仕事中の雑談には「ながら雑談」がオススメ

ながら雑談のすすめ

 

会社にもさまざまな社風があり、会社によって職場の雰囲気は千差万別です。営業などで、他の会社に出かけることが多い人は、そのように感じているのではないでしょうか。

 

ジョークを飛ばしながら仕事をしている活気のある職場もあれば、シーンと水を打ったように静かな職場もあります。

 

一昔前には「私語厳禁」の貼り紙が貼ってある会社もありました。仕事なんだから真面目にしなさい、ということですね。しかし、何も私語を謹んで作業をすることだけが、真面目に仕事をするわけではありません。同僚とちょっとしたやり取りをしながら仕事をするほうが、気分転換ができて仕事が捗ることもあります。

 

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また会議などでも、笑い声一つ聞こえない緊迫感の高い状況では、いいアイデアはなかなか出ないのではないでしょうか。笑いの一つでも起こる、少しリラックスした雰囲気でないと、グッドアイデアは浮かんできません。アイデアを出すためのブレーンストーミングでも、ユーモアのある発言などで、なるべく場をリラックスさせてから行うのはそのためです。

 

職場の雰囲気を、中学校や高校の学校の授業の延長と考えているかのような、「しゃべるの禁止」といった状況では、働く人は息苦しくてたまらないのではないでしょうか。

 

たとえば、将棋や麻雀など他のことをしながら雑談するという光景はよくありますね。目は将棋の駒や麻雀牌を見ていますし、手も駒や牌を触っている状態で話しているときは、意外と会話が楽しいものです。

 

一方で、職場で作業をしながら話をしていると、「口を動かさずに、手を動かしなさい」などと上司に注意されることも多いものです。

 

しかし会社員は、職場にいる時間がとても長いのです。その間の職場がずっとシーンとしている状態は、人にプレッシャーを与えます。これではストレスが溜まって仕方がありません。

 

四六時中しゃべるのは問題外ですが、ときには仕事をしながら話をしてもかまわないという自由な雰囲気の職場の方が、社員のモチベーションが上がるのではないでしょうか。

 

ただ、私語をせずに集中しなければできない仕事もたくさんあります。このような場合は、雑談をしているどころではありません。しかし、すべての仕事が私語厳禁というほど真剣なものではないはずです。

 

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例えば、ルーチンワークになりやすい手作業が必要な仕事などの場合です。封筒に書類を入れる、資料をファイリングする、書類をコピーする、まとめた書類をホッチキスで止めるなど、慣れれば何も考えずに手を動かすだけでできる作業も多いのではないでしょうか。このような単調な仕事は、飽きてしまうものです。

 

しかし誰かと雑談しながらだと飽きることもなく、却って仕事がはかどることも多いのではないでしょうか。

 

これを逆にいえば、将棋や麻雀などと同様に、何か手を動かしていると、会話しやすいといえるのです。

 

すべての意識を会話に集中するのではなく、作業にも意識を取られていますから、気軽に意味のないことを話しやすい雰囲気になっています。作業中はそちらに視線をやっていますから、相手の目を見て話す必要もありません。

 

このような状況は、かなりリラックスして話せる状況です。会話では緊張してしまうという人でも、話しやすいのではないでしょうか。

 

作業を行っている間の、ちょっとした暇つぶしや気分転換としての話ですから、とりとめない内容になります。話題をがんばって考えなくても、「この書類の会議、明日何時から?」、「その封筒、今日中にポストに出すの?」など、思ったことを適当に話していればすみます。

 

もし、会話が途切れたら、そのときはひたすら作業をすればいいわけです。このような場では「何か話題を探さなければ」と緊張する必要はありません。

 

このながら雑談は、話し下手の人にとって、絶好の雑談の場といえるでしょう。

 

人と話すと緊張するという人は、このような手作業を進んで引き受けることをおすすめします。そしてコピー室でのコピー作業、会議室を使っての書類整理など、同じような手作業をしている人と「ながら雑談」なチャレンジしてみましょう。

 

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