複数人での会話のコツ|みんなで話せる話題の選び方

プライベートでも仕事でも、複数人と話す機会は多くあります。
二人で話すときは平気でも、三人以上になると急に話すことができなくなってしまうという方も多いですね。
複数人で会話するときは、どんな話題を選べばいいのか、誰と話すべきなのか、三人以上で話すときのコツをご紹介します。

 

みんなが話せる話題を振る

複数人と会話するときは、なるべくみんなが分かる話題を選ぶようにしましょう。
プライベートなら共通の趣味、知人、みんなで行った旅行の話。
ビジネスなら天気や、通勤経路など、無難な話題から入り、徐々に相手の会社の近況など話題に広げていくといいでしょう。

 

複数人で話すケースでよくあるのは、知り合いもいるけど、良く知らない人もいるケースです。
こういう場合でも、できるだけ良く知らない人へ気を遣って、無難な話題を振っていくようにしましょう。
知り合いと話す方が気が楽だからこそ、そういった気遣いが好印象になります。
ただしビジネスのケースですが、その知り合いが、良く知らない人の上司にあたる場合は、知り合い中心に話題を振った方が話がよく回ります。

 

キーマンを中心に話す

複数人いる中に、中心人物、いわゆるキーマンがいるような場合。
例えば、Aさん、Bさん、あなたの三人で話す場合で、Aさんが課長で、Bさんが部下だとします。
この場合、キーマンは上司の課長Aさんになります。

 

こういうシーンで会話をするときは、キーマンのAさんを中心に話題を振ると会話が上手く回ります。
ただしやりすぎると、キーマンに気を遣わせてしまうこともあるので、時折部下のBさんにも目線を向けて話すようにしましょう。
割合でいえば、Aさんが7なら、Bさんは3くらいがちょうどいい塩梅です。

 

話好きな人、そうでない人を見分ける

複数人で会話するときは、基本みんなで話せる話題を振って、キーマンがいる場合はその人中心に話を振る。
これが基本ですが、さらにもう一つ会話を上手く盛り上げるコツがあります。

 

それが、「話好きな人」「聞く方が好きな人」を見分けて、話を振る具合を調整することです。
例えば先ほどのキーマンであるA課長が、話すより聞くのが好きという場合は、7対3の割合を減らして5対5、4対6といい具合に調整して減らしていきます。
話すのがあまり好きでない人に無理やり話題を振ると、逆に場の空気が悪くなってしまうこともあるからです。

 

話したい人、聞きたい人は、態度や性格が見分ける目安になるので覚えておいてください。

 

話したい人

高圧的、威圧的な話し方をする人
腕を組んで話を聞いている人
よく笑い、ノリがいい人

 

聞きたい人

おだやかな人
落ち着いている人
反応が弱い人
会話に乗ってこない人
目を合わせない人

 

実際には話を振ったときのリアクション、話し方で見分ける方が精度は高いですが、上記のような要素が参考になります。
複数人で話すときは、個人個人の性格を把握したうえで話題を調整できると上手く行きます。

 

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