異性との雑談のコツは、知らないことはその場で聞くこと

親しい友達との会話では、雑談で盛り上がることができても、よく知らない人との雑談は難しいと感じている人も多いのではないでしょうか。

 

特に、それほど親しくない異性と雑談で盛り上がるのはなかなか大変です。

 

男性同士なら野球やサッカー、ゴルフ、麻雀など共通項があるので、それらを元に話していけば盛り上がるでしょう。女性同士の場合でもファッションやコスメ、ジャニーズ、スイーツなど共通項があります。

 

しかし、男性が女性に対して野球について話しても、多くの女性が野球に対して興味を持っていません。逆に女性が男性にメイクやコスメの話をしても、男性にとってはチンプンカンプンなのではないでしょうか。このような状況で雑談を盛り上げていくのは難しいですね。

 

女子は男性に比べて雑談やコミュニケーションのスキルが高い人が多いですから、相手の話に合わせようとしてくれるでしょうが、男子の場合はどうでしょうか。ネイルアートについての話題が出たら、うまく話を合わせられるでしょうか。なかなか厳しいものがあるのではないでしょうか。よほどの人でないと、ネイルアートで雑談を盛り上げるのは難しいと思います。

 

このことからもわかるように、自分が興味のあることだけを話題にしていたのでは、雑談は盛り上がりません。

 

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雑談で褒めることも、相手の意見を肯定することも、相手に話してもらうために質問をするのも、「あなたを尊重していますよ」というメッセージを伝えるためでした。

 

相手に話してもらうための質問が大切だと説明しましたが、自分の興味のあることを話すのではなく、相手が興味を持っていることを話してもらうよう誘導するのが、雑談の極意です。

 

顔見知り程度で相手の趣味も好みも知らないという人と一緒になったときに、気詰まりにならないように話すのが雑談です。相手がどんな話題に興味をもっているのか、まったくわからない手探り状態で雑談を始めるケースがほとんどです。

 

このような状況で、相手が自分の守備範囲とはまったく異なる話題を振ってきたら、どうすればいいでしょうか。簡単です。「それって何ですか?」と質問することです。

 

たとえば女の子が「爪をきれいにしたいから、毎日エメリーボードで磨いてるの」と話したら、「エメリーボードって何?」、「エメリーボードっていう板で爪を磨くの?」、「どういうこと? 教えて」などと、尋ねてみましょう。そうすれば、「えー、知らないの?」などと口で言ったとしても、内心では喜んで教えてくれます。そうすれば、相手に主導権を与えることになりますから、話が弾んで自分の守備範囲とまったく異なる話題でも、仲良く盛り上がることができます。

 

どんな話題でも慌てたり、身構えたりする必要はありません。相手から会話のボールが投げかけられたら、しっかりと受け止めて、「返事」という形で返球すればいいのです。

 

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