反応の薄さを直したい人必見!冷たい印象を与えないリアクションのコツ

反応の薄さ、リアクションの薄さは悪気がなくても相手に冷たい印象を与えてしまいます。
普段落ち着いてみられる人ほど、そのように言われてしまいがちで、反応の薄さを直したいと思っている方も多いです。
こちらではそんな相手から冷たいと思われないような話し方、リアクションのコツをご紹介します。

 

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質問にはプラス一言で返す


例えば「土日はどこか行きました?」と質問したときの返事が

 

「いえ、一日家にいました」

「いえ、一日家にいました。最近ハマっている海外ドラマを一気見してました」

 

では言うまでもなく後者の方が、話が広がりやすいと思います。

前者の答えでは、「そうなんですね…」で折角の会話が終わってしまいかねませんが、後者ならすぐに「なんてドラマですか?」という反応ができるからです。

 

また話をぶつ切りにされてる「また次の質問をどうしよう」と焦りますし、「この人は話す気がないんだな」と思ったら話しかけてくれなくなってしまいます。
そもそも相手に何か質問をしたときに、相手の反応が淡泊だとがっかりするのではないでしょうか。

 

そんな気持ちを質問してくれた人に味わわせないよう、質問に答えるときはプラスの一言を意識しましょう。

 

具体的には質問には「いいえ、一日家にいました。」だけでなく「最近ダラダラ過ごしすぎて体重が増えてきたんですよ」とか「10時間寝ると月曜日の体調が全然違いますね!」といった具合に、一言をプラスするだけで質問した人も「話しかけて良かった」と心が温かくなります。

さらに、質問した側はプラスされた一言に反応するだけでいいので、会話が楽に広がります。
返事に一言を添えることは、相手に負担をかけない気遣いとも言えます。

 

返事+一言が出来るようになると、周りから話しかけやすい人と思ってもらえるメリットもあります。

 

言葉以外でのリアクションを意識する

雑談が上手な人の特徴の一つに、リアクションを取るのが上手ということが挙げられます。
外国人が大阪の人を見て驚いたという動画YouTubeにアップされ、130万回以上も再生されたのをご存知でしょうか。
その動画とは、関西の人のリアクションの様子を写したものです。
大阪で道を歩く人に、おもちゃのピストルでバーンと打ったらどんな反応をするかという企画を録画したものでした。

 

大阪で道を歩く人に、おもちゃのピストルでバーンと打ったら、ほとんどの人が胸に両手を当て、「うっ」とうめいて、ピストルで撃たれたリアクションをしたのです。
サラリーマンのおじさんも、主婦も、女子高生も、おじいちゃんもです。

 

また『秘密のケンミンSHOW』というテレビ番組で大阪人のお笑い度を検証するため、水戸黄門の印籠を見せた結果、大阪人の9割が、その場にひれ伏したり土下座したりしていました。

 

このように、老若男女問わず、ほとんどの人が良いリアクションをとる文化は、大阪独特のものかもしれません。
大阪は商売人が多いということもあり、相手を楽しませ、自分も楽しむという文化が根づいています。
人間関係の潤滑油としてのユーモアやお笑いをとても大切にしているので、誰もが気軽にリアクションをするのだと思います。

 

とはいえ、このようなリアクションのよさは、YouTubeの再生数を伸ばしたり、テレビ番組に取り上げられたりしてるように、人を喜ばせる要素です。
いきまりオーバーリアクションをしろというわけではありません。
「何かを話しかけられたら、必ず反応する」ということ大切なのです。
話を振られたらリアクションをする。そのリアクションを受けて、また相手が言葉を返す。このやりとりが、場を盛り上げていく基本です。リアクションがなければ、話題はそのまま終わってしまいます。

 

リアクションを返すためには、体の動きも大切なので体をリラックスさせておくのも基本です。
腕組みをしながら話していたのでは、良いリアクションは生まれません。

 

自分はリアクションが遅いな、薄いリアクションしかできないなと思う人は、首をぐるぐる回したり、手をブラブラさせたりして、ちょっと体を動かしてから話すようにしてみてはいかがでしょうか。
そうすると体がほぐれます。体がほぐれると気持ちもほぐれますから、リアクションしやすくなります。

 

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相手を否定しない

雑談では、相手の話を否定するのは禁物です。
意見が違ったとしても、まずは相手の意見を受け入れて肯定するようにします。

 

たとえば、相手がある人気アイドルが好きといった話が出たときに、あなたはそのアイドルが嫌いだったり、興味がなかったりした場合、どう答えればいいでしょうか。

「○○ですか、勘違い発言が多いので、あんまり好きではありません」
「アイドルにはあんまり興味がないんですよね」

こう答えたら、そこで話題はストップしてしまいます。
話が続きませんし、相手の気分を害してしまうこともあります。

 

雑談は、相手との関係を深めるためのものなのにいきなり話を否定したら逆効果です。
相手が何を言ってもまず肯定から入るようにします。肯定と言っても嘘をつく必要はありません。

「愛嬌がありますね」
「アイドルの名前が覚えられない僕も知っているくらいですから、やはり大人気なんですね」

 

など否定的な言葉を避けて、事実を伝えるだけでいいのです。
そうすれば相手から「そうそう、歌はイマイチだけどそこが憎めないんですよ」「人気が出すぎて、昔から応援した身としてはちょっと複雑なんだけどね」といった具合で反応が出てくるので、あとら相手の話を聞くだけで雑談が成立します。

 

何も「自分も好きです」とウソをいう必要はありません。とりあえず、相手の意見を受け入れればいいのです。

 

雑談で重要なのは、頭ごなしに否定しないことです。
せっかく自分の好きなことについて話そうとしているのに、「いや、それは違う」と否定されたら、コミュニケーションは成立しません。

 

雑談はキャッチボールです。
相手から投げたボールは、ネガティブな悪送球ではなく、ポジティブに相手に真っ直ぐ返球しましょう。
雑談で自分のこだわりや意見を相手に押し付けるのは禁物です。

 

たとえ自分は反対意見でも、興味がなくても、まずは受け入れること。
あなたを受け入れているということを、示すことでお互いの距離を縮めましょう。

 

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具体的な言葉を意識して使う

雑談中は、とにかく具体的な言葉を組み込むのが効果的です。例えば「音楽は何が好き?」と聞かれた場合です。
単に 「ラップです」「ロックです」よりも
「ラップが好きで、学生時代はケツメイシにハマってました」 「ロックが好きで、やっぱり矢沢永吉は最高ですね」

 

このようにより具体的に答えてあげた方が、聞き手はリアクションしやすくなります。知っていればそれで話がはずみますし、知らなくても「それ、どういう曲?」って話が広がる可能性があります。漠然とした回答では、相手も話を掘り下げようがなくなってしまいます。

 

同じく「趣味は何?」と聞かれたときも出来るだけ具体的に答えましょう。

 

「体を動かすこと」
→「土日はジョギング」
「月に一度はフットサル」
「毎週水曜日にホットヨガ」

 

「テレビを観ること」
→「映画が好きでスターウォーズファン」
「毎週モニタリングは欠かさず観る」

 

「ゲーム好き」
→「ゼルダの伝説シリーズは全てクリアした」
「太鼓の達人が得意」

 

「食べ歩き」
→「ラーメン二郎は全店舗制覇が目標」
「赤提灯の酒居屋を歩いて飲む」

 

とにかく具体的であればするほど、ツッコミ所が生まれて雑談が盛り上がりやすくなります。

 

具体的に話をするだけで、自分では普通だと思っていたことが、相手にとっては興味深いポイントだったりと、思いがけない発見があって話が盛り上がることもあります。とにかく具体的な言葉でに話すようにしましょう。

 

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相手の話を集中して聞く

雑談中に話題がなくなると、「次は何話そう」「何を質問しよう」と焦って、話に集中できなくなってしまう人は意外と多いです。焦りは相手にも伝わるもので、「この人と話をしてると落ち着かないな」と思われしまっては、距離を縮めるどころか逆効果になってしまいます。

 

話を聞くときは、話題も質問も無理に探さず、相手の話を理解することにエネルギーを注ぐことで、そういった事態を防ぐことができます。「次は何話そう」と考えながら話を聞くとどこか上の空な感じが出て、相手はそれを敏感に感じます。具体的なコツは、話を頭の中で映像化させながら聞くとうまく行きやすいのでおすすめです。

 

例えば「学生時代は野球部のマネージャーだった」と言われたら、野球場で高校生が練習していてマネージャーが応援しているといった風景を、意識的に映像をイメージしてください。似ている漫画やドラマがあるとイメージしやすくなります。野球漫画の「タッチ」でもいいですね。そうすると自然と聞きたいことがが浮かんでくると思います。

 

「レギュラー発表のとき、伝えるときはどんな気分なの?」 「ベンチに入ってるときはどんな気持ちなの?」 と言った具合で気になることを質問すれば、どんどん話が広がっていきます。

 

話が盛り上がってきたら「やっぱりマネージャーって、部員からモテるの?」と恋愛話に発展させるなど、より深い話もできるかもしれません。「野球部員からはモテましたけど、好きな人はサッカー部でした」「じゃあサッカー部のマネージャーやりなよ!」
など笑いを交えながら話ができれば、距離は一気に縮まるはずです。
映像化させながら話を聞く。簡単なコツですが、効果は抜群です。

 

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