会議は笑いで空気を変える|プレゼンでも使える面白いアイデア

会議で笑いを取る

ビジネスシーンでも場の空気を変えたいときにとても役立つのが「笑い」です。
ビジネスの中でも特に避けて通れないのが「会議」です。
会議で意見が出ずに場がシーンと静まってしまったときや、誰も発言しようとなくなったとき、ほとんどの人が下を向いて黙ったままになりがちです。
ここで変な発言したら、場の空気がますます悪くなるのが怖いという心理が働き、ますます誰も発言しなくなるでしょう。

 

しかし、こんな状況は特に笑いが効きやすタイミングです。

 

「さぁー、盛り上がってまいりました!」
「ここは図書館ですか?」
「何、この空気?!」

 

意見が滞って話し合いがストップしていることは、参加者全員が感じています。
心の中で「シーン」などとつぶやいているはずなので、皆の心の声を勇気を出して一言代弁してあげます。
共感を誘うこういう一言が言えると、周りをクスっと一笑いさせることができて、参加者の肩の力が抜けて楽になります。
勇気がいることですが、空気が悪いときに自分がバカになって空気を良くしようという人はムードメーカーとして重宝されるでしょう。

 

こうして場の空気をリセットした上で、「さて、意見が出尽くした感もありますので、今一度意見をまとめみましょうか」など意見を取りまとめたり、新たな意見を提案したりして、会議を進行させればさらに理想的です。

 

笑いを取るときのコツは、うつむいて小さな声でボソッとっとつぶやくのではなく、背筋を伸ばし大きな声でハッキリと言うことです。

 

プレゼンで笑いを取る

大勢の人の前で話すプレゼンのときも、途中で聞き手の集中力が切れて中だるみすることがあります。
そんなときは空気を変える必要がありますが、一番簡単にできる空気の変え方は、声の調子を上げることです。
誰でも長時間話していると疲れてくるもので、このため聞き手の集中力が切れているときは、話し手の声のトーンも落ちていることが多いのです。
そこで、プレゼン開始時のようなハキハキした声で一オクターブ上げて「話はかわりますが!」などと声のトーンを上げると、聞き手もハッとして話し手に注意を戻します。

 

他にも聴衆に質問をするという方法もあります。
中だるみを感じたら「突然ですが、○○さんは朝ごはんはご飯派ですか?パン派ですか?」などと質問をして聞き手へと注意を向けることで、中だるみを抜け出すことができます。

 

また笑いで空気を変えるのも効果的です。
例えば、聞き手の誰かをいじる方法。
お笑い芸人さんもよく使うテクニックですが、突然、観客の一人に話を振って観客いじりをすることがあります。
こうすると場の一体感が生まれるのと、「次は自分が当てられるのでは?」という緊張感が集中力を呼び戻せます。

 

軽く笑いを取ったあとは、真面目な本題に入れば、メリハリがある良いプレゼンになります。
プレゼンに限らずビジネスでの会話では、相手をクスッと笑わせた後に、

 

「冗談に聞こえたかもしれませんけど、これ真面目な話なんですよ」
「冗談はさておき、ここからは重要なポイントとなります」

 

このように「これから先は真面目な話になります」と切り替えて、ハッキリした態度で礼儀正しくビジネスの話題へと移ることで、ギャップがある魅力的な印象を与えることもできるでしょう。

 

これらの場の雰囲気を変えるテクニックは、普段の会話でも使えるので是非マスターしてみてください。

 

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