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会話に必要な3つのものとは?|会話の心得

言葉づかいは心づかいとよく言われます。
心づかいとは、つきつめると相手に恥をかかせないことです。

 

 

心づかいの基本は「3つのコ」と覚えておくといいでしょう。
3つのコとは「言葉、心、行動」の頭文字です。

 

 

この3つがあれば、人に恥をかかせることはありません。
ある銀行窓口の担当者の話をご紹介します。

 

 

高齢のお客さんが銀行の窓口にいらっしゃったそうです。
窓口担当者が、書類に印鑑を押すように求めたところ、以下のようなやりとりがあったそうです。

 

 

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客「あら、いけない!ハンコを家に忘れてしまったわ。どうしましょう」
窓口「では、恐れ入りますが拇印を押していただけますか?」
客「その拇印も忘れてしまって・・・」
窓口「・・・そうですか。それでは申し訳ありませんが、こちらの朱肉を右手の親指につけて、書類につけていただけますか」

 

 

このお客さんは拇印という意味を知らなかったのか、焦っていて勘違いしたのか分かりません。
ここで「いや、拇印は親指なので忘れようがなんですよ?」と言ったら。
お客さんはとても恥ずかしい思いをしたことでしょう。
お客さんに恥をかかせないよう、違う言葉で対応をした窓口担当者の心づかいがすばらしいです。

 

 

ちょっとしたところで、こういった例は見られます。
この間ある牛丼屋でお客さんが「とんどん(豚丼)一つ」と注文したところ、店員が大きな声で「ぶたどんです」と言っていました。
相手を思いやる、恥をかかさないという気持ちを常に持って会話をするようにしましょう。

 

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