ストーリー立てて話すテクニック|物語で会話する人の話は面白い
話をするときは、ストーリー立てて話をすることを意識してみてください。
物語、ストーリーは皆大好きです。
ストーリーを意識するだけで、驚くほど聞き手の反応が良くなるはずです。
例えば、以下の話の聞いて、どちらのラーメンを食べたいと思いますか?
A「行列が絶えない、安くて美味しいチャーシュー麺にこだわった人気のラーメン屋」
B「チャーシュー好きが高じて脱サラした店主が作る、チャーシューが話題の人気のラーメン屋」
おそらく、Bのチャーシューの方が気になって、行きたくなるのではないでしょうか。
Aの話は、「行列、安い、人気」といった、いわゆる情報だけがを詰め込まれていますが、ストーリーがありません。
一方、Bは情報を全て削った代わりに、「仕事をやめちゃうくらいのチャーシュー」といったストーリーが一本入っています。
ストーリーの強みは、聞き手の頭の中に映像が浮かぶことです。
その映像こそが、一番相手の感情を動かすことができるのです。
「チャーシュー好きが脱サラしてまで作ったチャーシューってどんな味なんだろう。」
「仕事辞めるほどチャーシュー好きなマスターってどんだけ(笑)」
などなど、様々な感想が浮かべば、聞き手は退屈しなくなります。
人間はストーリーが大好きです。最近はストーリー立てたCMが増えているのもその証拠です。
こどもに何かを教えるときには、絵本を読んであげるのが効果的です。
「嘘はついたらいけません」としつけるより、『オオカミ少年』を読んであげた方が、何倍も響くはずです。
結婚式での友人代表スピーチでは、新郎新婦の人となりが分かるストーリーを一本入れるだけで話が締まります。
友人が優しいと伝えたいなら、「溺れている犬を飛び込んで助けた」的な物語があれば最高です。
このように物語やストーリーは、相手を飽きさせず、感情を揺さぶることができる大事な要素です。
何かを話すときは、是非ストーリーを意識して話すようにしてみてください。
それだけで相手の反応がとても良くなるはずです。
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