擬人化してボケる|面白い会話術
動物や物を「擬人化」して、それ目線で表現することで笑いを取るテクニックです。
しゃべるはずのない、動物や物の気持ちを人間に見立てて代弁することで、ボケのようになります。
周りはあなたの言ったように見えてくると、思わず笑ってしまいます。
転がるミカンを見て
「まだ食べられたくないみたいね」
朝動かない目覚まし時計に
「目覚まし時計も寝坊するんだね」
不調なパソコンに
「そりゃ朝から晩まで働かされりゃ、パソコンだって風邪ひくわな」
イワシ刺身を床に落とした人に
「悲しんでるけど、本当に泣きたいのはイワシだからな」
出会いがないまま夏が終わっていくのを
「今年も夏の野郎・・・俺たちを置いていきやがった」
このように、自分がその動物や物を、あたかも人間のように扱うのがポイントです。
擬人化の会話例
会話例1
先輩「この調子であと会社訪問3件行くぞ」
あなた「ちょっと休憩しませんか・・・足がガクガクで」
先輩「確かに、ヒザが笑ってるな」
あなた「というか、爆笑してます・・・」
会話例2
友達「夏だし、海でも行くか!」
あなた「去年の夏は、俺たちを拒んだからな・・・」
友達「もう夏も暮れてきてるけどな」
なた「今年の夏も逃げてくのか・・・」
会話例3
あなた「ねえ、お小遣いちょうだい」
奥さん「毎月あげてるでしょ」
あなた「でもほら見て!財布空っぽ!お腹ペコペコって言ってる!」
奥さん「それは自分のせいでしょ!」
あなた(財布になりきって)「お腹すいたよ~」
奥さん「仕方ない・・・紙より腹持ちが良い小銭入れてあげる」
動物や物のセリフを言う
また、動物や物になりきってセリフを話すのも面白くなります。
友達「やばい、スマホの充電切れそう」
あなた(スマホになりきって)「俺はもうダメみたいだ・・・お前の親指タッチ・・・嫌いじゃなかったぜ・・・」
彼女「なんかこのフォークすごく曲がってない?」
あなた(フォークになりきって)「ユリゲラーに曲げられたの・・・」
周りに「本当にそう思ってそう」と思わせられるほど、笑いが起こりやすくなります。
身の回りの物がもし人間だったら、どんな考えや気持ちを持っているでしょうか。
考えるだけでも楽しいので、是非色々と想像してみてください。