雑談では相手との共通点で盛り上がる
中学校や高校に入学して、他の学校から来た子と仲良くなるときに、「同じものが好き」というきっかけで友だちになった経験はありませんか? 学生カバンにくくりつけていたアニメキャラのマスコットを見た誰かが、「○○(アニメの名前)、好きなの?」と話しかけてきて、「うん、あなたも?」と答えたら、「私も好き! 同じだね。登場人物では、やっぱり□□(カバンのマスコットキャラの名前)が好きなの?」、「そうなんだー」、「私も、同じだね。仲間に対してむちゃくちゃ優しいよね。そこが好き」、「優しいけど強い、でもちょっとおバカなんだよね」などと会話し、それがきっかけに仲良くなるというケースは多いのではないでしょうか。
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このテクニックは、社会人になっても使えます。たとえば野球のヤクルトファン同士だと、会話が弾みます。出身地が同じ、バス釣りが好き、フットサルのチームに入っている、焼酎好きなどなど、何でもいいのですが、お互いに共通点があるとその人のことが身近に感じられますし、記憶に残りやすいものです。同じ野球ファンというのではなく、ヤクルトファン同士、阪神ファン同士など、より具体的な共通点があるほうが、特に相手との距離が縮みやすくなります。
お互いの共通点があれば、雑談でもその話題で盛り上がれます。相手の会話に「私も同じです!」とリアクションすると、それほど親しい人でなくても会話が発展しやすくなります。
その共通点も、例えば同じ東京都出身というのではなく赤羽出身など、より細分化された具体的な共通点があるほどお互いが身近に感じられます。雑談では、相手との共通点を探してみましょう。そして共通点さえ見つけることができれば、この人にはこの話題を出せばいいことがわかりますから、出会い頭の30秒会話でも、話のネタに困らなくなります。
雑談のネタ探しに困ったら、まずは相手との共通点を探してみましょう。
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