雑談では否定・ネガティブな反応はしないようにする

雑談で否定は禁物

 

雑談では、相手の話を否定するのは禁物です。意見が違ったとしても、まずは相手の意見を受け入れて肯定することがポイントです。

 

たとえば、相手が人気アイドルの○○さんが好きといった話が出たときに、あなたはそのアイドルが嫌いだったり、興味がなかったりした場合、どう答えればいいでしょうか。素直に「○○ですか、勘違い発言が多いので、あんまり好きではありません」、「アイドルにはあんまり興味がないんですよね」などと答えたら、そこで話題はストップしてしまいます。話が続きませんし、第一に相手の気分を害してしまいます。

 

雑談は、相手のコミュニケーションを深めるためのものです。それなのに話をいきなり否定したら、場の空気が悪くなってしまいますね。ここはまずは肯定です。「歌はヘタだけど、愛嬌がありますね」、「アイドルの名前が覚えられない僕も知っているくらいですから、やはり大人気なんですね」、「飛ぶ鳥を落とす勢いですね」などと答えればどうでしょうか。相手は、「そうそう、歌はヘタなんだよな。でも憎めない」、「人気が出すぎて、昔から応援した身としてはちょっと複雑なんだけどね」などと、話が続いていきます。

 

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何も「自分も好きです」とウソをいう必要はありません。とりあえず、相手の意見を受け入れればいいのです。

 

雑談で重要なのは、頭ごなしに否定しないことです。せっかく自分の好きなことについて話そうとしているのに、「いや、それは違う」と否定されたら、そのコミュニケーションは最悪です。

 

相手から投げてきボールは、ネガティブではなく、ポジティブに返球しましょう。何度もいいますが、雑談で自分のこだわりや意見を相手に押し付けるのは禁物です。

 

たとえ自分は反対意見でも、興味がなくても、まずは受け入れましょう。これは、相手を褒めることと、同じスタンスです。あなたを受け入れているということを、示すことでお互いの距離を縮めましょう。

 

たとえ仲の良い恋人同士でも、趣味や嗜好が違うことは多々あります。人の好みや価値観は千差万別。自分と同じものが好きな人のほうが、少ないのではないでしょうか。

 

たとえ好みは違っても、お互いの立場を尊重して、楽しく会話するのが大人というものです。肯定することで雑談の話題が豊かになり、お互いのコミュニケーションも深まります。

 

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