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結婚式スピーチの添削で「薄い内容」を克服しよう!

結婚式の代表スピーチで内容が薄いと思った場合、添削による肉付けが有効です。

 

1 お祝いの挨拶
2 自己紹介
3 エピソードの披露
4 2人へメッセージ
5 結びの挨拶

 

スピーチはこの5段階構成が基本ですが、「5 結びの挨拶」はほぼ定型文になります。
そのため薄い内容を克服するには、「お祝いの挨拶」「自己紹介」「エピソード」「2人へのメッセージ」いずれかを充実させていきましょう。

 

お祝いの挨拶を添削する

今日感じたことを素直に述べてお祝いのあいさつの肉付けするのも、共感を得やすくておすすめです。
今まさに感じていることを一言を付け加えると、スピーチから堅苦しさが消えて聞き手に響きやすくなります。

 

例文

「挨拶の緊張を紛らわせるために今朝ランニングをしたんですが、雲一つない天気でした。こんな晴れやかな日が二人にとって特別な門出になるんだなぁ、と思うとなんだかロマンチックな気持ちになってしまいました」

 

 

 

自己紹介を添削する

「私は、新郎とは高校時代からの友人で、3年間同じサッカー部で過ごした、鈴木一郎と申します。」

 

自己紹介は簡単になりがちですが、新郎新婦とあなたの関係は、なるべく具体的に自己紹介に入れ込んでください。
あなたが何者であるかが列席者に伝わると、その後のエピソードがスッと入りやすくなるからです。
自己紹介は、次に続くエピソードへの前振りとも言える重要なポイントなので、おろそかにしないようにしましょう。

 

自己紹介の具体例

新郎とは公園で鬼ごっこをしていた頃からの付き合いです。
私は花子さんと同じ部署で働いている、3年先輩の〇〇と申します。
大学時代、マクロ経済のゼミで4年間一緒に過ごした〇〇と申します。
太郎先輩には高校の野球部でお世話になりました、一年後輩の〇〇と申します。

 

エピソードを添削する

「学生時代こんなハプニングがありました。それは・・・・」

 

スピーチのメインとなるエピソードを紹介します。ここはあなたの完全オリジナルになります。
ポイントのひとつ目は、誰かに話すように原稿を書くとうまく行きやすいです。
エピソードを探すときに書きためたキーワードを元に、目の前にいる友人に話すように話し言葉で原稿を書いてみましょう。
言葉遣いは最後にチェックするので、気にせずに自由に書き進めてください。
どうしても書けなければ、キーワードを元に話してみてそれを録音してから原稿に起こすのもありです。

 

そしてもう一つのポイントは、あなたがどう感じたのかを、5WHhをできるだけ入れて伝えることです。
大切なのは新郎新婦の人柄や魅力を伝えることで、それが一番伝わるのがあなたがどう感じたかを伝えることです。それを参列者にできるだけ具体的にイメージできるように、事実として5W1Hを補足していくのです。

 

具体例

私たちは大学の卒業旅行で友人5人で沖縄に行ったんですけれども、そのとき、こんなハプニングがありました。
私が旅行の幹事をやったんですが、いざ沖縄に到着すると、レンタカーの予約が取れてなかったんです。
沖縄旅行といえばレンタカーは欠かせません。急いで他のレンタカーを手配しようとしましたが、どこも予約で一杯。
このままじゃせっかくの沖縄旅行が台無しになってしまう…。
そこにいた誰もがそう思いました。
すると突然、太郎くんが「レンタサイクルで沖縄ってのもオツだよね!」と言い出して、レンタサイクルを5台手配し始めたんです。
手配をミスして申し訳ない気持ちで一杯の私に、太郎くんが笑いながらそのあとに言った言葉、今でも忘れません。本人は覚えてるかどうか知りませんが、こう言ったんです。
「全然気にしないで。幹事ありがとね。大事なのは、今出来ることは何か、だよ!」
どうですか。カッコ良すぎませんか。
一瞬男の私ですら惚れそうになりました。

 

このように数字を入れたり、事実を明確にして、聞き手に映像が浮かぶように、あなたが感じたことをメインに伝えるようにします。

 

2人へのメッセージを添削する

「そんな新郎なので、これからは花子さんと一緒に、今出来ることを大事にしながら、必ず幸せな家庭を築けると私は確信しています。」

 

エピソードで紹介した新郎新婦の魅力を2人の未来に活かしてほしい、というメッセージです。また、2人へのメッセージをオチに使うのもおすすめです。

 

メッセージをオチに使う例

「ですから、新婦の花子さん、こんどそんなときがあったら「大事なのは、今出来ることは何か、でしょ?」と、優しく言ってあげてください(笑)」

 

その他の例

「そんな花子さんは、結婚後も仕事を続けられるそうです。私も共働きなので、ひとつだけアドバイスしますね。仕事と家庭しながら仲良く過ごすコツは、一緒に朝ごはんを食べることです。」

 

「これからは、家庭という新しいグラウンドに立つわけですが、2人でパスを出し合って、ゴールをたくさん決めて行ってください。」

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