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会話のコツはまず空気を読む!空気が読めない人にならないために

空気を読むのは難しい?

 

すべてのコミュニケーションに求められるのが、空気を読むことです。一昔前にKYという言葉が流行りました。Kは、空気。Yは、読めない。KYは空気が読めない人を指す言葉です。この言葉からもわかるように、現代のコミュニケーションでは、その場の空気を即座に読み取る能力が重要だと誰もが感じています。

 

あなたは、ふだんのコミュニケーションで、常に空気を読んでいるでしょうか? 空気を読もうとしていたとして、正しく空気が読めているでしょうか? そして、正しく空気が読めているとして、その空気に沿った話をしているでしょうか?

 

すべての疑問に「はい」と応えられる人は、案外少ないのではないでしょうか。空気を読むことは大切という認識があっても、正しく空気を読んでその流れを乱さない能力を持つ人は、それほど多くはありません。

 

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しかし、空気が読めなければ、どれだけ話術が巧みでも良好なコミュニケーションは期待できません。場の空気は刻一刻と変わっています。それはまるでアドリブの即興が続くジャズの演奏のようです。

 

常に変わっていく空気にうまく乗って、その場の状況に合わせて臨機応変に会話をしなければいけません。場の空気を読まない発言は、どんなにおもしろい話題であっても、笑いは取れず、相手の心に届かないことでしょう。

 

空気が読めれば、リラックスできる

 

空気を読むことの大切さは、テレビのバラエティ番組を見ていてもよく分かるのではないでしょうか。売れっ子のお笑いタレントは、誰もがその場の空気を読むことに長けています。

 

場の空気に合わせたアドリブを言ったり、気の利いたコメントを付け加えたり、その場の空気を即座に読み取って、場を盛り上げています。お笑いタレントに求められる資質として、笑いのセンス以前に、「空気が読めること」が必要であることがわかります。

 

場の空気が読めるようになると、コミュニケーションがとてもスムーズに進みます。空気が読めない人は、航海図を持たずに海を渡るようなものです。今自分がどこにいるのかわからない、どこに行こうとしているのかわからないという不安に常に苛まされます。

 

しかし、その場の空気を読み取ることができれば、航路通りに海をすべるように渡っていくことができます。どこを通ればいいのかわかっていますから不安感はなく、リラックスした状態で会話ができます。このようにリラックスした状態は場が和み、笑いも起こりやすくなるのです。

 

逆に、どれだけ笑いのセンスが高くても空気が読めなければ、そのスキルは全く生かされないといえるでしょう。

 

空気を読むとはどういうこと?

 

空気を読むことが大切だと説明してきましたが、ではどうすれば上手に空気を読むことができるのでしょうか。

 

逆の立場である「空気の読めない人」について考えると、「空気を読む」とはどういうことなのかが見えてきます。

 

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たとえば、チームプロジェクトの立ち上げで、みんながプロジェクトの成功を望んでいる場合、Aさん「じゃあ、今日は親睦を深めるために飲みに行こうか」、Bさん「飲みながら、今後の方針について話したいですね」、Cさん「初顔合わせの人もいますから、飲み会で顔と名前を覚えていきましょう」Dさん「私、お酒飲めないので帰ります」。その場にいた人はこう思ったことでしょう、「Dさんは空気が読めない」。

 

コレでは、プロジェクト立ち上げで盛り上がっていた空気が台無しです。

 

空気が読めない人でよくあるのが、このように空気流れをぶった切ってしまうことです。

 

会話はジャズのセッションのようにアドリブの連続で、その場の空気はメロディーのようにどんどん流れていきます。言い換えると、場の空気は参加している人が、どのような目的をもって、どこへ行こうとしているのかという流れです。

 

先程の例の場合では、チームプロジェクトのメンバーが、チームの親睦を図ることを目的に、飲み会をしようという流れを作っていました。しかしDさんが、このような流れを読めずに、「私は帰ります」と、流れをぶった切ってしまったのです。

 

うまく空気を読むためには、まずはその場に参加している人がどのような人なのかを観察しましょう。そうすることで、参加者に共通する価値観がある程度わかるはずです。そうすれば価値観から外れた発言をして、空気が読めないと非難されることが少なくなります。

 

極端な例ですが、お葬式に参列していて、ギャグなどのお笑いを披露したら空気が読めない人としてつまみ出されるでしょう。

 

空気の流れは、その場に参加している人のなかで、最も影響力が強い人を中心に作り出されるのが一般的です。その人を中心に、参加者一人一人がどのような立場にいるかを理解できれば、空気の流れが見えてくるのではないでしょうか。たとえば、ワンマン社長が社員を招いて新年宴会をするとします。場の主役は社長です。社長に追随する部下たちが、それぞれ社長がいい気分でお酒が飲めるように場を盛り上げようとしたり、ヨイショをしたりしていることでしよう。たとえ、「新年宴会に出たくない」と思っていても、誰もそれを顔に出さずに楽しんでいるフリをしているはずです。このような状況で、自分だけふてくされていたり、会話に参加しなかったりしたら、たちまち空気が読めない人の烙印を押されてしまうことでしょう。

 

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空気を読むための武器は「洞察力」

 

空気を読むためには、その場に参加している人がどのような人なのかを知ることが大切だと説明してきました。そのために何よりも大切なのが、「洞察力」です。相手をしっかりと観察し、相手の心理を洞察することで、空気が読めるようになります。洞察力とは注意深く観察して、目に見えない情報を読み取る能力です。

 

場にいる人が何を目的に話しており、話の展開をどこへ持っていこうとしているのかを判断するためには、しっかりと洞察する必要があります。

 

相手の話している内容だけでなく、声の調子や表情、しぐさなどもしっかりと観察しましょう。話している内容だけでは伝わらない、さまざまな情報が得られます。たとえば口元は笑っているけれど、目が笑っていない場合、気分を害していることがわかります。テーブルを指でコツコツと叩きながら話を聞いているなら、話が長いとイライラしているのかもしれません。

 

洞察力の鍛え方

 

洞察力を鍛えるためには、五感をフルに使って周囲や相手の状況を観察することが大切です。特に「見る」、「聞く」、「感じる」ことを意識しましょう。

 

「見る」場合は、相手の表情や視線、姿勢、しぐさなど。「聞く」では話の内容はもちろんのこと、話しているときの声の調子、テンポ、呼吸、相手が好んで使う言い回し、ネガティブな言葉とポジティブな言葉のどちらを多く使うかなどです。

 

また、相手の変化も見逃さないようにしましょう。最初は厳しい表情をしていたが途中から笑顔になった、最初はリラックスした雰囲気だったのに途中から腕組みをして考え込む表情になったなど、大きな変化はわかりやすいですね。

 

空気が読めない人に共通する欠点

 

空気が読めないのは、観察力や洞察力が足りないからです。これらのスキルが足りない理由としてあげられるのが、「関心が自分に向かっていること」です。

 

話しているときに、「相手から自分がどう思われているか」、「次に何を話そうか」など、意識が相手ではなく自分に向かっている場合、観察もできませんし、洞察力もはたらきません。

 

空気を読める人になるためには、自分へ向ける意識を手放すことです。会話をするときは「相手からよく思われる」ことよりも、「相手が、今何を感じているのか」に最大限の注意をはらいましょう。

 

「相手が、今何を感じているのか」を知るためには、相手を観察し、観察結果から相手の感情を洞察するしかありません。自分へ意識を向けるヒマがあるなら、相手へ意識を集中させてください。

 

これだけで、空気が読めない人から脱却できるはずです。

 

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空気が読める人は話題に困らない

 

相手をしっかりと観察できるようになれば、話題作りに困ることもなくなります。初対面の人と話すとき、共通の話題がなくて何を話せばいいかわからないケースも多いものです。また、普段から親しくしている人でも、一つの話題が終わった後に、次に何を話せばいいのか悩むこともあります。

 

このようなときでも、相手のことをしっかりと観察していると、話題のネタがたくさん転がっていることに気づくでしょう。たとえば相手の持っている文房具やバッグ、ネクタイやスーツ、靴などのファッションなどから気づいたことを話題にすればいいのです。

 

例えば、「その腕時計、文字盤がユニークですね」とか、「おしゃれなペンケースですね、日本ではみかけませんがどちらの製品ですか?」とか、「ダンディーな靴ですね。靴がおしゃれな男性に憧れます」など、その人について何でも話題にすればいいのです。

 

別に自分からは言わないけれど、ひそかにこだわっていたことやお気に入りの身の回り品を褒められたら、誰だって嬉しく思います。こんなに細かなところまで目配りをしてくれたんだと感激して、話題は弾むはずです。

 

このように、相手のことをしっかりと観察することは、心を開いてもらうためにもとても大切なことなのです。

 

女性が、「髪型を変えたのに、彼がぜんぜん気づいてくれない」と嘆いているのを耳にしたことはありませんか? いつも会っている同僚やお得意先の担当者が、髪型を変えたりしていたら、「似合いますね」、「雰囲気がかわりましたね」、「あ、髪型変わったんですね」など、一声かければ好感度が上がるはずです。このように、人は自分に対して関心を寄せてくれる人に好感を持つ傾向があります。

 

ほんの小さなことでもいいですから、相手をしっかりと観察して、変化があれば話題にしましょう。これだけで相手との距離がぐっと縮まります。

 

目配りと気配りができる人は空気が読める人

 

目配りとは、細かなところまで注意を払うことです。目を相手に配る、つまりしっかりと見ることです。

 

気配りとは、目配りをして相手が何を求めているのかを瞬時に察知して、言われなくても行動に移すことです。言われてから行動するのでは、気配り不足です。たとえば、相手が寒そうにしていたら部屋の温度を上げたり、温かい飲み物を出したりするなど、目配りをして相手の望みどおりの行動をジャストタイミングで行える人は、気配りのできる人です。

 

このような人はビジネスはもちろんのこと、プライベートでも、みんなから頼りにされることでしょう。

 

目配り・気配りができる人は、空気が読める人です。

 

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空気が読める人は聞き上手

 

コミュニケーションの基本として必ず言われるのが、「聞き上手であれ」ということです。営業職でのセールストークなどでは、商品を売り込もうとして自分だけが一方的にしゃべってしまうこともあります。しかし営業マンとして成功している人の大半が、聞き上手の人です。話を聞かないと、相手のニーズがわからないことはもちろんですが、それ以外にも聞き上手には大きなメリットがあります。

 

それは、相手から好かれることです。誰しも自分が主人公になりたいものです。ですから、人に自分の話を聞いてもらいたいと思っています。相手を気持ちよくさせるためには、相手にしゃべってもらうことが一番なのです。

 

空気が読める人になるために、聞き役にまわるときには、次の点を心がけましょう。まず、話に耳を傾けて、相手の情報をしっかりと聞き取ります。そして、話を聞きながら相手をじっくりと観察することも大切です。

 

話の内容から情報を得るだけでなく、しっかり観察することで相手が何を目的に、どんな到達点を目指して話しているのかがわかってきます。つまり、空気の流れがわかるのです。

 

空気の流れをコントロールしよう

 

空気を読むことの大切さを説明してきましたが、読んでいる方のなかには、「場の空気に合わせるよりも、しっかりと自分の意見を述べることが重要なケースもある」と考える人もいるのではないでしょうか。

 

あきらかに間違った意見に流れそうなときに、空気の流れを読んでそれに賛同するのは考えものです。しかし、そのようなときでも空気の流れを把握しておくことは重要なのです。

 

空気の流れが読みなければ、圧倒多数の意見のなかで、自分の主張に耳を傾けてもらうことは難しいでしょう。どんなに正しい意見であっても、空気の流れに乗っていなければ、その意見には誰も耳を貸してくれないからです。

 

また、間違った方向に空気が流れているなら、それを正しい方向に導くためにも、空気が読めなければ無理です。例えば飲み会などで、人の悪口に盛り上がりそうな雰囲気が出てきたとします。これは明らかに、悪い方向へ空気が流れていることになります。しかし、それに同調してしまうと、自分も悪口を言わざるを得なくなってしまいますね。それは避けたいといったときには、どのように対処すればいいのでしょうか。

 

「人の悪口はよくないから、やめよう」というのは正論ですが、ここでその発言をすると空気を読めない人になってメンバーから反感を買ってしまいます。

 

このような場合は、真っ向から反対するのではなく、共感しながら流れを変える方法が有効です。例えば、「あ、そういうとこ自分にもあるなぁ……」と言えば、それ以上の悪口は言いにくい雰囲気に変えられます。

 

また、ターゲットを芸能人などに変えるのもおすすめです。「○○さんって、ぶりっ子だよねー」、「そうそう、男にモテて、女に嫌われるタイプの典型だよね」などの流れになったら、「ぶりっ子っていえばさー、アイドル○○。あのあざとさってスゴイよー」などといって、芸能人のウワサへとシフトチェンジさせれば、特定の人の悪口から、芸能人の話題へと空気の流れを変えることができるのではないでしょうか。

 

このほかにも、「そういえばぶりっ子っていえばさー、去年のクリスマスパーティーのこと思い出さない?」など、みんなが関連付けて思い出せるエピソードを出して、悪口とはまったく違う話題に変えるという方法もあります。この、「○○といえば……□□を思い出す」というフレーズは、話の流れを変えたいときに使える便利な言葉です。

 

上司と飲みに行って、おももしろくもない話を延々と聞かされているときに、「そういえば○○といえば、□□を思い出しますね」と言えば、話題を変えられます。

 

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