スピーチはエピソードがあると面白い|結婚式、異動の挨拶など

スピーチにはエピソードを入れる

具体的なエピソードを組み込められれば、それだけでスピーチは格段に面白くなります。
結婚式のスピーチで友人の良さを伝えるときに「優しい」「人望がある」とか言って終わりにしてしまう方がいますが、スピーチを面白くするにはさらに具体的なエピソードを紹介しましょう。
優しさを紹介したいなら「子犬を助けるために川に飛び込んだ」、人望があることを紹介したいなら「人望がありすぎて男女両方から告白された」といった具合です。
エピソードを入れるだけで、簡単に格段に面白いスピーチが出来上がります。

 

スピーチの例文

皆が具体的なストーリー大好きです。
逆に抽象的な話だけでは、聞き手はイメージしか伝わらず、ポカンとしてしまいます。

 

例えばスピーチを考えるときは、次のような手順がおすすめです。

 

1.相手の長所を挙げる
「優しい」「人気者」「行動力がある」「努力家」などですね。

 

2.長所を表す具体的なエピソードを考える
どういった出来ごとがあって、その長所があると思ったのか。
具体的なエピソードを思い出します。

 

3.締めの言葉を考える。
長所から自然と繋げられる、締めの言葉がベストです。

 

結婚式スピーチ例文

私が以前付き合っていた彼女に振られたときに、一晩中励ましてくれましたのが新郎くんです。
いつまでも落ち込む私に、彼は自分の首に巻いているネクタイをシュッと外し、「これは大事にしている良いネクタイだけど、あげる。だから元気を出せ」と励ましてくれました。

 

今日私が巻いているのはそのネクタイです。
困っているときに側にいてくれる優しい新郎君です。
新婦さんがピンチのときも必ず支えてくれるでしょう。
幸せになってください。

 

事業・異動スピーチの例文

エピソードは会社の飲み会などで、急にスピーチを振られた場合でも有効です。
なんでも良いので、その日の主題に関する、自分が一番覚えているエピソードを話すだけで印象深いスピーチになります。

 

プロジェクトの打ち上げでの例文

「課長が日々やつれていくのも見て、このプロジェクトは大丈夫なんだろうかと不安に思っていましたが、も最後はみなさんの力で無事プロジェクトも成功したと思っています」

 

異動の挨拶での例文

「今回異動されてしまう田中さんは誰よりも早く来ていて、なぜそんなに早起き出来るのか、疑問に思っていましたが今日まで聞けませんでしたが、異動先でもご活躍を祈っています」

 

今回異動してきた○○と申します。
以前の職場は医療と介護の現場で日々トラブル続きでした。おかげで心臓に毛が生えたので、この職場でも経験を活かして皆様のお役に立てるように頑張りたいと思います。

 

このような、その人となりが出る簡単なエピソードを話したうえで、最後は無難にしめる。
これだけで簡単に締まったスピーチになるはずです。
スピーチのコツは「エピソード&まとめ」をコンパクトに組み込むことです。

 

 

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