雑談で印象が良くなる話し方の順番|順序立てて話す?結論から話す?

相手が「お?」と続きが気になる話、「早く終わらないかな」と退屈する話、これらを左右するのは「話す順番」が重要です。
雑談において印象を良くするには、相手に楽しんでもらうことが大切です。
こちらでは順序立てて話すべきなのか、結論から話すべきなのか、雑談での話す順番のポイントをご紹介します。

 

結論から話す

結論から言えば、雑談においては「一番面白い部分は、一番に頭に持ってくる」のが無難です。
オチは一番最後に持ってくるものと思い込んでいる方も多いですが、それはお笑い芸人さんが使う上級テクニックです。
普通の人が使うと、オチにたどり着くまでに相手が飽きてしまうリスクがあります。

 

例えば、昔話「かぐや姫」の入りを順序立てて話すと以下のようになります。

 

むかしむかし、おじいさんとおばあさんが住んでいました。
おじいさんは竹取りが仕事で、ある日もいつもどおり、山へ竹を取りに行きました。
すると一本の竹が光輝いているではありませんか。
恐る恐る切ってみると、なんと中から可愛らしい女の子が出てきました。

 

これを一番面白い部分は頭に持ってくると以下のようになります。
ちなみに、TVのニュースキャスターや新聞見出しはこのテクニックが基本になってます。

 

なんと、竹の中から女の子が発見されたんです!(←一番面白いところ)
・・・ここはとある山奥。
おじいさんとおばあさんが住んでいます。
おじいさんが山へ竹取り出かけると、なんと一本の竹が輝いているではありませんか!

 

一番面白いところは、出し惜しみせずに頭に持ってくることで、相手の興味を引くことができます。
「竹の中から女の子?なんで?」と相手の頭の中に映像と疑問を浮かばせることがポイントです。
雑談においては、順序立てて話すより、結論から話す方が盛り上げやすいと覚えておいてください。

 

順序立てて話す

結論から話す方が無難ですが、順序立てて話した方がより盛り上がる場合もあります。
それは、家族や親友や恋人といった、相手との信頼関係が十分成り立っている関係性で会話する場合です。

 

きちんと話を聞く関係が出来ているなら、途中でウンザリされてしまうこともありません。
であるなら、順序立てて最後にオチを持ってくることで、一番面白いところをさらに強調することができます。
相手との関係性によって、話す順番を工夫すると、より話が面白くなるはずです。

 

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