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天気の話題の広げ方と返し方

誰かを話すときは、最初は当たり障りのない天気の話題を振るのが良いと良く言われます。
でも、「今日は良い天気ですね」「雨が降りそうですね」と言われた相手が「そうですね」と答えて、それで話が終わってしまった経験はありませんか。
話が広がらない理由は、まさに当たり障りがないからです。
答えの選択肢が多すぎると、相手もどんな反応すればいいかが分からなくなってしまいます。

 

天気の話題を振るときはいくつかポイントがありますので、こちらでは天気の話題と広げ方と返し方をご紹介していきます。

 

天気の話題+自己開示

当たり障りなさすぎて話が広がらないなら、当たり障りのある、しかも相手に答えを考えさせないことを天気の話題に付け加えましょう。
まずおすすめなのが、あなた自身の情報の自己開示です。

 

「今日は良い天気ですね。」
+「たまった洗濯物を一気に干して来たので、早く乾いてほしいんですよね。」
+「明日は子どもの運動会なので、このまま天気が持つといいんですが」
+「実は花粉症がひどくて。・・・今日は一杯花粉飛んでるのが分かります」

 

「今日は雨が降るそうですね」
+「新しく買ったお気に入りの靴が濡れると困るんです」
+「天然パーマなんで雨が振ると大変なんですよ」

 

「明日は雪らしいですね」
+「雪を見るとこの年になっても興奮してしまうんです。」

 

これだけでも相手はあなたの情報が分かるので、
「洗濯物が溜まるってことは一人暮らしですか」
「その髪の毛天然パーマだったんですね」
「確かにおしゃれな靴ですね」
「お子さんはおいくつなんですか」

といった具合で、相手も返しやすくなります。

 

もしも相手が話を広げてくれなくても、更に自分から
「お日様に干した選択物の匂い好きなんですよね。ずっと嗅いでたいです」
「昔はこの天然パーマが嫌だったんですけど、この年になるとボリュームが出てありがたいです」
「この靴、奮発して買ったんですが、ちゃんと高そうに見えます?」

などと自己開示し続けることで、話を途切れさせずに広げることもできます。

 

反応が返ってこなければ「○○なんでしょうね」

相手から反応が返ってこなければ、一呼吸おいてまた自己開示すれば話を広げることができます。

 

「しばらく雨が続くようですね。私Yシャツを5着しかもってないので、洗濯物が乾かないと困るんです」
「そうなんですね」

 

「靴なんてこれ1足だけなので、濡れたら乾かすのも大変なんですよ」
「なるほど」

 

「冬物スーツも1着だけで。これ濡れたら、寒いのに夏物引っ張り出すしかないんです」
「大変ですね」

 

ここまで話せば話が広がっていくものですが、話が全然広がらない場合は、相手が話したくない可能性もあります。
無理せずに話を終えるのも手ですが、なかなか話を広げてくれない相手には
「○○さんはお洒落だから、雨が続いても、着ていく服に困ることはないんでしょうね」
とあなたから相手に話題に関連した質問をするのも効果的です。
「でしょうね」でぼんやりと質問するのがポイントです。
ぼんやりした質問だと、相手は必ず答える必要がないので逆に反応しやすくなります。

 

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