挨拶プラス一言で会話が楽になる|朝「おはよう」のあとの上手な一言

挨拶は会話の基本ですが、「おはよう」のあとに言葉が続かずに困ってしまうシーンもあると思います。
挨拶のあとに「プラス一言」を習慣付けると、会話が広がっていきやすいのでおすすめです。
こちらではそんな挨拶プラス一言で会話を広げていくテクニックをご紹介していきます。

 

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挨拶のあとのプラス一言で言うことを決めてしまう

「おはようございます」
「あ、おはようございます」
「・・・・」
「・・・・」

 

おはようのあとに言葉が出てこないで、少し気まずくなることありますよね。
そうならないようにするためには、あいさつのあとのプラス一言を最初から決めてしまうのがおすすめです。
アドリブではなく、話す内容をルール化してしまうのです。

 

1番目は「相手の変化」「自分の変化」がないかを探しましょう。
特に相手の変化は気付いてあげるだけでとても喜ばれるため、一番おすすめのプラス一言となります。
自分自身に変化についても、自己開示することで距離がグッと縮まります。
人間関係を良くする効果がある一言なので、まずは「お互いの変化がないか」を探すようにしましょう。

 

2番目に「変化」の話題がなければ、次に「昨日の共通の出来事」「仕事(勉強)」でプラス一言を探しましょう。
共通の話題ということが大切で、具体的な出来事や仕事(勉強)なら話も広がっていきやすいのでおすすめです。

 

3番目に「天気」、「交通」が使いやすいです。
これはお互い必ず毎日関わることなので、100%使える共通の話題となります。
ただし、話が盛り上がったり、広がったりという効果は薄めです。
プラス一言が何も思いつかなかったときは、天気か交通の話を最後の砦として使いましょう。

 

この順番でプラス一言をルール化すれば、あいさつだけで会話が終わってしまうことはほぼなくなります。
アドリブが効かずに気まずい思いをするよりも、最初から話す内容を決めてしまえば、気持ち的に楽なのでおすすめです。

 

以下では、それぞれのプラス一言をより具体的にご紹介していきます。

 

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相手の変化に触れる

相手を見て何かしら気がついたことがあったら、積極的に挨拶のプラス一言で触れてみてください。
誰かに変化を気付いてもらえるたというのは、嬉しいものだからです。

「おはようございます。あれ、少し痩せました?」
「そうなんですよ。いま炭水化物ダイエットに挑戦してまして」
「そんなに効果があるんですか。私もやってみようかな」
「肉は食べてもいいっていうのが私に合ってたみたいで」

 

という具合で相手の変化の話題は話が広がりやすいのでおすすめです。
例え間違えたとしても、プラス一言で触れるだけで「ちゃんとあなたのことを見てますよ」というアピールになるのでどんどん触れていきましょう。

 

「あれ、少し痩せました?」
「いえ、体重は変わらないんですが、髪型を変えたからですかね」
「それでスマートに見えたんですね。その髪型も素敵ですね」
「ありがとうございます」

 

というように間違えても違う方向に話が広がることもあります。
日頃から相手の持ち物や髪型をチェックする癖をつけておくと自然と挨拶プラス一言が出てくるようになります。

 

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自分の変化を伝える

相手の変化に気付けなくても、自分自身の変化は日々起こっています。
相手に聞いてもらいたい話があれば、挨拶プラス一言で自己開示するのもおすすめです。
プライベートな話をすることで、相手に親近感を与える効果があります。

 

「おはようございます。実はこのスーツ新調したんですよ」
「そうなんですか。素敵なスーツですね」
「実は今年に入って3キロ太っちゃいまして、前のスーツじゃキツくて」
「え、毎日会ってると全然気づかないですね。それは大きな出費でしたね」

 

このように単なる自慢話よりも、少しドジっぽい話の方が愛らしさが伝わるのでおすすめです。

 

共通の出来事に触れる

挨拶プラス一言で使いやすのは、相手と共通の話題です。
特に会社、学校どちらでも使いやすいのが、「昨日の出来事」「仕事(勉強)」の話。
イベントがある場合など積極的に触れてみましょう。

 

「おはようございます。昨日は飲み会お疲れ様でした。あの時間でも帰れました?」
「なんとか。終電ギリギリでした。少し寝不足です・・・」
「そうですよね。では今日は省エネで乗り切りましょう。フォローします」
「ありがとうございます」

 

このようなお互い共通のイベントがあったときは使いやすいですね。挨拶に一言添えるだけで場が和みます。
共通のイベントがなくても、共通の知人や、上司の話でも大丈夫です。

 

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仕事の話をする

仕事のやりとりがあった人との場合は、挨拶でも仕事の話をプラス一言するのがおすすめです。

 

「先日の会議では資料作成にご協力いただき、とても助かりました」
「こちらこそ、進捗を全てやっていただいてありがとうございました。」
「とんでもありません。あの資料を見たうちの課長がもうベタ褒めでした。『うちの課にもああいう優秀な人材が欲しい』って」
「いえいえ、一人で作った訳ではないので・・・。でも、ありがとうございます。」
「今度、資料作成のコツ教えてくださいね」

 

時々会う仕事関係の人とは、仕事のやりとりの話をすると決めておくとスムーズだったりします。
毎日会う同僚には、共通の知人の話、上司の話、忙しかった話などでもいいでしょう。

 

学校での会話ならテスト勉強の話、模試の結果の話など、同じように使うことができます。

 

天気に触れる

挨拶プラス一言が特に見つからないときは、天気の話が無難に使えます。
天気の話をするときにおすすめなのが、感想を一言付け加える方法です。
例えば春先の天気なら挨拶の後に

 

「気持ちのいい陽気ですね。花見にでも行きたくなりますね」
「雲一つない晴れですね。これで花粉が無ければ最高なんですが」

 

といった具合でプラス一言付けると、天気の話でも「取って付けた感」がなくなります。

 

また天気は単に無難な話題なだけでなく、特に天気に大きな変化があったときは以外と盛り上がれたりします。

 

「おはようございます。昨日の台風はすごかったですね。無事に帰れましたか?」
「それが電車が止まっちゃいまして・・・しばらく会社で時間潰してましたよ」
「それは・・・大変でしたね」
「今日は台風一過で暑いくらいですね。」
「本当、昨日と『足して割る2』ぐらいが丁度いいですよね」

 

このように、前日や当日に大きな天候の話題があったときは、最初から天気の話をプラスするのをルール化してしまうのもいいでしょう。

 

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通勤・交通情報を教える

交通や通勤の話題も、多くの人に関係ある話なので、天気と同じように挨拶プラス一言に使いやすいです。

 

「おはようございます。今日また武蔵野線が止まってましたよ」
「あの路線は風に弱いですからね」
「今日は出張じゃなかったでしたっけ」
「そうですね。でも他の路線なので大丈夫だと思います」
「一応影響がないとも限らないので、念のため調べてからお出かけになったほうがいいですよ。」
「そうします。ありがとうございます」

 

このように電車の運休情報、車の渋滞情報は貴重な情報ともなりますので、教えてあげると喜ばれたりします。

 

挨拶プラス一言で人間関係も良くなる

雑談は苦手だけど挨拶はできる、という方も多いのではないでしょうか。
挨拶は社会人の基本ですので、するのが慣習になっている部分もあります。

 

いきなり会話をスタートするよりも、挨拶を交わすことで、お互いに会話の扉が開いている状態になります。何か話をするには絶好のこのタイミングを活用しないのは勿体ないと思います。

 

挨拶のあとのプラス一言が全く浮かばなければ、最初は「良い天気ですね」「暖かくなってきましたね」だけでも十分です。
そこから話が広がって、人間関係が良くなったり、食事に行く約束をしたり、出会いが広がったりすることもよくある話です。

 

ほんのちょっと言葉を交わすだけでも、人は相手に対する警戒心が薄れて、安心感や信頼感を感じるものです。
挨拶の伝統は人間関係を良くするために先人達が考えたお手軽で便利な会話ツールだと思えば、この挨拶プラス一言の効果を活用しない手はありません。

 

 

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