営業ビジネストークは「つかみ」が重要|日常生活でも使えるツカミ方

営業ビジネストークは「つかみ」が重要|日常生活でも使えるツカミ方

聞き手の期待を裏切ろう

 

カラオケにしてもプレゼンにしても、営業トークにしても、最初に場を盛り上げて相手の心を開かせることが大切です。

 

人間関係の基本は礼節ですが、その上でボケてみる、冒頭からカラオケで盛り上げるなど、ツカミが大切であることはお笑いと何ら変わりません。

 

ツカミとは、ストーリーの起承転結の「起」に当たります。「起」の部分で、どれだけ相手を引きつけられるか、またどれだけ相手をリラックスさせることができるかが大切です。

 

しかしビジネスシーンで、ツカミを取っていく時間はほんのわずかしかありません。ですから、プレゼンテーションであれ打ち合わせであれ、最初の一言が非常に重要になります。

 

開口一番で、相手が予想していないことを話すことで、「えっ!?」と思わせ、心をわしづかみにするのです。  

 

スポンサードリンク

 

たとえば、人材募集で自社について応募者にアピールする場合、就職希望者はどのような事業内容なのか、今後の将来性、働きやすさなど、固い内容が話されると予想しています。

 

しかし開口一番に「みなさん、ガパオライスは好きですか?」、「バカンスは、南国のビーチで過ごしたいと思いませんか?」などと、パッと聞くと仕事とはまったく関係ない話が出たらどうでしょう? 「ガパオライスって何だ?」と思う人もいるでしょうし、「就職と何の関係があるのか?」と疑問に感じる人も多いことでしょう。

 

「今、日本企業のタイへの進出が盛んに行われていますが、我が社はタイに進出している日本企業としてはパイオニアです」などと、本題へとつなげていくのです。

 

最初に予想とは違った切り口で話を始めることがコツです。「あれっ、予想とは違う」と聞き手に感じさせることで、この後にどのような話が続くのだろうかと期待感を高められます。これでツカミはOKです。

 

冒頭のツカミでは、相手をハッさせることが大切です。ギャップのある第一声のほかに、まず欠点をさらしてしまうというテクニックも使えます。

 

たとえば、自社をアピールするときに開口一番に、「うちの会社はですねえ、海外出張が多いんですわ。出張で土日の休みが潰れることもめずらしくないんです」とまず自社の欠点を述べて、「それでもね、土日休み無しでもかまわないって思えるほど素晴らしい魅力がある会社なんです!」

 

最初に欠点を見せることは、自分がアホになるボケの視点でのホンネのコミュニケーションです。会社のアピールなんだから都合の良いことだけ言うのだろうという予想を覆すことで、聞き手をハッとさせることができます。

 

ツカミは起承転結の「起」に相当しますが、この「起」の部分で相手を引き付けることで、それに続く本題へと聞き手を引き込むことができるのです。

 

スポンサードリンク

 

しかしビジネスシーンで、一見すると仕事と関係のない話を取り入れるためには、日頃からの話題集めが必要です。ネタ帳にプレゼンテーションや会合、会話などに使えそうな情報を集めて、ネタ帳にストックしておきましょう。

 

「この情報は結婚式のスピーチに使えるな」、「この話題は、釣り好きの人に受けそうだ」など、使えそうなシーンを考えながら話のネタを整理しておきましょう。

 

日常会話でもボケでツカミをとろう

 

起承転結の「起」で、相手をハッとさせるテクニックは、日常会話でも役立ちます。

 

たとえば自己紹介で「足が短い犬をみるとつい追いかけてしまいます」と言われたらどうでしょう。単に「犬好きです」と言うのではなく、好きな犬へのこだわりをちょっぴりオーバー伝えることで、クスッと笑いを誘うことができます。聞いた相手は「コーギー限定の犬好きかい!」「やっぱり短足同士、気が合うの?」などと返してくれるかもしれません。

 

また合コンでは、「今日は出会いの場ということで、お付き合いできる女の子、または男の子を見つけに来ました」など、ちょっとクスッと笑わせることで、相手との距離を縮めることができます。

 

また、ツカミで相手を褒めるときに誰に対しても使えるのが、「何を食べたら□□になれるのですか?」というフレーズです。

 

たとえば、「◯◯さん、すごくダンディーですねー。毎日何を食べたら、◯◯さんのようにダンディーになれるのか知りたいです。教えてくださいよー。えっ?食事は無関係……そうですよね、失礼しました!」など、□□に相手の長所を入れると老若男女、誰にでも使えます。

 

「何を食べたら、○○さんのように営業トップになれるんですか?」 、「何を食べたら、○○さんのようにゴルフでシングルになれるのですか?」、「何を食べたら、○○さんのような分析力が手に入るのですか?」などなど。

 

このほかにも「◯◯さん、スッゴイですね〜」と誉めて、その後に90度お辞儀をして「サイン下さい!」といったフレーズも、ツカミの褒め言葉して使えます。ほんの数秒で相手の心をつかむ褒め言葉は、相手にクスッと笑ってもらうことが目的です。あからさまなヨイショよりも、お笑いの精神を取り入れて、ユーモアを交えながら相手を持ち上げることでプライドをくすぐり、距離が縮まります。

 

このフレーズを生かすためには、日頃からその人のことを観察したり情報を集めたりしておく必要があります。相手の自尊心をくすぐるためには、□□のところに的はずれな褒め言葉を使うと逆効果になりかねないので注意しましょう。

 

スポンサードリンク


会話の基本 話題の作り方 笑いを取るコツ 飲み会の会話術 聞き上手になる 異性との会話術