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雑談が上手くなりたいなら、接客業の店員さんをお手本にしてみよう

接客業から雑談スキルを学ぼう

 

接客業は、雑談力がなければ繁盛しません。よく出かけるお店など、いきつけの店を考えてみてください。話しやすいお店が多いのではないでしょうか。

 

毎月出かけるヘアサロンでは、担当者の人との雑談が苦にならないところを選ぶ人が多いと思います。いくら上手なテクニックがあっても、一言もしゃべらない仏頂面の人や、客をバカにするような態度をする人、逆にのべつまくなし喋り続ける人など、コミュニケーションがうまく取れない場合は疎遠になってしまいます。

 

クリーニング屋さんも対応する店員さんが、「これ、急ぎますか? こちらに小さなシミを見つけたので、あと1日いただければキレイにできますよ」、「もう毛布もクリーニング出すシーズンですよね。早く桜が咲けばいいですね」などほんの一言、二言話してくれる気さくなお店には、足を運びやすくなります。お惣菜屋さんなんかも、「今日は、おでんがよく味がしみていますよ」なんて勧めてくれたりしたら、じゃあそれ頂きます。「お出しをたっぷり入れておくから、鍋で温めてね」とか言ってもらえれば、また行こうという気持ちになります。

 

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逆に、飲食店に行って、「こちらのオススメは何ですか?」と尋ねて、「うちは何でもオススメだよ!」と木で鼻をくくるような返事をされたら興ざめです。二度と行きたくないと思ってしまいます。

 

客商売なんですから、どのメニューに自信があったとしても、「今日は、サワラが特におすすめですよ」、「日本酒に合わせるなら、こちらの刺身盛りを是非!」、「ちょっと変わったところで、いかのこのわた和えなんて、酒の肴にぴったりですよ」などなど、お店の人が言葉で語る。接客業ではこれが、とても大切です。

 

「この一夜干し、私が釣ってきて昨日干したものなんですよ」などと答えてくれたら、「釣りが趣味なんですか?」、「それは美味しそうですね、それに合う日本酒も教えてもらえますか?」などと、話が弾んで出される料理がよりいっそう美味しく感じられます。

 

そしてこのような客とのやり取りが上手な人は、相手を見て話題を変えています。女性客なら女性が喜びそうな話題、年配の男性ならその人に合いそうな料理を進めたり……。こういう人が、接客のプロなのだと思います。

 

どんなに一流の味でも接客態度が悪ければ、“いきつけの店”にしたいとは思いません。タマにならいいけどね……と、思う程度ではないでしょうか。

 

ヘアサロン、クリーニング店、惣菜店、飲食店などにかぎらず、すべてのサービスに同じことがいえます。

 

気軽に話しかけることができる、相手も気軽に話してくれる、そしてプロの情報を持っていて適切なアドバイスをしてくれる。そのような人と、肩のこらない雑談をするのはとても楽しいものです。そういうお店を贔屓にしようと思うのが人情です。

 

飲食店やサービス業、小売店など客商売の人の雑談を参考にしてみましょう。接客のプロから雑談スキルを学んだり、接客がまずい人を反面教師にしたり、さまざまな気付きがあります。

 

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