相手の口調やしぐさを真似るミラーリングで仲良くなる
人には様々なタイプがいます。
そっけないクールな人、ノリが良い人、しっとりした会話を好む人、不思議系な人などなど。
タイプはそれぞれですが、誰もが皆、「自分を理解してほしい」と思っています。
なので、相手と仲良くなるためには、相手を分かってあげようという気持ちが大切です。
とはいえ、本当に相手を理解するのはとても大変なことです。
しかも初対面の人なら、なおさらです。
しかし、相手に「この人は分かってくれている」と思わせるコツはあります。
それが、相手の口調やしぐさを真似ること。
わざとらしくない程度で、相手の行動を真似てみましょう。
具体的には語尾を真似る。
「~だよね」という人にはあなたも語尾を「~だよね」にする。
相手の話をオウム返しする。
「楽しかった」には「楽しかったんだね」と返す。
髪をかき上げるクセがある人なら、あなたも髪をかきあげてみましょう。
こうすることで、「私はあなたの敵ではなく、味方です」という暗黙のメッセージが相手に伝わります。
人間にはミラーニューロンという脳神経細胞があり、相手に共感するように出来ています。
自分と同じ動きの人には、自然体になってしまうのです。
相手の動きのクセを見つけたら、先回りしてあなたが真似するれば効果は2倍です。
ここでこう言うだろうな、こうするだろうなという予測が立てば是非クセの先回りをしてみてください。
あなたの先回りに相手が同調すれば、もう完璧です。
ちなみに相手のクセを見つけたからといって、得意げに指摘してはいけません。
全てが台無しになってしまいます。
クセというのは案外本人が気にしている場合があります。
また、気にしていなくても、自分の知らない自分を相手に指摘されるとプライドが傷ついてしまう場合もあります。
仲良くしたいなら、クセは真似するにとどめておきましょう。