ボキャブラリーの増やし方|言い換え上手は聞き上手
ボキャブラリーが多い人は、聞き上手でもあります。
「大変ですね」「かわいい」「なるほど」など使いやすい言葉ばかり使っているとリアクションが単調になってしまいます。
また、いつも同じ返しをしていると、話し手に不快感を与えかねません。
例えば「大変ですね」はとても使いやすい相槌です。
相手「昨日課長に呼び出されてさ」
あなた「大変ですね」
相手「プロジェクトチームのリーダーに選ばれたんだ」
あなた「大変ですね」
相手「これからはしばらく残業が増えそうだよ」
あなた「大変ですね」
相手「・・・」
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このように色々なフリに「大変ですね」は対応できますが、こんな風にいつも「大変ですね」で返していると、「ちゃんと話を聞いているの?」と思われてしまいかねません。
相手の感情にしっくりくる相槌をするためにも語彙力、ボキャブラリーは日々増やすのがおすすめです。
テレビで気になった言葉を覚えておくのもいいですし、本を読むのも効果的です。
また、日頃から以下のような習慣付けると、自然とボキャブラリーが磨かれます。
○○禁止トレーニング
ボキャブラリーを増やすのにおすすめなのが「○○禁止トレーニング」です。
○○にはそのシーンでついつい使ってしまう表現を入れて、使わないという負荷をかけます。
例えばワインを飲むとき。「飲みやすい」を禁止します。
「どう?そのワイン」と言われるとついつい「うん飲みやすいよ」って言ってしまうと思います。
ここで「飲みやすい」を使わずに、ほかの表現で言い換えることで自分の中に眠ったボキャブラリーを引き出します。
「草原を駆け抜ける馬のような・・」とかソムリエみたく上手く表現する必要はありません。
「すっぱい」とか「渋い」とか「甘い」とか「ベリーみたい」といった、簡単な表現に言い換えるだけで大丈夫です。
考えて表現するだけで語彙力は磨かれます。
他にもペットショップに行ったら「かわいい禁止」、レストランで「美味しい禁止」、夏に「暑い禁止」といった具合です。
何かのシーンで「よし、ここでは○○は使わないぞ」とゲーム感覚で継続すれば語彙力が磨かれます。
Googleの類語辞典で遊ぶ
なんとなくこんな感じのことを言いたいけど、しっくりくる言葉が見付からないときがあると思います。
そんなときはボキャブラリーを増やすチャンスです。
Googleの類語辞典で検索してみてください。
例えば、なんとなくモヤモヤした気分だなと思ったときは、アプリでもパソコンでもGoogleを開いて「類語 モヤモヤ」と検索します。
そうすると、「面白くない」「歯がゆい」「ムシャクシャ」「イライラ」「ムラムラ」など様々な類語が出てきます。
これらの言葉を見て、ピンとくるものがあればそれを使えばいいですし、これらの言葉からヒントを得て新しい言葉を作ってもいいです。
こういった日々の習慣でも語彙力は伸びます。
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