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【即効】友人代表スピーチ当日に緊張を和らげる方法10選

結婚式でスピーチする本番当日は早めに会場入りしましょう。

 

例えば有名な高級ホテルでスピーチをする場合、頭では立派なホテルと分かっていても、実際にその場に立つと緊張で身体が言うことを聞かなくなってしまうことがあります。
しかし、どんなに豪華なホテルでも、早めに会場入りしていれば身体を慣らすことができます。
可能なら、開演一時間前には到着して、身体を慣らせる時間を作りましょう。
早めに到着できたら以下の5つの方法を試してみてください。必ず緊張を和らげることができます。

 

司会者、会場スタッフに挨拶する

まずは当日のキーパーソンである司会者に味方になってもらいましょう。
「本日、友人代表スピーチをする○○といいます。よろしくお願いします」
この程度の簡単な挨拶で十分です。
「あがり症なので言葉に詰まってしまうかもしれませんが、フォローをお願いします」などと一言添えるとなお好感触でしょう。
司会者側もどんな人がスピーチをするのかを知りたがっているので、喜ばれるはずです。

 

時間帯によっては司会者の方がスタッフと打ち合せをするなど忙しいこともあります。
頃合いを見計らって簡単に自己紹介してください。
話しかけても大丈夫そうなスタッフさんがいれば、「本日はよろしくお願いします」とあちこち挨拶しておくだけで困ったときに助けてくれるようになります。

 

スピーチする場所を確認する

挨拶が終わったら、スピーチする場所を確認します。
座って食事をする席と、スピーチをする場所はまるで雰囲気が違います。
場所が分かったら実際あなたが座る席から、スピーチする場所へ歩いて行って、その場所に立ってみてください。
本番の状況をリアルにイメージできるよう、できるだけゆっくり歩いて向かいましょう。
実際に歩くことで導線がイメージできますし、スピーチする場所に立つことで視界がどう変わるかも掴めます。
スピーチする場所はスポットライトが強めに当たるので、一度も立ったことがないと「え、こんなに眩しいの!?」「皆に注目されている!」とパニックになってしまうこともあります。
一度自分の席から歩いてスピーチする場に歩いてみる。簡単にできることですが、緊張を和らげるのにとても効果的です。

 

深呼吸、ストレッチする

実際にスピーチする場所に立ったら、会場全体を見回してください。
会場の大きさ、新郎新婦との距離感を掴みます。
緊張を和らげるために、ここで一度次のようにイメージして深呼吸しておくことをおすすめします。
大きく息を吸い込むと、会場全体があなたのなかに入ってきます。アラジンのランプのようにテーブル、イス、床、天井、あなたの目に映るものは全て身体の中に入れていってください。吸い込むごとにあなたの身体も大きくなっていきます。
そして息を吐くときは、吸い込んだ会場全体が、ヘソの下あたりに小さく落ちていくイメージをします。
緊張の対象を、自分の身体の一部にするイメージをすると、張り詰めた心が徐々に解放されてリラックスすることができます。
併せて身体のストレッチもやっておきましょう。伸び、屈伸、体を左右に捻るなど簡単な運動を2分程やれば、血行が良くなって緊張しにくくなります。また声も出やすくなる効果もあります。

 

事前にマイクテストをする

可能ならマイクテストをさせてもらいましょう。
「ただいまマイクのテスト中です」
「本日はお越しいただきありがとうございます。開演までもう少々お待ちください。」
「携帯電話、スマートフォンはマナーモードにするか、電源をお切りください」
このように一言でもマイクを通して声を出しておくと、自分の声がどれくらい跳ね返ってくるかなどイメージできます。
マイクと口の距離は、握り拳一個分です。
会場にあまり人がいないときがチャンスなので、恥ずかしがらずにどんどんマイクテストしましょう。
またマイクスタンドがある場合には、高さの調節方法も確認しておきます。会場スタッフがセッティングしてくれることがほとんどですが、まれに自分でやらなければならないケースもあるので、そのときにパニックにならないためです。

 

新郎新婦に一言かける

新郎新婦への挨拶も、緊張を和らげる効果ぎあります。
挨拶といっても堅苦しいものではなく、軽く冗談を交わすくらいで十分です。
緊張してるのは新郎新婦も同じことです。
スピーチめちゃくちゃ緊張するんだけど!くらいの短い挨拶は、お互いの緊張をほぐす効果があります。
新郎新婦の顔を見るだけで、意識が自分から相手に向くので、緊張を抑える効果があります。

 

原稿のキーワードを確認する

本番が近づくほど、スピーチの内容を忘れてないか気になってしまうこともあります。その原因は一字一句、完璧に思い出そうとしてしまうことにあります。
本番間近では原稿そのものよりも、キーワードメモを用意して、それだけを見るのがおすすめです。原稿をまるまる確認してしまうと、頭の中で文字を追うようになって、スピーチが棒読みになってしまう危険があります。なので確認するのはキーワードだけで十分です。
当日まで練習を重ねたあなたなら、仮に原稿すべてを思い出せなくても、細かい言い回しは気にせず、キーワードから浮かんだ話をそのまま話せば立派なスピーチになるはずです。原稿は100%完璧に思い出す必要はありません。

 

口のストレッチをする

ここからはいよいよスピーチの順番が回って段階で緊張をほぐすのに効果的な方法です。緊張緩和には柔軟体操が効果的ですが、式の最中に全身ストレッチするわけにはいかないので、口だけでもストレッチしておきましょう。口のストレッチはプロのアナウンサーもやっている効果的な方法です。「あいうえお」と口を大きく動かすくらいの簡単なストレッチだけでも、第一声が出やすくなり、簡単に緊張をほぐすことができます。

 

唇を濡らす

口のストレッチのあとは、少し唇を濡らしておきましょう。唇が湿っているだけでも声が出やすくなるからです。本番前にリップクリームを塗ったり、一口水を飲んだりして乾いた唇に水分を与えてみてください。

 

ガッツポーズをする

司会者から名前を呼ばれる直前、もしくは呼ばれた直後は、ガッツポーズを取って気持ちを乗せましょう。
指を鳴らす、手を叩くなどガッツを入れるポーズはあなたオリジナルで構いません。
結婚式の友人代表スピーチの面白い例文でのスピーチの練習方法でも触れた、うまくいったときのあのポーズをここ直前でやることで、まるで魔法がかかったように緊張がほぐれて自信が沸いてくるはずです。
練習で何度も気持ちとポーズをリンクさせておけば、土壇場で気持ちを一気に上げることができます。

 

【裏技1】カイロを後頭部に貼る

ここからは必ずやる必要はありませんが、裏技的に緊張をほぐす方法です。
緊張を防ぐのにはやはり身体をあたためておくことが効果的です。
そのためにストレッチをおすすめしたのですが、実はもっと手っ取り早い方法がカイロを貼ることです。
おヘソの下に一枚、その真裏の背中側に一枚、隠せるようなら首の後ろに一枚、これくらいカイロを貼るだけで驚くほど緊張を防ぐことができます。
身体が緊張で震えたりするのは、血流が悪くなることが原因ですが、カイロを使うだけで大部分を防ぐことができます。

 

【裏技2】内容なんて誰も覚えてない、と割り切る

突然ですがあなたは、以前に出席した結婚式で聞いた友人代表スピーチの内容を覚えていますか。
おそらく覚えてないのではないでしょうか。
内容はもちろん、どんな人が話していたかすら覚えてないこともあると思います。
これはあなただけでなく、誰でも似たようなもので、「エビングハウスの忘却曲線」が示す通り人は1カ月後には、8割以上のことを忘れてしまうからです。
なので極論を言えば、1カ月後にはほとんどの人があなたのエピソードの内容を忘れてしまっています。
しかもスピーチ時間はたったの3分です。
その3分後には皆徐々に忘れ始めますし、そもそも話を聞いていない人もいるかもしれないのです。
なので「うまくいかなくて、悪い印象を持たれたらどうしよう」などとプレッシャーを感ずる必要はありません。思えば思うほど損です。

 

この考え方はスピーチをする側がしては本末転倒なので、緊張をほぐす最終手段的に使うようにしてください。

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