面白いエピソードトークの作り方|笑いを取る話し方のコツ
エピソードトークを面白く話せる人は、それだけで周りから一目置かれます。
笑いを取るときはもちろん、話に説得力を持たせたいときもエピソードの力は有効です。
こちらでは面白いエピソードトークの作り方や話し方のコツをご紹介していきます。
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着地点を決めて20秒で話す
エピソードトークをするときは、まずは20秒程度の尺で収まるようにしてみてください。
20秒と聞くと短いと感じるかもしれませんが、実際に話してみると最初はかなり長く感じると思います。
もちろん20秒で全てを伝えることはできませんが、まずはエピソードはコンパクトにしてください。
そして「これを伝えたい」という話の終着点を明確にするようにしてください。
笑えるオチとまでは言わなくても、どこかに旅行に行ったのなら「楽しかった」のか「名物が美味しかった」のかはたまた「つまらなかったからもう行かない」のか、話の終着点を決めましょう。
終着点を決めないまま話始めると、ダラダラとした話になってしまい、相手も質問したり話を変えたりできません。
結果として話下手というレッテルを貼られてしまいます。
リズムのある話し方をする
「昨日、新しく出来た居酒屋に行ってきたんだけど、生け簀があって、大将も雰囲気があって、俺好みの店だったんだけど、カウンターには色々美味しそうな刺身が並んでたの。あれこれ迷ったんだけど、結局マグロの刺身を頼んだら、旨くて、値段も500円って信じられないほど安くって、絶対メディアに取り上げられそうだから、お前も早めに行っておいたほうがいいよ」
「昨日、新しく出来た居酒屋に行ってきたんだ。生け簀があって、大将も雰囲気があって、俺好みの店。で、カウンターには美味しそうな刺身が並んでるの。あれこれ迷ったけど、俺が頼んだのはマグロの刺身。これが旨いの。そんで値段も500円。信じられないでしょ。絶対メディアに取り上げられると思うんだ。お前も早めに行っておいたほうがいいよ」
前者は、文章を区切らずに話してしまうとダラダラと聞きにくい印象を与えてしまいます。
後者のように短い文章で組み立てることで、話にリズムが生まれます。また「体言止め」は心地いいリズムを作るので積極的に使ってみてください。
イラっとした話はネタになる
ストレスフルな社会ですから、「イラッとする」と感じることもあると思います。
大阪のおばちゃんが、「ちょっと聞いて、最近イラッと来たことあんねん・・・」と近所の奥さんに愚痴っているシーンを観たことがあるかもしれませんが、そんな感じでイラッとしたことを話してみてください。そのときの情景を頭に思い描きながら話すのがポイントです。
イラッとした話はネガティブなものと、比較的ポジティブなものの2種類があります。
「隣の席の同僚が暗くてイライラする」といった人の悪口はネガティブな話で、聞いていて面白い話ではありません。
「通勤でいつも歩いてる道なんですが、いつも僕が到着する3歩前で赤信号になるんです。さしかかる直前で必ず赤信号で止められるんでイラッと来るんです。それも直前というところが腹立つんです。何なん?ぼくの足が短くて歩幅狭いから悪いのん?って思ってむっちゃ歩幅広くしてみたり、早歩きしてみたりしてるんですが、ダメなんです。朝から疲れます」
自虐ネタですが、これなら人の悪口ではありません。こちらは比較的ポジティブな「イラっとした話」といえるでしょう。
同じ「イラッと来た」話でも、ネガティブにもポジティブにもなります。人とのコミュニケーションを深めるためには、ポジティブな会話が断然おすすめです。
ポジティブな話の方が相手も共感しやすく、相手との距離も縮まります。
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