あなたの周りになぜか不思議と好印象を持たれて人が集まってくる話しかけやすい人、話しやすい人が一人はいませんか。
話しやすい人というのは、相手をリラックスさせるテクニックを自然に使っています。
話しやすい人になる方法の一つとして「自分から積極的にコミュニケーションを取る」ことも大切ですが、それだけだと「やたら話しかけてくるけど実は煙たがられている人」になってしまうリスクもあります。
こちらではそんな話しやすい人になる方法、話しかけやすい人の特徴などをご紹介していきます。
スポンサードリンク
話しやすい人になるためには、まず「話しやすい人」「話しにくい人」の特徴を覚えておきましょう。
話しやすい人の特徴を実践して、話しにくい人の特徴を避ける行動を習慣付けるだけでも、大きく話しやすい人に近づけるからです。
話しやすい人の特徴として、相手の話をしっかり聴く姿勢が整っていて、それが相手にも伝わっていることが挙げられます。
話しやすい人は、相手の話に耳を傾ける「傾聴」が自然と出来ている人が多いです。
誰しも、自分の話をちゃんと聴いてくれると思える人には、ついつい喜んで自分のことを話してしまいがちです。
会話中に相手に「しっかりと話を聞いていますよ」と伝えるためには、相手の目を見る、ポイントでしっかりと頷く、相槌を打つなどといった「聞き上手」さ。
また、話を掘り下げる質問をする、相手の質問に話を理解した上で的確な答えを出してくれる、などの「質問力」。
会話のなかでのこうしたアクションをとることで、相手に聴く意欲、話に対しての関心を示すことができます。
話しやすい人になりたいなら、まずは会話中の自分の癖をしっかりと把握しておくと良いでしょう。
一方、話しにくい人は、話しかけやすい人の逆の特徴を持っています。
話を聞いていない、話に関心がない態度を示す人には、周りは話しかけようと思いません。
実際には話を聞いていて、興味があったとしても、リアクションを間違えると相手には逆の印象を与えてしまうので気を付けましょう。
特に人見知りな方、恥ずかしがり屋の方は、意図せずやってしまうことがあるので以下のような行動を避けるようにしてください。
具体的には、話をしている相手を見ずにあさっての方を向いている、相槌を打たない、こういった行動は「話を聞いていないのでは」という疑問を相手に抱かせてしまいます。
また、相槌も気のない返事だったり、話の切れ目やポイントでないところでやってしまうと逆効果で、話を聴いていないという印象を与えてしまいます。
他にもすでに話をしたことについて質問をしたり、話の内容に合っていない答えをしたり、共感を求めるような話に反応がなかったりというのも、話しにくい人だと思われる原因となります。
このように、そんなつもりがなかったとしても、ちょっとした反応の仕方を間違えるだけで相手に誤解を与えてしまうことがあるので、十分な注意が必要です。
一度でも「話を聴いてもらえない人」とレッテルを貼られてしまうと、相手は話すのを躊躇して、表面的・事務的なことしか話さなくなってしまいます。
スポンサードリンク
挨拶は社会人の基本ですが、すれ違ったときに目礼だけだと話しかけにくい印象を与えてしまいます。
声に出してきちんと元気良く挨拶をすることが大切です。
挨拶には「あなたのことをしっかりと認識しています」というメッセージが込められています。
挨拶された側は「この人は自分を無視しない人だ」と無意識のうちに好感も持つようになります。
やるときはしっかりと、高めのイントネーションで挨拶しましょう。
毎日の挨拶をしっかりするだけでも、相手からの印象がガラっと変わり、話しかけやすい人になれます。
気持ちの良い挨拶をしている人がいたら、よく観察してみてください。恐らく周りに人が集まってくるような人だと思います。
挨拶は話しかけやすい人になるための基本ですが、意外としっかり挨拶出来ている人は少ないので、簡単に効果を実感できるはずです。
挨拶をするときは①相手の顔を見て、②名前を呼んで、③笑顔をプラスするとさらに相手に響く挨拶になります。
普段忘れがちですが、名前は誰にとって唯一無二の大切な言葉です。
そんな名前を呼んでくれる人は自尊感情を満たしてくれる相手となり、大切にされます。
例えば後輩がタメ口で話して来たら「年上に対する礼儀を知らない人」と不快に感じると思います。
逆に敬語でにこやかに話す後輩には、「きちんとしてる良い子」と好意的に思うはずです。
このように、マナーがない人には危険を感じて遠ざかり、マナーがある人は信頼して近寄っていく習性が人にはあります。
マナーと聞くと堅苦しく感じるかもしれませんが、難しく考える必要はありません。
大切なのはお互いに心地よくなれることなので、多少形式が崩れたマナーであっても大丈夫です。
相手の気持ちを少しでも想像して、心がこもった声掛けができればそれで十分温かみのあるマナーとなります。
そういう温かい心遣いが出来る人には、自然と周りに人も集まってきて、話しかけられる機会も増えるものです。
話しかけやすい人に思われるため、できるだけ機嫌よく、出来れば上機嫌に見られるように心掛けることが大切です。
相手に話しかけられても恥ずかしがって顔を見ない人がいますが、これでは逆に不機嫌な印象を与えてしまいます。
「いつも上機嫌でなんかいられるはずがない」と思うかもしれませんが、外から不機嫌だと思われなければいいので、気分が乗らなくてもできるだけにこやかな表情を心がけましょう。笑顔の練習をするのも効果的です。
例えば実際にこんな実験があります。
ある単純作業を2つのグループにさせます。
1つのグループはそのまま、もう1つのグループは歯で鉛筆をくわえて単純を作業させます。そうすると後者のグループの方が作業が楽しかったと答える割合が増える結果になりました。
物理的に口角を上げるだけで、気持ちも上向きになるという実験結果です。
また、フランスの哲学者アランは著書『幸福論』の中で以下のような言葉を残しています。
「私たちは幸せだから笑うのではない。笑うから幸せなのだ」
「悲観主義は気分のものであり、楽観主義は意志のものである。およそ成り行きにまかせる人間は気分が滅入りがちなものだ」
「悩んだり落ち込んだりすることは誰にでもある。それ自体は悪いことではない。そのままずっと何もしないでいると気分に支配されてしまう。散らかった部屋を自分の意志で片づけるように、落ち込んだ気持ちは自分の意志で持ち上げられる。悲観主義は幼稚であり、楽観主義は大人のふるまいとも言えるのだから。」
感情の赴くままに感じていれば悲観主義になってしまう人間も、意識すればポジティブに自分の感情をコントロールすることができるということです。
スポンサードリンク
さらに、デール・カーネギー氏の著書『道は開ける』の中には以下の記述があります。
「明るい気持ちでいられなくなったときに回復への道を自ら歩むには、もうすっかり元気になったかのように振る舞い、話すことなのだ。こんな単純な方法に、果たして本当に効果があるのだろうか?これが、まるで外科手術のようによく効くのである。」
上機嫌でなくても、意志をもって笑顔をでいれば、自然と上機嫌になって楽しくすることができる。これは人間だけが持っている意志の力です。
笑顔でいれば、自分も楽しくなるし、話しやすい人になれる。一度で二度美味しいのが笑顔です。
笑顔を心掛けるだけで相手からの印象はかなり変わりますし、自分自身のメンタルにも良い影響が生まれます。
笑顔を作るのが苦手という方は、自分が思っているよりも大きく口角を上げるといいでしょう。
理想的なのは、話すときに上の「前歯を6本以上見せる」くらい口角を上げることです。
口を閉じているときも、なるべく口角を上げるようにするといいでしょう。
眉間にシワを寄せる代わりに、口角を上げることができれば、話しかけやすい人に大きく近づきます。
外見も話しかけやすさに大きな影響を与えます。
「人は見た目でなく中身が大切」と外見を軽視する人もいますが、人は無意識に外見から中身を推察するものです。
全身ブランド品でおしゃれをしたり、完璧なメイクをしたりする必要はありませんが、清潔感は特に意識することが大切です。
清潔感を意識するとはいっても、当たり前の身だしなみを毎日チェックするようにすれば十分です。
ボサボサの髪を切る、寝ぐせは直す、爪をこまめに切る、髭を剃る、ヨレヨレのワイシャツは慎重する、スーツのシワに気を付けて定期的にクリーニングに出す、ボロボロのベルトを巻かない、すり減った靴を履かない。
こういった当たり前のチェックポイントですが、案外1つ2つはおざなりになっているケースもあるので、今一度清潔感はチェックしなおしましょう。
また、余裕があれば一点だけでも「明るい色」を意識したものを身に付けることをおすすめします。
明るく軽めの色は、相手の目にぱっと入ってきて、何かしらの印象を与えます。
例えばパステルのブルーやグリーンは「さわやか・真面目」、ピンクやイエローは「やさしさ・あたたかさ」といった印象です。
男性ならネクタイ、シャツ、靴。女性ならスカーフやインナーなどをアクセントカラーにすることで自然とおしゃれな雰囲気になります。
話しやすい人の特徴として、「楽しく話ができる人」が挙げられますが、色々なタイプがあります。
例えば、面白い話をして場を盛り上げられる人は重宝されます。
また自分から冗談を言わなくても、相手の話に上手にツッコミや合いの手を入れて会話を盛り上げるのが上手な人にも人が集まります。
どちらも不得意でも、いじられキャラのような役割で空気を柔らかくできる人も人気者です。
こういったスキルが1つでもあれば、楽しく話しが出来る人になることができます。
ただし、当然誰にも得意・不得意があるので、これらのスキルを全て身に付けようとするのは現実的ではありません。
努力して身に付けるというよりも、自分がどのタイプでなら出来そうなのか、得意分野を知っておいてそのスキルだけを伸ばす方が即効性があります。
こういったスキルがどれも苦手で、「面白さ」よりも「信頼感」「安心感」の方が得意という方でも大丈夫です。。
面白い人は「真面目な話も冗談にされてしまう」「親身に相談に乗ってくれない」と思われがちなので、この「信頼感・安心感」も立派なスキルの一つです。
「面白さ」「安心感」などどれでも一つ磨けば、楽しく話ができる人になることができます。
自分の得意分野を見つけて伸ばす方が、不得意を克服するよりも何倍も効果的なので、まずは自己分析をして自分の特徴を掴みましょう。
人の話を真剣に聞く、口が堅い、といった真摯な態度は「信用できる人」となり、話しやすい人となります。
誰からも好かれる人気者とは異なる気質だと思われることもありますが、人間関係を築くために信用はとても重要なポイントです。
話しやすい人というのは、単なる日常的な会話だけでなく、相談や打ち明け話ができる人でもあります。
楽しい話をするのはこの人、大事な話は別の人ということもよくあります。
相談ごとになると、単に話に合わせてくれる人というだけではなく、信用できる人だと思ってもらえることが大事になってきます。
特に「秘密を守ることができる」というのは信用度に大きく関わってきます。
普段からゴシップネタが好きで噂話ばかりしている人だと思われると、日常会話をするには楽しいかもしれませんが、大事な話をするには向いていない人だと思われてしまいます。
「信用を築くのは大変で、信用を失うのは一瞬」といわれるように、信用度というのは普段の会話での積み重ねが非常に重要です。
その場にいない人の悪口、噂話、マイナスな話ばかりしていないか、他人の秘密を暴露していないか、もう一度日常の会話を見返してみてください。
大事なことも話せると思われる人は、普段から信頼される姿勢を意識的に保っているものです。
スポンサードリンク
話上手な人といえば、話のネタが多く冗談を言って笑わせたり、明るく話をして場を盛り上げたり出来る人というイメージが強いですが、それがイコール「話しやすい人」になるかというと実はそうではありません。
むしろ逆で、話をすることより、話を聴くのが上手な人の方が「話しやすい人」と評価されやすいのです。
人は自分の話を聞いてくれる人が大好きなので、「自分のことを分かってもらえた」「この人と話すと楽しい」と思った人のことは好きになり、自然と相手の話も聞きたい、相手のためになにかしたいと思います。
誰もが心の奥底では「自分のことを理解してもらいたい、自分のことを話したい」という気持ちが強いので、それを叶えてくれる聞き上手な人は魅力的に見えるのです。
なので話しやすい人を目指す場合、話し方よりも、聞き方を磨いた方が実は近道です。
一度、話を聞いているときの自分の態度を見直して、聞き方を工夫するだけでも大きな効果を実感できるはずです。
話を聞いているときに、良いリアクションをしてくれる人とはもっと話をしたいと思うものです。
そのため自分の感情を普段からあまり表に出さない、クールと思われているという方は要注意です。周りから話しづらい人と思われている可能性があります。
あまりリアクションに気を付けたことがない方は、自分では少しオーバーと思えるくらいのリアクションを取って話を聞いてみてください。
相手の反応が格段に良くなります。これは普段リアクションをしない人ほど効果的を実感できるはずです。
なにより会話が盛り上がりやすくなることに驚くと思います。
普段からそういう話をしていれば、周りからも声を掛けられる機会が増えてきて、自分自身も楽しくなって、話をすることが好きになってきます。
「話し方を改善する → 効果を実感できる → 人と話す機会が増える → 会話をするのが好きになる」
という一連のサイクルはとても大事です。
話すのが好きではないという態度は、自分で気が付かないうちに相手にはなんとなく分かるものだからです。
「好きこそものの上手なれ」といいますが、自分自信が会話を楽しめるようになれると、それだけで話しやすい人に大きく近づけます。
相槌は相手にきちんと話をきいていますよ、と簡単に伝えることができる便利なツールですが、適当な相槌では逆効果になることもあります。
使いやすく、相手に響く3つの相槌をご紹介します。
①キーワードをオウム返しする
相手が発した言葉の中から、キーワードをピックアップしてオウム返しすることで、よりちゃんと話を聞いていることを伝えることができます。
例
相手「最近、山登りにハマってるんですよ」
あなた「山登りですか!いいですね」
ただ「いいですね」より、相手が発した山登りというキーワードを使うと、より興味を持っていることが伝わります。
②頭に感嘆詞を付ける
「おーっ」「へーっ」「え~?」などといった感嘆詞を頭に付けると、簡単に相槌に感情が乗ります。
例
相手「これから一杯どうですか?」
あなた「わー、行きたいです!」
感嘆詞だけでなく、「嬉しい!」「最高!」「素敵!」「びっくり!」といった感情を言葉をそのまま冒頭に付けるのも同様の効果があります。
③肯定するときはうなずく
「わかる」「たしかに」といった同意を示す相槌を打つときは、「うなずき」をしっかり入れると肯定感が何倍にもなります。
細かく何度もうなずくよりは、顔全体でゆっくりうなずくと効果的です。
相手の言葉から一瞬を間をおいて大きく頷くと、しっかりと共感が伝わって相手を落ち着かせる効果もあります。
特に男性にありがちですが、話の結論を急いだり、決めつけてしまうと、その瞬間に会話が終わってしまいます。
相手の話に「あれ?」と思うことがあったときでも、理論的に正すのと、感情的に共感するのとでは相手からの印象はガラリと変わります。
人は論理より先に感情が湧いてくる「感情の生き物」なので、感情に寄り添う「共感」をとてもありがたいものとして感じます。
特に、悩みや相談のときは、負の感情が大きいので、まずはとにかく話を聴いて共感してあげることが大事です。
すぐに解決策を示して話を終わらせようとするのは、どんなに優れた方法であったとしてても、逆効果になってしまうこともあります。
問題を解決することよりも、自分の気持ちを誰かに聞いてらうだけでスッキリすることもあります。
なんでもアドバイスをして問題の解決策を提示する人は、人の気持ちが分からない冷たい人と思われて、避けられてしまうこともあります。
共感が大事とはいえ、ときにはアドバイスや解決策を求められることもあります。
そんなときは、一通り話を聞いて共感したうえで、あなたが考える解決策を正直に誠実に答えれば、相手から感謝されることでしょう。
相手がどうしてほしいのかを考えて話を聞けば、自然と共感の念が湧いてくるものです。
スポンサードリンク
手っ取り早く穏やかな人になるための方法は、肯定的な言葉を使うことです。
「いいね」「たしかに」「ありがとう」「良かった」「できる」など、気持ちのいい前向きな言葉には、肯定的に相手を受け入れる印象があります。
また、行動も意識してゆっくりするように心がけると、気持ちも後追いで穏やかになっていきます。
話すときも、戸棚を開け閉めするときも、「ゆっくり丁寧」を意識しましょう。
ふと目が合って話しかけられたという経験は誰にでもあると思います。
逆に話しかけないでほしいときは、人は目を逸らしたりします。
目が合うということは、「あなたに興味があります」というサインともいえます。
なので、普段からできるだけ顔を上げて、まわりの人に視線を向けてみるだけでも、ぐっと話しかけやすい人に近づくことができます。
相手の目を見るのが苦手な人は、相手の鼻や顎、顔全体を見るだけでも大丈夫です。
ほとんどの人は、否定されると傷付きます。
なので否定されて負の感情を持った相手に対しては、「また否定されるかも」という恐れから話しづらくなってしまいます。
反対に「絶対に否定しない人」と認識してもらえると、安心感から話しかけられやすくなります。
否定しない人になるためには、普段からネガティブな言葉をポジティブに変換して使うことも効果的です。
日頃からポジティブな言葉を使う人には明るく心地良いオーラがあり、自然と声を掛けたくなるものです。
ポジティブな精神を身に付けることは、すぐには難しいかもしれませんが、ポジティブな言葉を使うことは誰にでもできます。
ゲーム感覚でさまざまな事柄をポジティブに言い換えるクセを付けてみましょう。
例
自分勝手 → リーダーシップがある
優柔不断 → よく考えて決める
もう○○ → まだ○○
ありえない → あるかも
ポジティブな言葉を使う習慣を身に付けると、心もポジティブになる効果もあります。
話題の引き出しが多ければ多いほど、年齢や性別に関係なく、色々な人と話すことができます。
とはいえ、新しい情報を常に仕入れたり、様々なジャンルの知識を増やしたりするのは大変です。
コツは自分の引き出しを増やすことではなく、相手の引き出しから面白いものを見つけられるようになることです。
相手の話を興味を持って聞いて、「それはすごい!」と素直な感想を伝えたり、「男性の立場から言うと~」と別の視点で話したり、「それは知らなかった!」と素直に教えを請うだけで、自分も相手も気楽に話せるようになります。
知識とはただ知っていることですが、知恵は知識を使って問題解決ができることです。
そんな知恵がある人は、周りから一目置かれてよく声がかかるようになります。
すぐに知恵のある人になるのは難しいですが、仕事、趣味、生活、遊びなどで一つでも得意分野を持てるといいでしょう。
知恵を持っていると人を助けたり、喜ばせたりする機会が増えるので、どんな人とも繋がれるきっかけを作ることができます。
あなたの周りにいる、なぜか愛されてる人を思い浮かべてみてください。
その人は何もかも完璧な人というより、むしろダメな部分を売りにしている人ではないでしょうか。
自分のほうから欠点をオープンにしている人は、親しみや愛嬌があって、人間的な魅力になります。
自分でも笑い飛ばせる欠点であれば、さらりと出して周りを和ませてみましょう。
欠点とは人が入っていける「隙」ともいえます。
服や持ち物など、目に留まるアイテムを持つと話しかけられる確率が高まります。
なので、クールな人が可愛いキャラのグッズを持つなど、何か一つギャップのあるものを持つのがおすすめです。
また自分の変化に気付いてもらうには、相手の変化にも気付くようにすることが大切です。
変化に気付いてもらえることは、「あなたをちゃんと見ていますよ」というメッセージです。
嫌われないよう当たり障りのない話し方をすると、誰にも嫌われない代わりに誰もに興味を持ってもらえないことになりかねません。
逆に言えば素の自分で接すると、合わない人は離れていきますが、興味を持ってくれる人も出てきます。
「人見知りです」「内向的です」「運動が苦手です」というように、自分のタイプをオープンにすると素の自分が出しやすくなります。
そんな姿は、相手からすると「心を開いてくれている」思われます。
スポンサードリンク
「今日は良い天気ですね」と声を掛けても、「そうですね」とそっけなく答えた後沈黙してしまうような相手には、なんとなく話しかけにくいものです。
会話のキャッチボールは相手の言葉をキャッチするだけなく、もう一言付けくわえて相手に返すのがマナーです。
「洗濯物が乾きやすくて助かります」とか「どこか出掛けたくなりますね」とか、適当なコメントで大丈夫です。
何を話そうか考えなくても、相手の言葉に二言で返す習慣を付けるだけで会話が続き、話しやすい人に近づけます。
事実よりも相手の感情にフォーカスしたコメントを返すことができると、「この人は分かってくれる」「話しやすい」と思ってもらうことができます。
具体的には例えば「今年の健康診断、去年より数値が良くて安心しました。」と話しかけられたとします。
ここでいう事実は「健康診断」です。ここにフォーカスしたコメントは「年に一回の健康診断って大事ですよね」などです。
一方感情は「安心」です。感情にフォーカスしたコメントは「ひっかからなくて、ホッとしましたね」などです。
後者のように感情に寄り添ったコメントができると、「そうなんです。実は健康でちょっと不安があって・・・」と心を開いて話す方向に話が進みやすくなります。
どんな人も、深層心理では「自分のことを認めてほしい」と思っています。
人を褒めることは、相手を好意的に見ることで、人を喜ばせることができます。
「なんて褒めたらいいんだろう」と難しく考えず、素直に良いなと思った瞬間に口に出すのがポイントです。
褒めるのが難しいという方は、「あなたがいてくれて、私は嬉しかった」「私は助かった」「私は勉強になった」など「私」を主語にして褒めると説得力が出るのでおすすめです。
職場で何か頼まれごとをしたり、質問されたりしたときにパソコンの画面を見ながら返事をしている人がいませんか。
忙しいときに声を掛けられるとついやってしまいがちですが、何か作業をしているときでも、一瞬だけ手を止めて相手の方を見て「はい」と返事をするだけで自然と明るくハッキリした言い方になります。
さらに「はい」だけでなく「~ですね」などとプラスで一言加えると、相手も「ちゃんと聞いてくれてる」と安心することができます。
語尾に二コリと笑顔を出せれば、自信に満ちた印象になり、相手から信用も得られます。
職場の上司から「この仕事お願い」と言われるのと「この仕事お願いできますか」と言われるのでは、後者の方が気持ちよく仕事を引き受けられると思います。
目上の人からでさえ、ため口だと「自分は軽んじられている」と思われることもあります。
丁寧語なら、丁寧に扱われている感じがするので、嫌な印象を持たれることはありません。
意識してゆっくりしたスピードで話すと、相手も聞きやすく、より丁寧な感じが出ます。
聞き上手になるために効果的な方法として、相手を主役にした質問をするという方法があります。
具体的には、まず「最近ハマってることは?」など、相手が経験した、相手の話しやすいテーマで質問を投げてみます。
そして返ってきた答えのなかから「それってどんなものですか?」など、相手が具体的に深く話せるように質問を続けていくと、相手が主役の会話が成り立ちます。
コツは、相手の話の中から興味が持てそうなことを見付けて深堀りをすることです。
自分自身がまったく興味がない話題では、適当な相槌になってしまうこともあるからです。
いつも周りに感謝の気持ちを伝えている人には、人が集まってきます。
周りを大事にしていることが伝わると、気持ちよく一緒に仕事をしてもらうことができます。
一日どれくらい「ありがとう」を伝えているか、一度カウントしてみることをおすすめします。
大した事でなくても「わざわざお礼をいうほどじゃない」「やってもらって当然」という態度では、人は少しずつ離れていきます。
当たり前のこと、いつもやってもらっていることでも、積極的に「ありがとう」と言う習慣を身に付けましょう。
何かの説明をするときは、相手の目線に立って話をするようにしましょう。
相手がよくわかってなさそうなときは、「今の話分かりにくいですよね。例えるなら・・・」とか「ざっくり言うと」などと表現を変えるようにしてみてください。
教わる側に寄り添える人は、相手から信頼されます。
伝えることよりも、伝わることが重要です。自分の中にある情報を、相手の頭に伝えるには、相手に合った言葉を選ぶようにしましょう。
喜び上手な人は、周りからも愛されます。
何かをしてもらったときは、少し大げさに「やった!」「嬉しい!」と喜びを表現するようにしましょう。
人は誰かを喜ばせることに、大きな幸せを感じる生き物です。
遠慮の気持ちから「そんなことしなくて良かったのに」と言ってしまう気持ちも分かりますが、「嬉しい」という言葉こそが相手を一番喜ばせることも多いので、「すみません」よりも「ありがとう」の言葉を増やしていきましょう。
スポンサードリンク
自慢話よりも、クスっと笑わせる失敗談を話した方が、周りから親近感を得やすくなります。
人は一度親近感を感じた人に対しては、好意的に良い部分を探すようになります。
笑い飛ばせる小さな失敗談は、恥ずかしがらずにどんどん披露していきましょう。
ただし「借金を作ってしまった」とか「犯罪を犯してしまった」という笑えない失敗談は周りの信頼を失いかねないので、注意してください。
相手が何かミスをしたときに「ここの数字間違ってますよ」と指摘してあげることも親切でしょうが、「自分で直してね」という他人事という態度が出てしまいます。
「今ちょうどファイル開いてるので直しちゃっていいですか?」と助けたり、「正しい数字は○○ですよ」と教えてあげたりといったさりげないフォローが出来る人は、相手を安心させることができます。
日頃から手助けをしてくれる人には、周りも助けようとしてくれるものですし、声を掛けられる機会も自然と増えていきます。
難しく考えずに、自分の負担にならない程度、ちょっと手を貸すくらいでも十分な効果が期待できます。
「エレベーターのボタンを押してあげる」など、自分のことをするついでに人のこともしてあげるくらいから試してみてください。
心理学では接する回数が多いほど、対象に好感を得やすくなるという「単純接触効果」が証明されています。
なので、ちょっとした雑談を数多くこなせば、単純接触効果で気軽に声をかけてもらえやすくなります。
長い雑談よりも、短い雑談を意識するようにしましょう。
話を短くするには、話の内容にこだわらないことが大切です。
「雨降ってますね「最近忙しいですか」などで十分です。
できるだけ素の自分で人と接するようにすると、肩の力を抜いて話すことができます。
「普通に接して、嫌われたら仕方ない」「嫌われても嫌がらせされるわけじゃない」と考えると、気が楽になるはずです。
そもそも周りはあなたのことを、そこまで気にしていないというのが事実です。
上司にはヘコヘコ、部下には横柄といった人によって態度を変える人には、人は集まってきません。
人によって態度を変えないためには、難しく考えず誰にでも丁寧に接すれば大丈夫です。
苦手な人こそ丁寧に接するようにすると、印象がいいだけでなく、自分も良い気持ちになって苦手意識も薄れたりもします。
また、部下や後輩など、下の立場の人に対しては態度が雑になりやすいので気を付けましょう。
人に頼るのが苦手で、多少無理しても自分でやってしまうという人は多いと思います。
その理由は「周りに迷惑をかけたくない」「嫌われたくない」「ダメな人と思われたくない」という意識があるからです。
しかし、人は頼られると嬉しくなってその気持ちに応えようとするもので、持ちつ持たれつの良い関係が生まれたりもします。
コツは小さなことをちょこちょこ頼ること。そして自分からも出来ることを手伝うことです。
また、何かしてもらったときは思い切り感謝を伝えることも大切です。
何かを一緒にやって、相手との絆が深まった経験は誰にでもあると思います。
「一緒にやりましょう」「一緒に食べましょう」「一緒に調べましょう」「一緒に調べましょう」など、一緒にできることに目を向けると、どんな人とでも繋がる機会を見つけやすくなります。
人間関係ができたから一緒にやるではなく、一緒に何かをすることで良い人間関係ができていくのです。
「犬を飼っている」「同じ部活をしていた」など相手との共通点が分かって、急に話が弾むことがあります。
大した共通点でなくても、何かしらの接点を見付けるクセを付けると、周りとの関係が良くなります。
「髪の長さ」「体形」「食べ物」「飲み物」「身に付けているもの」「出身」など、共通点はなんでも大丈夫です。
同じ色のものを身に付けていたら「赤って元気になる色ですよね」、家が近くの駅だったら「駅前に美味しいラーメン屋さんがありますよね」と話をするだけで、話は広がっていきます。
「この人と仲良くなりたい」「また会いたい」と思える人が現れたら、次に会ったり連絡をとるための理由を作って提案してみることをおすすめします。
具体的な提案で言われると、現実味を帯びて実現させようという気持ちがお互いに生まれるからです。
「またご飯行きましょう」より、「来月どこかでご飯行きましょう」とか「次回はタイ料理食べませんか」などちょっと具体的にするだけでも効果的です。
何か困ったことがあったときは、お願いする方法もありますが、相談を持ちかけると良い関係が築きやすくなります。
お願いは一方的な側面がありますが、相談は一緒に考えるので仲間意識が生まれるためです。
例えば仕事が大変なことを上司に伝えるとき、「仕事を減らしてほしい」とお願いするより、「家庭の事情で定時に帰りたいのですが、仕事が終わらなくて・・・」と相談した方が親身になってくれるでしょう。
相談すると、重い荷物を少しだけ持ってもらえた感覚も生まれて、気持ちも楽になる効果もあります。
将来こうなりたいといった夢や目標があるなら、自分のなかだけに閉まっておかずに、あえて公言すると良い出会いに繋がったりします。
応援してくれそうな人には、「実は○○したいんです」と言っておくと、どこからか芽が出ることがありえます。
人の道が開けるかどうかは、その人の実力や努力もありますが、出会う人によって大きく左右されます。
自分のできることで他人に貢献する習慣がある人は、声を掛けられる機会も多く、良い人間関係を築きやすいです。
「これ必要かと思って」と物を持ってくる、「これ興味あるって言ってましたよね」と情報を持ってくる、などちょっとしたことで構いません。
そんな人には周りも恩を感じて、逆のときは助けてあげたいと思うものです。
日頃から「自分なんて・・・」と消極的で内向的な人でも、「誰かのため」という理由があると強くなれたり、成長に繋がったりもします。
「用事もないのに声をかけられない」と思うかもしれませんが、こまめな声掛けは職場の空気を明るく風通しの良いものにすることができます。
難しいことは考えず、「声を発する」ことが大事で、中身は何でも大丈夫です。
黙ってできそうなことでも、あえて「資料取ってきます」「休憩いってきます」「後ろ通ります」などと積極的に声を使いましょう。
あなたの声が周りの耳に馴染んでくると、親近感が生まれて、「話しやすい人」と思ってもらえやすくなります。
目上の人と付き合うコツは、「恐れず、戦わず、比べず」に「尊重して頼る」ことです。
何か指摘されてときに「いや、でも・・・」と戦ったり、「隣の係の上司はリーダーシップがあっていいな」と比べたりするのは、目上の人と付き合うときには禁物です。
目上の人は影響力があることが多いので、話をするのにも緊張するものですが、物おじせずに分からないことを聞いたり、相談したりすれば「かわいいヤツ」と思ってもらえることも多いものです。
スポンサードリンク
年下には教えるものと思い込んでいる人もいますが、それでは良い人間関係は築けません。
相手が年下であっても、知らないことは謙虚に学ぶ姿勢で、「それすごいね」「教えて」と言える人は魅力的です。
「画像編集が上手だね。どんなアプリ使ってるの?」「美味しいお店知ってるだね。おすすめのお店教えて?」と年下からでも教わることができることはいくらでもあります。
年下と話すのは単純に楽しいものですし、お互いにポジティブな影響を与えることができる人には、自然と人が集まるようになります。
相手からのお願いを断るとき、「無理です」「嫌です」では人間関係にひびが入ってしまいます。
無理して引き受けても、結果的に無理が出てお互いの関係が悪くなることもあるので、相手を配慮して上手に断るようにしましょう。
断るときのポイントは3つあって、「やりたいことを伝える」「代替案を出す」「一部だけ引き受ける」です。
やりたいことを伝えるには、「あぁ残念・・・」「○○さんのお願いなら引き受けたいんですが・・・」と悔しがってから「いま余裕がなくて」と断るといいでしょう。
また代替案として、「今週は無理ですが来週なら」とか「飲み会は難しいですが、ランチなら喜んで」などと「~なら」と付けると、相手の気持ちに応えたいニュアンスを出すことができます。
最後に、「ここだけはできます」とか「1時間だけ参加します」などと条件付きで引き受ければ、「できない」と断らずに済みます。
ギャップ萌えという言葉があるように、人は意外な一面がある人に惹かれます。
なので、ふとしたタイミングで意外な一面を披露すると、親しみやすい人と認識されることができます。
まずは「自分が周りからどう見られているか」を客観的に分析して、「プラスの意外性」を披露してみましょう。
真面目なキャラクターなら冗談を言ってみたり、「こう見えて実はロックバンドをやっていた」といった具合です。
付き合いが長い同級生や友人は、つい扱いも適当になったりしてしまうものですが、そういう相手も気遣うようにしましょう。
相手を喜ばせるのに効果的なのは、かつての「印象」と「エピソード」を織り交ぜて話をすること。
「当時から女子にモテてて羨ましいと思ってた」と昔の印象を伝えたり、「部活でこんなことあったよね」と当時のエピソードを思い出しtたりすると、相手は自分を見ていてくれたことに感動したり、エピソードを共有できて楽しい気分にさせることができます。
「近況報告は自慢っぽくならないようにする」、「自慢せずに弱みも見せる」、「相手を褒めるより労う」といった友人への気遣いも、付き合いの長い相手には特に大事です。
手っ取り早く、相手から好印象を得るためには「会話の中に相手の名前を散りばめる」のが効果的です。
「どちらにお住まいですか」よりも「田中さんはどちらにお住まいですか」と聞いた方が親しみを感じやすいです。
名前を呼ぶということは、その他大勢ではなく、一人の人間として認めていることで、仲良くなりたいというメッセージを自然と伝えることにもなります。初対面の人でも、意識的に名前を呼ぶ習慣を付けておくと、すぐ相手の名前を覚えやすい効果もあります。
一緒に共感できるような話をするとお互いの距離を縮めることができますが、簡単にできるのが「今この瞬間の話題を振ること」です。
いまお互いに見えているもの、聞こえてくるもの、食べているものの話題は簡単に共感を得ることができます。
「この料理美味しいですね」「この椅子座り心地いいですね」など、見たまま感じたままを口にしてみましょう。
人は同じものに触れることで、仲間意識が生まれる心理があります。
自分からも話しかけるようにすると、声を掛けられる機会が増えるのを実感できると思います。
「今お忙しいですか?」などと話しかけると相手も身構えてしまうので、話しかけるときの一言目は気軽なもの大丈夫です。
例えば今ふと思ったこと、感じたことをそのまま口にするだけでも、自然な声掛けになります。
「今日は暑いですね」「何か良い匂いしますね」「この店混んでますね」など普段から意識して思ったこと感じたことを口にする習慣を付けると、人に話しかけるのにも慣れてくるはずです。
相手への気付きも、自然と話しかけることができる取っ掛かりになります。
相手の見た目や行動で気付きがあったら、積極的に伝えてみましょう。
見た目なら「髪切りました?」、行動なら「最近忙しそうですね」といった具合です。
さらに「素敵ですね」「お手伝いできることあります?」と感想などを一言プラスすればさらに嬉しい言葉になります。
コツは「~しました?」「~そうに見える」「~っぽいですね」など、ふんわりした言い方にすること。
断定するより、「私にはそう見える」というように伝えた方が、間違っていた時の保険にもなります。
ちょっとした質問や頼み事で話しかけると、話が一気に盛り上がることがあります。
ポイントは相手が「当然知っていること」を質問したり、「当然できること」をお願いすることです。
例えば、外から返ってきた同僚に「雨まだ振ってました?」と聞いたり、隣の人に「ホッチキス貸してくれませんか?」とお願いしたりする具合です。
特に相手の得意分野が分かっていれば、そこに触れるだけでとても喜んでもらえることも多いです。
ふと疑問に思ったこと、ちょっとお願いしたいと思ったことはどんどん口にしてみましょう。
会話のきっかけに質問することは効果的ですが、その際は相手が応えやすい質問をするようにしましょう。
ポイントなるべく範囲を絞って具体的に質問することです。
「好きなことは何ですか」では範囲が広すぎるので、「休日はどう過ごしているんですか」と絞った方が相手も答えやすくなります。
また、「好きな食べ物はなんですか」よりも「和食と洋食どちらが好きですか」と2択に絞って聞くのもいいでしょう。
質問に対して、相手の口数が増えたり、声のトーンが上がったり、早口になったりしたときは好反応のサインです。
話を広げるチャンスなので、見逃さないようにしましょう。
話の広げ方、深堀のコツは大きく3つあります。
1つめは連想ゲームで話を広げることです。例えば相手が大阪出身なら、そこから「たこ焼き」を連想して「大阪の人って一家に一台たこ焼き機あるって本当ですか」と広げる感じです。
2つめは「5W1H」を質問して深堀りすることです。先ほどの例なら「どこのたこ焼きがおすすめですか?」「たこ焼きには何を入れますか?」といった具合です。
最後3つめは、流れの中で自分のことも話すことです。「私はタコ焼きにチーズ入れるのが好きなんですよ」などと自分のことも話すと、会話が一方通行にならず、盛り上がりやすくなります。
スポンサードリンク
相手があまり話さないタイプの場合、「私は○○なんですが、あなたは?」という自己開示しつつの質問が有効です。
自分の好きなことを話題にできるため、話題探しに困らないメリットがあります。
さらに相手からすると、質問に答えて自分の話をするのか、質問にはあっさりと返して「私は○○なんですが」の部分質問しかえすのか選べるので、反応を返しやすくなります。
「私は和食が好きですが、山田さんは?」「私学生時代貧乏でこんな苦労したんですが、高橋さんはそういうことなかったですよね?」など、聞き方はなんでも大丈夫です。
自分のことだけ話す人は周りも離れていきますが、自分のことを話しつつ相手のことも聞いてくれる人には話しかけたくなるものです。
「荷物持ちましょうか」「探し物ですか」と声をかけて親切にしてくれる人は、どうしても好感を持ってしまいます。
ポイントは「大丈夫ですか?」ではなく、「お手伝いします」「何をすればいいですか?」と声をかけることです。
大丈夫ですかでは、どうしても相手も「大丈夫です」と答えがちだからです。
「今日は会う人全員に親切にしてみよう」、と決めてしまうのもありだと思います。
一度やってみると分かりますが、こちらが恐縮するほど感謝されて、気分が良くなり自己肯定感も上がります。
笑顔は「あなたに心を開いています」という一番わかりやすいメッセージで、相手を安心させることができます。
また早口は、相手にとっては理解が追い付かなかったり、一方的な印象を与えます。
相手に安心感を感じてもらうには、子どもや高齢者の方に話すくらい、ゆっくり、はっきり話すのがおすすめです。
笑顔でゆっくり話すだけでも、話しやすい人という印象を持ってもらいやすくなるでしょう。
挨拶にはプラス一言入れるだけで、立派なコミュニケーションになるのでおすすめです。
プラスの一言には以下の4つが使いやすいのでおすすめです。
①今日の気付き 「今日は電車が混んでましたね」「今朝ニュースで○○って言ってましたね」
②相手への気付き 「素敵な色のコートですね」「今度○○の担当になったらしいですね」
③感謝 「先日はありがとうございました」「いつも○○をありがとうございます」
④気遣い 「昨日は遅くまで残ってたんですか」「調子はいかがですか」
前に言ったことを覚えてくれて、気にかけてくれる人は、話しかけ上手で仲良くなりやすいです。
「テレビの故障は直りました?」「北海道旅行どうでした?」「柴犬のジロちゃんは元気ですか?」などと話しかけてくれる人には、「ちゃんと覚えててくれたんだ」と感動されるものです
記憶力に頼らずに、ちょっとでも気になるキーワードがあったらメモしておくことをおすすめします。
相手に声を掛けるタイミングは、立て込んでなければいつ話しかけても大丈夫なものです。
とはいえそれが分からない、という方も多いと思うので、以下の5つが特に話しかけやすいタイミングを覚えておきましょう。
①会ったとき、すれ違ったとき
②目が合ったとき
③横に座ったなど、動きがあったとき
④「話しかけないでオーラ」がない、時間の余裕がありそうなとき
⑤相手が一人でいるとき
これらのタイミングを意識すれば、相手が忙しい瞬間に声を掛けてしまうことを避けられます。
困ったことや悲しいことを伝えなくてはいけないときは、「ちょっと悲しいお知らせがあります」「あまり良くないご報告なんですけど」などと前置きを使うと相手にも心の準備ができます。
また、すぐに結論や概要を伝えてから詳細を話すことで、相手に不安を与えないようにすることも大事です。
さらに最後は「残念だったけど、○○の点は良かったです」「精一杯がんばります」「聞いてくれてありがとうございました」などと、ポジティブな言葉で締めくくると嫌な雰囲気になりにくくなります。
自分にとって人に話しかけるベストなタイミングは、自分が「話しかけよう」と思ったときです。
「話しかけよう」と思えたときは、一番心の負荷が軽い状態なので、話題もするっと出てきやすくなります。
なので、相手が取り込んでいるとき以外は、話そうと思ったらすぐ話すことを心がけましょう。
逆に相手から話しかけられたときは、多少忙しくてもきちんと応えようとする気持ちも自然に生まれます。
話しやすい人は、言葉だけでなく身振りや手振りもコミュニケーションで活用しています。
適切なジェスチャーや表情も使うことで、相手はより話やすくなります。
話しやすい人は、オープンで無理なくコミュニケーションをとることができます。
自分も相手もリラックスした状態で話すことで、お互いに心地よい雰囲気を作り出しやすくなります。
多くの人は会話において、「最近楽しいことありました?」といった具合で、会話が盛り上がりそうなテーマを見付けようとします。
そうすると、相手も中身のある話をしないと思うようになり、思ったことが言えなくなってしまいます。
このように、お互いに中身のある話をしないといけないと思い込むことで、話しにくい雰囲気が生まれてしまうのです。
一方、「この人は話しやすい」と思われる人は、どうでもいい話を積極的に織り交ぜていることが多いです。
例
あ、猫がいますね。
今日暑くないですか?
このような中身のない話は、会話のハードルを下げる効果があります。
気の置けない相手との会話を思い出していただくと、案外中身のない話で盛り上がっていることが多いものです。
会話のハードルが下がれば下がるほど、会話は盛り上がりやすくなります。
会議でも「大した発言をしない人」が必要と言われています。
そういう人がいると発言のハードルが下がり、議論が活発になったりするからです。
中身がない話を、「意図的に」「積極的に」することで、心理的に楽になり、いままで話しにくかった人とも話しやすくなります。
スポンサードリンク
話しやすい人になると、自分から話さなくても周りが話しかけてくれるようになります。
この自然と話し相手がたくさんいる状態自体が、大きなメリットです。
周りからコミュニケーションを求められることで、自然と自分に自信がつきますし、話すことに慣れて自然と話し方も洗練されていきます。
また、周りと接触する回数が増えることで、人間関係が良好になっていきます。
このように話しやすい人になるだけで、自然と話が上手になり、良好な人間関係が築ける好循環が生まれるということが最大のメリットといえます。
楽しく話ができる人と一緒にいたいと思うのは誰しも考えることで、気軽に話せることはモテる条件の大事な一つです。
時間を一緒に過ごしたいと思う人は、やはり会話が楽しく続けられる人となりますので、話しやすい人はモテるのです。
どれだけ頭が良くて外見が整っていても、話が通じない人、会話が成り立たない人は異性からも敬遠され、避けられてしまいます。
異性からモテたいのであれば、話がしやすい人になることがとても大事です。
会話を上手に盛り上げて楽しく続けられる人は、多くの人から親しまれるだけではなく、異性からも一緒にいたいと思われるようにもなります。
スポンサードリンク
スポンサードリンク