3人以上の会話に入るコツ|飲み会や職場の雑談が苦手な人の克服方法

1対1での会話はできても、3人以上で話すのが苦手という方は実は多いです。
自分の話で場の空気を乱すことを避けようとするため、協調性が高い人ほどその傾向が強いと言われています。
職場での雑談、飲み会での会話では3人以上で話をすることが多いと思います。
そんなときに自分だけ会話に入れないと、のけ者されているような気分になったりするものです。
周りにそんな気がなくても、そんなときに落ち込んだりしないために、3人以上で話すときのコツも覚えておきましょう。
1対1の会話でも使えるコツになっていますので、覚えておいて損はありません。

 

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つまらなそうにしない

もし3人で話しているときに上手く輪に入れなかったとしても、つまらなそうな態度をとらないようにしましょう。
仲間外れにされていると感じると、だんだん不機嫌になってしまうこともあるでしょうが、つまらなそうな態度は必ず相手に伝わってます。
そうすると、周りはますます話しかけてこなくなってしまうでしょう。

 

大事なのは「自分だけのけ者にされている」という被害妄想に取りつかれないよう注意することです。
自分自身に置き換えてみれば分かると思いますが、そもそも3人で話しているとして、悪意を持って誰かを仲間外れにすることはほとんどないはずです。
3人のうち2人で話したとしても、それは単にそこで話が盛り上がっただけで、決して残りの1人を仲間外れにしようとしたわけではないと思います。
むしろ残りの1人にも聞いてもらって、話に参加してもらえたら嬉しいと思いながら2人で話すことも多いのではないでしょうか。
誰も意地悪をしているわけではないので、自分に話が来なくてもあまり気にしないようにしましょう。
つまらなそうな態度で場の空気を悪くしては、本当にのけ者にされてしまいます。

 

話しやすい人の隣をキープする

飲み会の席など、人数が多いときは、話しやすい人の隣をキープするのがちょっとしたコツです。
隣に仲間がいるだけでもかなりリラックスして、大人数の前でも話しやすくなります。
慣れないうちは、「まず隣の人に話してきっかけを作る」とルールを決めておけば、気が楽になります。
きっかけは隣の人と話してみて、周りが聞いているなと思ったら、話を振ってみれば自然と3人以上の会話が成り立ちます。

 

相槌をうつ

3人以上で話すときは、自分が話す時間は必然的に全体の3分の1以下になります。
大人数になればなるほど、話す時間よりも聞いている時間の方が長くなります。
大人数で話すときは、話し方よりも聞き方が重要だということがわかるとおもいます。
聞き上手の基本は、やはり相槌です。自分の分からない話が出たときも、まわりと同じように相槌をうちましょう。
「へー」とか「ほうほう」とかなんでもかまいません。
リアクションを口に出すことで生まれる一体感が大切です。
そして楽しい相槌をうっていると、不思議と自然と楽しくなってくるので一石二鳥の効果があります。

 

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呼吸を合わせてリアクションする

3人以上で話すときは、笑ったり、感心したりといったリアクションに一体感があると盛り上がります。
周りと呼吸を合わせることを意識して、空気を読んで、周りと自分のリアクションを合わせるようにしましょう。
場が緊張していたり、ギクシャクしているときは、自分から率先してリアクションを取れるといいですね。
慣れてくると、自分から話をしなくても、リアクションだけで場の空気をコントロールすることもできるようになります。
実際に場に一体感を作ることができると、「話すことなく、自分がこの一体感を作った」と気持ちよくなれたりしますよ。

 

自己開示する・話題を広げる

せっかく話を振ってくれれたとき、3人以上の場で話すのがつい恥ずかしくて「別に、自分は大丈夫」といったリアクションをしてしまうこともあると思いますが、自分の話をして自己開示するのも大切です。
ちょっとした失敗談なんかができると、周りの警戒感を解く効果があるので、理想的です。
もちろん失敗談でなくてもいいですが、その後も周りの人が食いつけそうなネタを提供できるといいでしょう。
「花火大会行った?」
「いや、行ってない」
では、話が終わってしまいますが、
「行ってないけど、浴衣着たいな」
と返すことができると、花火に行ってなくても浴衣のネタを提供することができます。
こういう気遣いを積み重ねると、「あの人に話を振ると広がるな」と思ってもらえるようになります。

 

会話が止まったら、話題を戻す

3人以上での会話が止まって困ったときは、前に出た話題をまた持ち出せば大丈夫です。
質問したかったけど、質問しそこねたことなどを聞けば、またそこから話が広がります。
「そういえばさっきの話だけど~」と改めて始めればOKです。
新しい話題をチョイスするより、すんなりと話を再開させることができます。
同じ話題でも切り口を変えてまた盛り上がれるのが、3人以上の会話の強みです。

 

皆が分かる話をする

3人以上で話すときは、一部の人だけが盛り上がるような話はなるべくしないようにしましょう。
誰でも話せるネタをいくつかストックしておくといいですね。
具体的には以下のようなネタがおすすめです。

・家族ネタ
・学生時代ネタ
・食のネタ
・旅行ネタ

これらのネタは誰もが経験したことがあることなので、誰も置いてきぼりになりません。
それでも一部の人だけが分かる話になってしまうこともあると思いますが、そんなときは解説を入れて置いてきぼりにならないようにする気配りをすれば大丈夫です。

 

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