後輩にも同じスタンスで接する。
頭で分かっていても、実際行動に移すのがとても難しいことですが、誰とでも自然体で話せる人は、上司に限らず部下にも信用と安心感を与えることができます。

 

例えば、お笑い芸人の今田耕司さんは、司会者として愛されていることで知られています。
今田さんが司会すると、ベテラン若手関係なく、出演者全員にまんべんなく話を振って番組を盛り上げます。
まさに上にも下にも同じように接しています。これが評価され愛される一番大きな理由でしょう。

 

逆に一番嫌われるのが上にはヘコヘコして、下に偉そうにする人です。
また、好きな人には優しく、そうでない人には冷たいというような依怙贔屓する人も嫌われます。
誰でも好きな人とは楽しそうに話しますが、嫌いな人とはなかなか楽しく話せないものですが、それをあからさまに態度に出してしまうのは社会人として損をしてしまうので気を付けましょう。

 

相手の立場や性格などに関係なく、誰とでも同じような態度で話せる人を目指しましょう。
話が上手な人でも、相手によって話す話さないを分けている人は、周りは違和感に気付くものです。
いくら話していて楽しい人でも「器は小さい人かも」と評価を下げてしまいます。

 

人望は、話の上手い下手より、誰とでも同じスタンスで話せるかどうかで決まるといえます。
誰とでも適切な距離をとりながら、同じ態度で雑談が出来れば人望が得られます。

 

大事なことは全員から好かれようとしないこと、八方美人を目指さないことです。
必要以上に相手との距離を縮めようとしないから、誰とも平等にオープンに接することができるのです。
そういう態度にこそ揺るぎなさを感じ、上司からも部下からも「ブレない人」という評価を得ることができます。

 

人望のある人というと、リーダーシップのある人というイメージがありますが、実は誰とでも分け隔てなく話せる人というのが一番大事なポイントの一つです。

 

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