ねぎらいの言葉をかければ、お互いに優しい気持ちになれる
少し難しい会話のテクニックですが、相手をねぎらう言葉はとても強力です。
相手の目線に立って考えなくてはいけないので、深い洞察が必要になりますが、効果は折り紙つきです。
例えば、
雨の日に待ち合わせをしたら、「濡れたでしょう」「服やカバンは大丈夫でしたか?」
暑い日には「暑かったでしょう」、寒い日には「寒かったでしょう」これだけでも十分です。
ねぎらいの言葉に相手は優しい気持ちになり、あなたのことを「話しやすい人だな」と感じるはずです。
そしてお互いに良い雰囲気で会話をはじめられます。
「○○だったでしょう」と相手に目線でいうのがポイントです。
「暑いですね」「寒いですね」では自分の感想になってしまいます。
ねぎらいの言葉は職場でも重宝するフレーズです。
上司に「課長も私たちにストレスをお感じになることもおありでしょう」「私たちより課長のほうがご苦労が多いでしょう」
部下や後輩に「不満もあるだろうね」「雰囲気が思っていたのと違うなんてこともあるだろうね」
これだけで「私のことをわかってくれているのだ」と感じて、不満やストレスが減ったりするから面白いものです。
相手の気持ちを分かろうとするだけで半分はゴールです。
分かろうとする気持ちだけでも相手には伝わるもの。
ねぎらいの言葉が持つパワーを是非感じてください。