人の話したことを覚えている人になる|人の話を覚える方法
人の話を覚えている人は、相手を喜ばせることができ、会話も上手くこなすことができます。
人は強烈な印象がないと何事も忘れてしまうので、ほとんどの人は他人の話をあまり覚えていません。
これを逆手に取って、人の話を意識的に覚えておくと周りと差をつけることができます。
こちらでは人の話したことを覚えている人になる方法、人の話を覚える方法をご紹介していきます。
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人の話を覚えている人とは
「飼っているグッピーは元気ですか」
「来年から娘さん小学生ですよね」
「痩せましたね。前におっしゃっていたバナナダイエットが成功したんですか」
「そういえば、沖縄旅行はどうでしたか?」
このように、人の話を覚えておいて「そういえば○○ですよね」「この間おっしゃっていた○○は、その後いかがですか?」と話をするだけで、「覚えていてくれたんだ」と相手を感動させることができます。
また、相手の言葉以外に外見や身に付けていたものを覚えておくと、「先日のスーツも素敵でしたが、今日のカジュアルな服装もいいですね」と、気の効いた会話をすることもできます。
人の話を覚えておくと雑談が盛り上がる
このように、「この前、○○についておっしゃっていましたよね」などと、前に交わした会話の内容を取り上げれば、相手は「そんなことまで覚えていてくれたのか」と嬉しくなります。
「相手の話を覚えている」ことを伝えることは、あなたに興味がありますとアピールするの同じです。
心理学で返報性の法則というものがありますが、人は自分に興味を持ってくれる人に対しては、自分も興味を持つものです。
相手との距離をぐっと縮めたいなら、雑談のなかで相手が以前話してくれた話題を振ってみてください。
驚くほどの効果を実感できるはずです。
とはいえ雑談で得られる情報は些細なもので、話が終わったらほとんどの内容を忘れてしまうのが普通です。
なので、相手の言葉を一言一句、聞き逃さないように覚えておく必要はありません。
何となく頭に残っていたキーワードを取り上げるだけでも十分です。
「マラソン好き」「サーフィン好き」「奥さんが京都の人」
など無理せず覚えている一言を取り上げるだけも大きな効果があります。
相手にとっては「自分のことを気にかけてくれている」こと自体が嬉しいものなのです。
覚えているキーワードを振るだけで、その相手だけへの特別な一言になります。
その一言だけで、相手はあなたに今まで以上も親近感を抱いてくれるはずです。
雑談は忘れるものだからこそ、覚えているだけで他の人と差別化ができます。
「この間、箱根旅行行くっていってましたよね。どうでしたか」というような簡単な質問でも、「誰も箱根旅行に触れてくれなかったけど、この人だけは質問してくれた」ということもよくあります。
相手が喜んで話してくれれば、自然と雑談も盛り上がります。
覚えていた一言で、さらに記憶を呼び戻せる
また、雑談で覚えたキーワードは、二人の共通の記憶を呼び寄せる手がかりにもなります。
A「娘さんそろそろ小学生ですよね」
B「ええ、今年の4月から小学一年生です。出費がかさんでまたお小遣い減らされちゃいましたよ」
A「そういえば、お小遣い制で大変だっていってましたよね。旨くて安い居酒屋見付けたので、今度どうですか」
A「お財布にやさしいなら是非いきたいですねー」
などと、覚えてているキーワードから話を繋げいてくと、過去の話を思い出すきっかけができて、久しぶりに会ってもつい昨日会ったばかりのような親近感を相手に与えることができ、相手との旧交を温めることもできます。
自分が話したことを覚えてもらえると、ささいなことでも嬉しいものです。
覚えていてくれているだけで、「この人は自分のことに見てくれている」と好感を得るものです。
人の話を覚える方法
人の話を覚えておくには、相手の情報をちょこっとメモを残しておくといいでしょう。
そして次に会う前にメモを見返して、「そういえば~」と話を振ってみましょう。
特に趣味など相手が楽しそうに話していたことは、意識的に記録しておくことをおすすめします。
この人は野球好き、この人は釣り好き、などの情報が集まってくると、ぼんやりテレビを見ているだけでもアンテナが貼られて情報をキャッチできるようになるからです。
そこでキャッチした情報を「昨日、巨人勝ちましたね」「釣り番組で穴場の釣り場がやってましたよ」と話をするだけで、覚えくれた上に好きな話という鉄板の話題を振れるようになれます。
談で相手との距離を縮めたいときに、以前した話を話題に取り上げてみましょう。
たとえば、以前の雑談で、次の連休に箱根に旅行に行くという話がでていたことを覚えていたら、「箱根はいかがでしたか?」と話題にあげてみましょう。
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