最強の相槌「○○なんでしょうね」を使えば、あなたも簡単に聞き上手になれる
5W1Hだけじゃ会話が続かない?
5W1Hは仕事でも使える重要な質問項目です。
でも「いつどこでだれがなぜ何をどうした」=「情報を聞く」質問です。
会話の中で5W1Hを使えば、簡単に相槌や質問ができます。
しかし「情報を聞く質問」は話し手の答えも短く終わりがちです。
すると聞き手は常に次の質問を用意しなければならなくなり、焦ります。
5W1Hに慣れたら相手のエピソードを引き出す相槌も使えるようになりましょう。
例えば「ムッとくることもあるでしょう」なんか使いやすいですね。
仕事であれ、夫婦関係であれ一度もムッとしない人はいません。
仕事を聞いて「そんなお仕事ならムッとくることもあるのでしょうね。」
夫婦生活を聞いて「素敵な奥さんですが、たまにはムッとくることもあるんでしょうね」
しばらく世間話をしたあとでこの質問をしてみてください。
多くの人がすごい勢いで話してくれたります。
抑えつけている気持ちを分かってあげる一言なので、言われた側はついつい嬉しくなって「そうなんだよ、よく聞いてくれた」とばかりに話してくれます。
「嫌になるときもあるでしょうね」「投げ出したくなることもあるでしょうね」も効果的です。
マイナスな感情にそっと寄り添うのがコツです。
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最強の相槌「○○なんでしょうね」
特に使いやすいのが「○○なんでしょうね」です。
これは是非覚えていただきたい相槌です。
漠然と○○なんでしょうね、と投げかかることで、相手から話をどんどん引き出すことができます。
旅行に行った人に「楽しかったのでしょうね」、久しぶりに会った人に「忙しいのでしょうね。」、暑い中訪ねてきた人に「暑かったでしょうね」。
これだけでOKです。
「楽しかったですか?」「忙しいですか?」「暑かったですか?」とは似て非なる言葉です。
なぜなら、この聞き方だと「はい」「いいえ」で終わってしまう可能性があるからです。
「京都旅行ですか。それは楽しかったでしょうね。」
「楽しかったんですが、実はこんな困った出来事もありまして・・・」
なんていう風に会話が広がっていく可能性があります。
またこの言葉は聞きにくいことを尋ねるときにも活躍してくれます。
かなり稼いでいそうな人がいたとしても、「年収はおいくらですか?」は失礼すぎます。
「たくさん稼いでいらっしゃるのでしょうね」ならかなり柔らかくなります。
答えてくれる可能性もぐんと上がるでしょう。
素敵な女性に「彼氏はいるのですか?」は聞きにくいですが、「素敵な方がいらっしゃるのでしょうね」と聞けば答えてくれる可能性は高くなります。
「○○ですか?」より「○○なのでしょうね」です。
返事が「はい」でも「いいえ」でもさらに追加のエピソードを披露してくれる可能性があるお得な裏ワザです。
是非会話の中に取り入れてください。
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