挨拶のあとの一言で、挨拶後の雑談と会話が楽になる

挨拶のあとの一言で会話が広がる

人と会ったときに挨拶をするのは、人付き合いの基本中の基本です。小さい頃から「挨拶しなさい」と躾けられてきました。

 

友人はもちろんのこと、ご近所の知り合い、ちょっとした顔見知り、取引先や得意先、会社の上司や同僚、後輩、そして初対面の人とも、顔を合わせたら必ず挨拶です。

 

これは常識として、誰もが行っているでしょう。雑談は苦手だと思っている人でも、挨拶は必ずおこなっているはずです。

 

この挨拶のあとにほんの一言つけくわえるだけで、雑談のきっかけを作ることができます。ただし、「キッカケ」だけです。挨拶は雑談ではありません。挨拶から雑談へと発展させるためには、挨拶のあとが勝負です。

 

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「おはようございます」などの挨拶に続けて、「暖かくなりましたね」。これではまだ雑談としては物足りません。まだ単なる挨拶です。雑談に苦手意識がある人は、挨拶に続けて「暖かくなりましたね」と一言付け加えることが雑談だと思っている人もいますが、それは間違いです。このように認識している人の多くが、せっかくこちらから話題を出したのに、相手は「そうですね」としか言ってくれない。雑談が発展しないと悩んでいます。これは、話しかけではありません。挨拶なんです。

 

雑談とはこの後に付け加える、一言から始まります。例えば、道を歩いているときに知り合いとばったり会ったとします。「こんにちは」と挨拶しますね。これに続けて、何でもいいですから何か話しましょう。道に新しいお店がオープンしていたら、「あれ、新しいお店ができたんですね」と話しかけてみましょう。相手が「チェーンの居酒屋みたいですね」と返して来たら、「ここらあたりは若者向けの居酒屋が多いですね」、「そうですね、大人向けの落ち着けるお店があればいいんですけどね」、「あ、それなら駅の反対側に一軒、大人の隠れ家的なお店がありますよ」、「そうなんですか、知らなかったな」、「今度一緒に行きませんか、ご案内しますよ」「嬉しいな」。

 

このように一言つけ加えたことで、雑談へと発展しました。1分にも満たない会話ですが、このわずかな雑談で、相手があなたに抱く印象ががらりと変わります。お互いの距離が縮まって、「感じがいいな」と感じてもらえるのです。

 

いつも挨拶しかしない人でも、ほんのちょっと言葉を交わすだけで、あなたに対する警戒心が薄れ、逆に安心感や信頼感のようなものが芽生えます。

 

挨拶に一言付け加えるだけなら、簡単にできるのではないでしょうか。挨拶にプラス一言、これが雑談の基本形です。

 

 

挨拶のあとの一言を定型化する

A「こんにちは」
B「あぁ、こんにちは」
A「・・・・」
B「・・・・」

 

こんにちはの次の言葉が出てこないこと、ありますよね。
会話が続かないと悩んでいるなら、あいさつの次の言葉をルール化して決めてしまうのが効果的です。
定型化してしまえばいいのです。
アドリブで探そうとすると焦ってしまいます。
この際アドリブを一度諦めてしまいましょう。

 

話す内容をあらかじめ決めておくことで、会話を続けることができます。

 

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昨日の話をする

昨日共有した出来ごとがあるような、職場の同僚との会話なら、まずは「昨日の話」をしてみましょう。
「おはようございます」
「おはようございます」
「昨日は飲み会お疲れ様でした。あれから帰れたんですか?」
「はい、終電ギリギリでしたが・・・」
「そうですか。じゃあ今日は省エネでがんばりましょう」
「そうします(笑)」

 

こんな感じで、昨日その人に起きたことを話題にします。
トラブルがあったり、上司から怒られたり、忙しかったりしたことで構いません。
共通の出来ごとがあれば、あいさつに一言添えるだけで場の空気が和みます。
話題を探そうとして相手に意識を向けると、相手にもそれが伝わりお互いに親近感が生まれるという嬉しい効果もあります。

 

天気の話をする

「今日はいい天気ですね」
これだと明らかに話題がないことを露呈してしまう危険があります。
天気の話をするのは、「前日か今日天気に大きな変化があった場合のみ」がいいでしょう。

 

A「こんにちは」
B「あぁ、こんにちは」
A「昨日の台風はすごかったですね。無事に帰れましたか?」
B「それが電車が止まっちゃいまして・・・しばらく会社で時間潰してましたよ」
A「あ~・・・大変でしたね」
B「今日は台風一過で暑いくらいですね。」
A「本当、昨日と『足して割る2』してほしかったですよね」

 

こんな具合で、前日か当日に大きな天気の変化があった場合は、天気の話をすると決めてしまいます。
逆に、天気に変化が無い場合は、天気の話はしないと決めます。

 

電車の話をする

これも電車に大きな変化があったときだけします。

 

A「今日来るとき、また武蔵野線が止まってましたよ」
B「あの路線は風に弱いですからね」
A「今日は出張の予定は?」
B「ええありますが、他の路線なので大丈夫でしょう」
A「そうですか、影響がないとも限らないので、念のため調べてからお出かけになったほうがいいですよ。」
B「そうします。ありがとうございます」

 

電車なら運休情報、車なら渋滞情報。
貴重な情報になり得ますので、是非話題の候補にしてください。

 

共通の仕事の話をする

最近仕事でのやりとりがあった場合、使えます。

 

A「先日の会議では資料作成に協力いただき助かりました」
B「いえいえ、進捗を全てお任せしてしまい、こちらこそ申し訳ありません」
A「いえいえ。あの資料を見たうちの課長がもうベタ褒めでした。『うちの課にもああいう優秀な人材が欲しい』って」
B「いやぁ私一人で作った訳ではないので(笑)でもありがとうございます。」
A「今度資料作成のコツ教えてくださいね」

 

仕事のやりとりがあった場合、その話をすると決めてしまいましょう。
お互いの信頼関係が良くなる効果もあります。

 

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相手の変化を見つける

人は変化に気が付いてもらえるだけ嬉しいものです。
相手を見て何かしら気が付いたら、触れてみましょう。

 

A「あれ、痩せました?」
B「そうなんですよ。炭水化物ダイエットに挑戦してまして」
A「そんなに効果があるんですか!一段と男らしくなりましたね」
B「ありがとうございます。」

 

間違えても全然構いません。
触れるだけで「あなたのことをちゃんと見てますよ」というアピールになります。

 

A「あれ、痩せました?」
B「いえ、体重は変わらないんですが、髪型を変えたからですかね」
A「それでスマートに見えたんですね。その髪型も素敵ですね」
B「ありがとうございます」

 

日頃から相手の持ち物や、髪型をチェックする習慣を付けておくと、気が付きやすくなります。

 

自分の変化を提供する

相手の変化に気が付けなくても、自分の変化は提供できます。
プライベートの公開は、相手に親近感を与える効果もあるのでおすすめです。

 

A「実は前回お会いしたときより、3キロ太ってしまいまして(笑)」
B「え、そうなんですか?全然気が付きませんでした」
A「お陰でスーツが入らなくなってしまって・・・泣く泣くスーツ新調したんです」
B「それは大きな出費ですね(笑)」

 

自分の変化は気が付かないことはないので、ネタ切れしにくいのがいいですね。
恥ずかしいかもしれませんが、雑談で話題がなくて冷や冷やしなくて済むので、多いに開示してしまいましょう。

 

「昨日の話で何かできないかな」

「天気に変化はなかったかな」

「交通機関に動きは無かったかな」

「仕事のやりとりはなかったかな」

「相手の変化は無いかな」

「自分の変化を開示しよう」

 

この順番で定型化、ルール化してしまえば、会話が続かないことはかなり無くなるはずです。
アドリブが効かなくて落ち込むより、話す内容を決めてしまいましょう。
気持ち的に楽なのでおすすめですよ。

 

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