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目的を決めて質問すれば、自然と雑談は広がっていく

話が苦手な人の特徴として、話が伝わらないことが挙げられます。
話が伝わらない原因は「なぜその話をするのか。その目的を決めてない」からです。
ゴールが分からないので、聞き手も訳が分からなくるんです。

 

「この話はこの結論が言いたい」
「このオチで笑わせたい」
という明確な目的持って話すようにしましょう。

 

この目的は自分が話す場合でも必要ですし、相手に質問する場合にも必要です。
「相手のプライベートな趣味を聞こう」
「家族構成を聞こう」
と明確な目的を持って質問すれば、話が広がっていきます。

 

明確な目的もなく、ただ沈黙を恐れて質問してしまうと、お互いに疲れる結果になります。
A「休日は何しているんですか?」
B「毎週草野球してますね」
A「チームは何人ですか?」
B「20人くらいですね」
A「何時間くらい練習するんですか?」
B「2時間くらいですね(興味ないでしょ・・・?)」

 

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こういう単発の情報を聞きだす質問は、詰問されているようで答えている側も楽しくありません。
本当に相手のプライベートを知りたいと思って聞けば、質問も変わってきます。
A「休日は何をしているんですか?」
B「毎週草野球してますね」
A「へぇ草野球!健康的ですね!始めるきっかけがあったんですか?」
B「実は私の家族全員が野球好きで。妻と子供と野球観戦をたまに行くんですよ」
A「家族共通の趣味なんて素敵ですね。羨ましい。ひいきのチームもあるんですか?」
B「私が巨人ファンで、妻が阪神ファンなんで、実は大変なんです(笑)」

 

目的を見失わず、興味を失わない様に話せば、話し手にそれが伝わります。
この会話例では、質問の焦点が全て相手のプライベートに関係していて、ブレていません。
話が徐々に広がっていく感があるので、雑談も自然と盛り上がるでしょう。

 

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